タイトル：The Heist
ジャンル：パズル
価格：115円
ディベロッパー：tap tap tap | Version：1.0 | GameCenter：実績対応 | 対応機種：iPhone/iPod touch
The Heistの詳細・DLはこちら(itunes)
トシの評価：3.0(面白い)
＋適度な難易度の4種類のパズル
＋独特の演出
－パズルによっては操作性に難有り
－１つ１つのパズルは深くはない。
4種類のパズルをとき、金庫を破るという設定のパズルゲーム。
ついにAngry Birds超え。米国で大人気のゲーム「The Heist」は1秒間に1本超の驚くべきダウンロード数という記事が出るほど米国でヒット。
プレイしてみると4種類のパズルは数独・倉庫番などの定番ゲームだけだが、難しすぎない難易度と、金庫を破っていく際の独特の演出が良い。
最後に金庫を開けるとちょっとしたお楽しみが…。
ヘビーパズルゲーマーよりも、ライトなパズルゲーマーにおすすめしたい一作。
冒頭で述べたとおり金庫破りをモチーフにしたパズルゲームで、金庫のロック＝パズルを破ることで金庫を開けるのが目的。
ロックを破るたびに下の青いゲージが伸びていき、いっぱいになるたびにさらに奥のロック（＝難しパズル）に挑戦できるようになり、4回ゲージをいっぱいにすると金庫が破れる仕組み。
ロックを破っていくとかかってくる共犯者のソフィアからの電話。
実際に電話がかかってきているようでびっくりする。
普通のパズルなのに演出が目新しいところがアメリカで人気を博した理由の１つなのだろう。
パズルは4種類だが、どれもド定番。
こちらは「箱入り娘」という定番名前で知られたスライドパズルゲームとほぼ同じ。
ブロックを移動させ、真ん中のチップをゴールに差し込む。
ただし、ブロックは長い辺と平行にしか動かすことができない。
倉庫番。
きめられた位置（緑の点）まで全てのブロックを押して移動させるパズル。
ロジックパズル。
同じ絵柄が縦・横に１つしか存在しないように石を配置するパズル。
言ってしまえば数独の数字を絵の描かれた小石にしただけ。
スライドパズルその２。
全ての配線を結び、パズルを完成させるとクリア。
基本的にはどれも普通のパズルなのだが、配線パズルは一押し。
実はこれ、普通のスライドパズルと異なっていて完成図が示されない。
配線を見て完成図を予想する「ピース埋めパズル」を終えなければクリアできない2段構えになっており、１つのパズルで2度おいしいゲームになっている。
後半になればなるほどパズルの難易度は情報していくが、どのパズルもそれ専門のパズルゲームと比べると難易度は低めで、ちょっと頭の体操をしてクリアできるような中級レベルの問題で終わる。
気楽にやりたい人は逆にこれがちょうどいい、といったぐらい。
そして、無事金庫を開けるとご褒美が…。
これを言ってしまうと面白くないのでこれ以上言わないが、ちょっとニヤリとさせられた。
難点といえばこの手のパズルとしては60問と問題数が少ないこと、倉庫番と数独の操作に少しだけ難があるぐらい。
気軽にパズルを楽しんでみたい人にはお勧め。
