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Apple Design Awards 2012表彰アプリを紹介



今年もアップルが優秀なアプリを表彰する「Apple Design Awards 2012」が発表された。
表彰されたのはiPhone部門、iPad部門、Mac部門、学生部門の4部門に分けて計11アプリ。
Retina対応のMacbook Proや、イマイチ面白みのないiOS6の発表など、全体的にガッカリ感があったアップルの祭典「WWDC 2012」だが、アプリはどうだろうか…?
iPhone部門
Jetpack Joyride

ss2
ひたすらにコインを集めながら飛んでいくラン系ゲームの一種。
スムーズな動作に、派手な演出、お手軽な内容でUSで一躍大人気になったゲーム。
有料ゲームを無料にすることでダウンロード数を一気に増やせる、というビジネスモデルを打ち立てたことでも有名。
無料としては高いクオリティなので、試してみて損はない1本。

スワンピーのお風呂パニック!

ss3
土を削り、ワニのスワンピーに水を届ける物理パズル。
水の動きのシミュレーションがわかりやすくも納得のクオリティ。
適度な難易度と、スワンピーの可愛さで好きなく作られた1作。
体験版のスワンピーのお風呂パニック!無料を試して気に入ったら買うのもあり。

National Parks by National Geographic
 ss2
USの観光ガイド。
写真やガイドの充実ぶり、何より優れた操作性と画面の見やすさがポイント。
ただ、日本人が活用することは少ないと思われる。


iPad部門
DM1 - The Drum Machine
ss2
ドラムのDTM(作曲)ソフト。
残念ながら作曲できないのでノーコメント。

Bobo Explores Light
ss3
8〜10歳向けの教育アプリ。
身の回りの様々な物事を、科学的に説明してくれる。
また、トリビア的な知識も。
アプリの動きも面白く「これが日本語だったらなぁ…」と思わずにいられない。

Paper by FiftyThree
ss1
iPadを使ったらくがき帳。
スラスラ描ける快適な描き味はこのアプリ独特のもので、雰囲気も含めてiPadを持っているなら試してもらいたいソフトの1つ。


学生部門
Little Star

ss3
iPad専用の絵本。
キャラクターがカワイイだけでなく、音や動きが設定されていて子供が触って喜ぶしかけ。
ミニゲームも可愛い雰囲気で、学生の作品と思えないぐらい完成されている。
だが、英語と中国語のみ。

daWindci
ss1
指で画面をなぞることで風を起こし、気球を移動させていくアクション。
雰囲気はいいが、そんなに褒めるほどか…?
daWindci - iPhone editionは半額。


以前はiPhoneの機能を生かしたアプリが選ばれる傾向にあったが、今年は話題になったアプリ、単純に良くできているアプリを表彰してきた印象。
日本の動向をまったく反映しておらず『スワンピーのお風呂パニック!』と『Paper by FiftyThree』以外は日本で流行ったとは言いがたい。
『Jetpack Joyride』も面白いが、完全にUSの趣味なので、日本人向けかというと疑問符。
日本人から見るとあまり意味のない賞というのが明確になりつつあるので、来年からはゲームが大々的に取り上げられない限り、紹介しないかもしれない。

年末に発表される優秀アプリを国別に表彰する賞「Apple Rewind」の日本での表彰作品も日本人が選んだものとは思えない内容だし、このあたりのズレを考慮して国ごとに表彰してもらいたいところだ。


最後におまけでMac部門も紹介。

Mac部門
Deus Ex: Human Revolution - Ultimate Edition

ss2
世界中で評価の高い主観視点シューティング(FPS)。
Windowsは簡単に日本語化できるがMacは…。

LIMBO
ss3
地獄をさまようアクションアドベンチャー。
独特の雰囲気は評価が高い。

Sketch
ss5
お絵かきアプリ。
触っていないので残念ながら分からないが、評価は悪くない。