| タイトル | ミクフリック／初音ミク |
|---|---|
| ジャンル | リズムゲーム |
| 価格 | 1200円 |
| アプリ内購入 | なし |
| 日本語対応 | あり |
| 販売元：セガ | Version：1.0.0 | GameCenter：実績・ランキング | 対応機種：iPhone / iPod touch / iPad | レビュアー：トシ |
|
 フリックの練習になるだけでなくリズムゲームとして楽しめる |
| 初音ミクファンなら納得できる内容 |
 音質・画質がやや粗い |
| iPadでプレイすると泣けるぐらい動画が粗い |
「初音ミク」は音声に合わせたイメージキャラクターとして生まれたが、ニコニコ動画から人気を獲得し、現在ではgoogleのCM（上の動画）に使われるほどの知名度を誇る人気キャラクター。
PSPなどのゲーム機でも初音ミクなどのボーカロイドリズムゲームが人気を博しており、今回ついに歌に合わせて歌詞をフリック入力するリズムゲームとしてiPhoneに登場した。
初音ミクの人気曲に合わせ、左側から流れてくる歌詞のなかで白く強調されているものをフリックで入力していくだけ。
タイミングが合っていれば左側のネギ型マイクゲージが上昇、ミスするとゲージが減っていき、ゲージが残ったまま曲が終わればステージクリアとなる。
が、ゲージの減り具合が遅いので余程のことがなければ最後まで曲を楽しんでいけるようになっている。
操作はフリックだけに入力の判定は指を話した瞬間で、押した瞬間に反応する他のリズムゲームと比べると入力に違和感があるが、リズムを取りながら指を離すようにしていくと違和感なくプレイできるようになる。
難易度はEASYからHARD、そしてHARDをクリアしないと遊べないBreak the Limitの４種類。
EASYはフリックが初めてでも遊べるぐらい入力が少なめ。
フリックができるのであればいきなりHARDでプレイするぐらいでもよいだろう。
Break the Limitではすべての歌詞を入力することになるため、基本的にはクリア不可能レベル。
ゲームセンターで最高難易度をパーフェクトクリアするようなマニア向けの難易度と考えたほうがよい。
実際にリズムゲームとして楽しめるかというと、普通のリズムゲーム程度には楽しい。
今までの初音ミク系のリズムゲームの開発者のアドバイスを受けて製作されているとのことで、プレイ感覚もフリック練習よりもリズムゲーム寄っている。
フリック練習としてもそこそこ優秀で、まったくフリック入力を使っていなかった私でも、リズムゲームとして遊んでいるだけでフリック入力が実際に早くなった。
オプションで左利き設定もあり、基本的なところは抑えている。
ただし、実際に入力するとき同じように親指で入力することを意識する必要があるのと、あくまで本格的な文章入力ではなくフリックで文字を入力する練習にしかならないことに注意。
アーケード版のPVを動画として取り込んだものをバックにゲームをプレイするので、初音ミクの見た目については（好みはあると思うが）まったく問題なし。
iPod touch 4Gでプレイしてもまったく処理落ちも見られなかった。
が、やはりシーンによっては画像が粗く感じられること、音質が「あと一歩」というのが気になるところ。
ユニバーサルアプリだが、動画はiPadで見ても同じものなので粗い動画が拡大されて目も当てられないほどなのでiPhone専用と割りきるのが吉。
モードは通常のゲームモード+ただPVを眺めるPVモードがあり、ファンアイテムとしては十分。
13曲入りで1200円と価格は高額だが、太鼓の達人も5曲パックが600円なのでぎりぎり納得できる範囲か。
単純にゲームのコストパフォーマンスとして考えると良くないが、ゲームが普通に楽しめてPVが見られ、フリック練習にもなるファンアイテムとして見ると満足行くクオリティ。
下記の収録曲リストを見てピンとくるなら買って損はない。
収録曲リスト
1.恋するボーカロイド
2.moon
3.ワールドイズマイン
4.タイムリミット
5.ファインダー
6.ぽっぴっぽー
7.メルト
8.えれくとりっく・えんじぇぅ
9.愛言葉
10.ロミオとシンデレラ
11.スターゲイザー
12.あなたの歌姫
13.初音ミクの消失
ミクフリック／初音ミクの詳細・DLはこちら(itunes)
動画
