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【インプレッション】ゲームロフト新作 シックスガンズ 先行体験インプレッション

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近日リリース予定のゲームロフト最新作、『シックスガンズ』をプレイしてきたのでインプレッションをお伝えしたい。
シックスガンズはゲームロフトの最新作で、西部劇風オープンワールドガンアクション。
家庭用ゲーム『Red Dead redemption』を連想させるビジュアルから、そっち系かと思われていたが実際にプレイしてみると全く違ったものになっていた。

まずはストーリーから紹介しよう。

バック・クロスホーはむやみに人を撃つことはなかった。
しかしだからといってミズーリ州の法から逃れることはできず、お尋ね者とされていた。
激化する内戦で家族が人質となることを避けるため、バックは死亡したと見せかけアリゾナの地へと移住した。
しかし災厄はバックを逃しはしなかった。太古の邪悪が目覚めていたのだ。
地獄から逃げ出したと思っていたバックの歩む道の先には別の地獄が口を開けて待っていたのだ…


そう、プレイヤーはバック・クロスホーとなり、アリゾナとオレゴンを自由に探索して各地に散らばるクエストをこなしていく。

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敵は人間だけではなく、ゾンビや異形の怪物まで様々。
オープンワールド系のゲーム(現実の世界をシミュレートした広大な空間を楽しむゲームのこと)であり、プレイヤーの思うままに世界を旅してクエストをこなすこととなる。

公式資料によればクエスト数は40を超え、馬は8種類、武器は19種類、服装もかなりの数を購入できるという。
そして、何と言ってもこのゲームは基本プレイ無料のフリーミアム。
実際にどの程度遊べるかも含めて試してきたので、お伝えしたい。

ゲームのクエストは「アイテムを取ってこい」「敵を倒せ」「馬のレースで勝て」など様々だが、前半をプレイした感じでは特に難しいものはなく、ゲーム初心者でも楽しませるようにできていると感じた。
内容は別段特別なことはなく、オーソドックスなアクションアドベンチャー系。
無難に楽しめるものだ。

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通常操作は十字キー+ボタン。
壁に隠れたり、狙って銃を撃つ射撃戦がメイン。
操作感覚としてはジャイロセンサーを使わないタイプの普通のアクションシューティング。
ジャイロ操作が少し欲しい気もしたが、自動照準が強力なのでゲームプレイ自体に問題はない。

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歩いている状態で馬ボタンをタップするといつでも馬を呼ぶことが可能。
馬上でも十字キー操作は変わらず、鐙をいれて奪取させる要素が加わる程度。
簡単な操作で楽しむことができた。

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オープンワールドの表現は同社の『ギャングスター:RIO City of Seint』はギャングスターほどすごくないが、出てくるキャラクター数が少ないせいか建物などのディティールはこちらの方が上。
ストーリーを楽しむタイプではなく、各地をぶらついてミッションをこなしていく、「世界観を楽しんで遊ぶ」という作りになっていた。

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肝心のゲームは十分遊べるクオリティ。
無料でもきっちりプレイできる…というか、「どこで課金すればいいの?」というのが序盤の感想。
体力回復アイテム・銃弾などをゲーム内で入手できるお金で購入するのだが、クエストで十分金が手に入ったので追加で課金する必要を感じなかった。

また、各クエストは1回プレイすると時間で復活するが、そもそも何度もトライするような難易度のクエストが序盤は存在しない。
同系統の課金システムである『Brother in Arms 2 Free+』と比べて難易度低め、かつゲームとして無料で楽しめる範囲が広いように感じられた。
本当にこれで儲かるのか。

後半に難易度の急上昇がなければいいのだが…。
西部劇調の雰囲気が創り上げられており、無料で体験してみて損のないゲームと感じた。
早いリリースに期待したい。

※開発版のリリースなので、すでに変わっている可能性もあるのでご了承を。