タイトル：Tactical Warrior
ジャンル：戦略シミュレーション
価格：250円
アプリ内購入：なし
日本語対応：あり(基本部分のみ、順次対応中）
Retina 対応：あり
レビュアー：トシ
販売元：James Pawliuk | Version：1.2.2 | GameCenter：実績対応 | 対応機種：iPhone / iPod touch
評価：4.0（すごく面白い）
＋短時間でサクサク遊べるステージクリア型
＋見やすくプレイしやすい。
＋キャラクターの育成が面白い
＋プレイヤーごとに独自の戦術を試すことができる。
ー日本語が完全ではない
「グラフィックが良ければゲームは面白いか」と言われると、見た目は重要だがそれだけでは面白くない。
逆にゲームの土台さえしっかりしていれば見た目がいまいちでも面白い。
そんな見た目がイマイチでもゲームが面白ければひたすらハマるゲームの見本『Tactical Warrior』を本日は紹介したい。
争いが続く島で「戦の小手」を求めて敵と戦う戦略シミュレーション。
ゲームを始めると表示されるストーリーは英語だが、ゲームをすすめる上で重要な説明についてはほとんど日本語訳されており、英語がわからなくても楽しめる。
まずはゲームの流れとともに概要を説明していこう。
ゲームを開始すると全体マップが表示され、丸い箇所を選択して攻略するステージを選択する。
続いて、ミッションの選択。
左手のミッション一覧から選択する。
すると、敵の一覧が表示されるので出撃する仲間を選択して戦闘に挑む。
敵の能力は確認できるので、内容に合わせたメンバーを選ぶのが重要。
戦闘は四角で区切られたマップで行われ、敵と味方が交互に動いていくターン制で相手を全滅させれば勝利になる。
各手番では、自軍の全てのキャラクターを移動させ、それぞれ1回だけ攻撃を行わせる事ができる。
戦闘には旗のついた建物を壊し合う陣地戦もあり、こちらはキャラクターが倒れても３ターンで復活する仕組み。
このようにミッションごとに出撃人数と敵の戦術もダイナミックに変化するので、プレイヤーの技量が試される。
ステージをクリアするとアイテム・仲間・経験値などが入り、キャラクターをレベルアップさせることができ、キャラクターの職業ごとに「攻撃」「パッシブ」というスキルがランダムに複数表示され、その中から１つだけレベルをあげられる。
基本的にはこれを繰り返し、100ものミッションを攻略していく。
このゲームの売りは何と言っても「個性豊かなユニットを、思い通りに育てていける」ことと、そのユニットたちが連携してプレイヤーの思う戦術で戦えるということ。
同じ職業でも「連続攻撃が得意で、防御力の弱いキャラに強い」「相手のスタミナにダメージを与えて大技を封じる」「防御力を強くしてダメージを受けずに倒す」など様々な方向で育てることができ、慣れてくるほどに「自分の育てた軍団の、自分だけの戦術」が実現できるのはまさに指揮官気分。
ゲームは操作しやすく、ミッションは５分程度で終わり、日本語のチュートリアルもあって分かりやすい。
ミッションは敵の個性が様々で、難易度ノーマルであればこの手のゲームをプレイしているプレイヤーが苦戦しながらもクリアできるようにうまく調整されている。
HP、スタミナ（移動や攻撃に使用）、防御力とスキルが全てでゲームのデータはシンプルだが、それだけにプレイヤーの戦術にはダイレクトに反応があり、自分の戦術で敵を圧倒したときの爽快感は「戦術シミュレーションゲームの醍醐味」と言えるほど。
見た目は悪い。
だが中身は「シンプル、短時間でできてお手軽、そして奥深い」というスマートフォン向けゲームの見本のような作り。
ファイアーエムブレムのような（キャラクターは強くないが）戦術系のゲームが好きならば間違いなくハマれるゲーム。
是非プレイしてもらいたい。
スタッフコメント
トシ：
ここしばらくレビューがなかったのはこのゲームのノーマルとハードを順番にクリアしていてやめられなかったからです。
すみません。
それぐらい止め時のないはまりゲーム。
Tactical Warrior攻略wikiもあるので、慣れてきたら参考にどうぞ。
Tactical Warriorの詳細・DLはこちら(itunes)
体験版Tactical Warrior Liteの詳細・DLはこちら(itunes)
動画
