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iOS版が1/19発売決定!ソウルキャリバーについて語る


4gamerの記事によると、武器対戦格闘ゲームの金字塔『ソウルキャリバー』が1月19日発売決定となった。
初代ソウルキャリバーとはどんなゲームか、紹介したい。
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ソウルキャリバーは魔剣ソウルエッジとそれを求める戦士たちの戦いを描いた3D対戦格闘ゲーム。
1998年に、当時としては非常に滑らかなモーションを引っさげてゲームセンターで稼動した。
最大の特徴は8way-runと呼ばれる「フィールドを自由に駆け回れる」システム。
それまでも奥、手前に移動できる格闘ゲームは存在したが、自由に駆け回れることで1段上の自由度を得た。

このゲームは各キャラクターが異なる武器を持っているので、他のゲームよりも露骨にリーチが異なる。
早いキャラは懐に潜り込むと恐ろしいラッシュが始まるし、遅いキャラはものすごいリーチが長い。
8way-runの自由移動と、リーチの差を生かした間合いの攻防が非常に熱いゲームに仕上がっていた。

コンボゲームが全盛の時代に、間合いの読み合いという渋さだったが、どれだけ体力が残っていても一回で敗北となる「リングアウト」も他の格闘ゲームより頻繁に起きる調整で、テンポの良い攻防が楽しめた。

が、その評判を不動のものとしたのは1999年に発売されたドリームキャスト版。
元々持っていたゲームの面白さに加え、当時としては破格の美しいグラフィックでファミ通・ドリームキャストマガジン・電撃Dreamcastなどのゲーム雑誌で満点を連発。
1作目のタイトルがソウルエッジ、2作目のタイトルがソウルキャリバーと変化したのに対し、ソウルキャリバー以降はソウルキャリバーIIのように「ソウルキャリバー」が看板となったことからもそのインパクトの強さが窺い知れるだろう。
実際、私自身もソウルキャリバーのためにドリームキャストを購入した。

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昨年は XBOX 向けにオープニング、ミッションモードを省いた形で移植されており、今回はその移植と思われる。
ゲームモードはアーケード、タイムアタック、サバイバル、エクストラサバイバル、練習モードの5つ。
さらにキャラクターの演舞が鑑賞できるミュージアムモードがつく。
Gamecenterに対応しているほか、「格闘ゲーム向けにチューニングされたバーチャルパッドを採用。8WAYRUNをはじめとした旧来の操作感が再現。さらにボタンレイアウトも思いのまま。」とのことで、操作が複雑な格闘ゲームをどこまで快適に操作できるようにしているかが気になるところ。

見たところ対戦モードがついていないが、XBOX版にオンライン対戦がついていなかったので今作でも省かれていると予想される。
対戦がメインのゲームで対戦ができないのは厳しいので、せめてBluetoothに対応させて欲しいところ。
後は価格次第だが、XBOX版が800MSP(1200円程度)なので、iOS版も1000円程度だろうか。
オリジナルでは全国大会予選に出る程度にはやりこんだので(つまり結構はまったけどへたっぴ)、発売次第記事にしたい。

関連サイト:
PROJECT SOUL official site