レビュー:台湾発!だけど作曲は日本人。スタイリッシュ音ゲー Cytus
- 音楽ゲーム
- 2012年01月14日

タイトル | Cytus |
---|---|
ジャンル | リズムゲーム |
価格 | 250円 |
アプリ内購入 | なし |
日本語対応 | なし |
販売元:Rayark Inc. | Version:1.0 | GameCenter:ランキング | 対応機種:iPhone / iPod touch / iPad | レビュアー:トシ |
![]() |
![]() |
![]() |
iPhoneでは『グルーヴコースター』、『jubeat』など大手メーカー以外の音ゲーがいまいちパッとしなかったが、ここに来てクオリティの高い音ゲーが出現した。
制作したRayarkは台湾のメーカーだが、作曲者には日本人も採用しており、日本語で歌っている歌も入っている。

次々と出現するリング状のマーカーと、画面上を一定の速度で動いている黒いラインが重なったタイミングでタップすると、タイミングに応じて「Perfect」「Good」「Bad」などで評価されるおなじみの仕組み。
判定は極端に甘く、かなりずれていてもPerfectの判定が出てしまうので難易度はかなり低め。

また、クリアの概念はなく、曲を終えればとりあえず次の曲が出現し、Aランク以上の評価を取るとハードモードに挑戦できるようになる。
このあたりは音ゲーマニアには不評かもしれないが、音ゲーを気楽にやりたいプレイヤーにはよさそうだ。


マーカーはタップする基本のものと、一定時間ホールドし続けるマーカー、そして、矢印の方向へ指をスライドさせていくマーカーの3種類。
種類は少ないが、譜面のメリハリはついており、十分遊べる内容になっている。

選曲はどちらかと言うと90年代終盤の音ゲーやアニソン、ゲームミュージックを引きずった雰囲気で、オタク受けな感じ。
好みが別れるところだと思うが、中二病をくすぐるイラストやオーケストラ調の曲、なんだか少し懐かしいポップスなど15曲で、クオリティも悪くない。

気になったのは音ゲーとして気持ちいい要素が少し欠けているように感じた点。
マーカータップ時にリズム音を出すことはできるが、音が安っぽいし、曲についてもプレイヤーがタップする部分を強調する気持の良い曲が欠けている気がした。
また、25コンボ(連続してGood以上をとるとコンボになる)ごとに画面に数字が表示されるが、もう少し派手な演出が欲しかったところ。
とは言え、リズム音以外は「もう少しこうして欲しかった」的なところで、問題ないレベルではある。

とは言え、十分よくできているのは間違いないので、音ゲーが好きならオススメ。
曲ごとに挿入されているイラストもスタイリッシュで、中二病を満足させてくれることもうけ合いだ。
是非、アップデートを重ねて定番ソフトの仲間入りをして欲しいと思う。
スタッフコメント
トシ:
2012/1/14まで発売記念セールで85円なので、気になる方は今のうちにどうぞ。
静止画よりも、実際の画面はかなり綺麗。
ただし、iPad初代やiPhone3GSなどでは処理落ちするのでオススメしない。
Cytusの詳細・DLはこちら(ituens)
動画
-
コメント(0)
- Tweet