ゲームキャスト

面白いゲームを探すなら、ここ。

ゲーム目的ならAndroid時代はあと2年こない

applevsandroid
「Androidが来る!」
「来年はAnrdoidの年」
と言われ続けて2年ぐらいたつ気がするが、ことゲームにおいてはAndroidは「マシになった」程度である。
1年後は…などと言われて様子を見たり、Androidを選んでしまう(あえてこのような言い方をしよう)ている方も多いのではないか。

そこで、1度契約すると2年は替えられない携帯を、iPhoneにするべき理由を今日は説明しようと思う。
iPhoneブログだからiPhoneびいき?
いやいや、iPhoneがよりゲームハードとしていい状態だからこのブログがあるのだ。
今回はそう思っている理由を書いていく。

1.市場シェアが高いので最新ゲームはiPhoneに集まる
Flurry_iOS-Android_USportableGameShare_2010
上は調査会社によるUS市場の携帯ゲーム機シェア。
なんと、2009年はiOSのみで19%だったものが2010年にはiOSとAndroidの合算で34%へ。
(2009年のAndroidは無視できるほどの市場)
2010年はAndroidとの合算だがAndroidの貢献はかなり少ないと予測される。
Techcrunchのデータによれば、Androidマーケットの市場はAppStoreの5%であるから、Androidが携帯ゲーム機市場に閉める割合は多くても1.6%と予想される(Androidは売り上げ全体でゲームが占める割合がiOSより低いため、実際はもっと低いと思われる)。
2009年から2010年の成長率は800%以上だが、これはAndroid市場が2009年は皆無に等しかったため。
この調子で成長することはあり得ないはずだが、仮にあり得たとしても1年後もiOSの後塵を拝しているのは間違いない。

AndroidがiOSを上回る・・・米国の累計契約者数 / GameBusiness.jp
このような記事もあるが、Androidユーザーの購買力はiOS系と比べて大きく劣る。
有料Androidアプリの購入状況、Googleは不満 - ITmedia Newsで見られる通り、課金方法の不備もあるが、Androidの物価が安すぎるため「無料ですむ」というのもある。
ニュースには当分Androidに有利そうな派手な記事タイトルが並ぶが、実態は寒い状態が続くはずだ。

これは米国のことなので、最大手キャリアがiPhoneを売らない日本ではAndroidが幅を利かせてくることは考えられる。
だが、もっともすごいゲームを出してくるであろう海外メーカーや大手の日本メーカーも市場規模の大きいiOSをメインにすると考えられ、日本向け出る独自のAndroidゲームはフィーチャーフォンの移植や、簡易なものがメインになるだろう。


2.ハードウェアの多様性が邪魔をする
infinityblade03
iOSのゲームの強みは、なんと言ってもAppleがハードを強力に統制していること。
ゲーム開発のインタビューで「ハードの性能を使い切りました」などと制作者が言っていることがあるが、これがAndroidでは難しい。
Appleであれば、画面の解像度はRetinaと旧ディスプレイ、さらにがんばってもiPad。
CPUなども同じものを使用している。
その結果、Infinity Bladeのように限界までハードを酷使したゲームが出来上がるわけだ。

しかし、Androidは多種多様。
画面の解像度からCPU、何もかもが異なってくる。
ゲーマーを喜ばせる最新、限界のゲームはなかなか出てこないだろう。
現在でもまずiOSで新作が出てそれからAndroidへ移植されるという順序。
この状況は当分続くし、一部のゲームはiPhone以外では出ない状況も続くはずだ。


3.欠陥品iPhone4の時代がそろそろ終わる
上記2点だけで2年持つ理由として十分で、はっきり言ってこの予測は蛇足かもしれない。
が、今からiPhone4ホワイトモデルを買われても困るのであえて書く。
(欠陥機というのはゲームに関してで、それ以外では良い、というのもフォローしておく)

iPhone4世代はゲーム機としては優秀ではなかったと思う(それ以上にAndroidが情けなかったわけだが…)。
この世代の売りはRetinaディスプレイとバッテリーの改善だが、Retinaという超解像度のディスプレイに対して、A4チップは非力すぎた。
というのもディスプレイ解像度に比例してゲーム画像出力処理にCPUパワーを割く必要があるからだ。
Real Racing2など有名タイトルでも1人用とレースでコースのオブジェクトを調整したり、涙ぐましい努力で各メーカーはまともな画面を作ってきた。

rr2_ipad
しかしiPad2で見られる通り、A5チップはRetinaでゲームを作るに十分な性能を持っていると推測される。
今秋出ると言われているiPhone5(iPhone4S?)はiPhone3Gに対するiPhone3GSのような「やりたいことに性能がちょうどついてくる」バランスのいいハードになることが予測される。
個人的には次世代iPhoneが狙い目と思う。


4.もちろん、例外も…
imagesもちろん、例外もある。
例えばXperia Play。
これは物理コントローラーを備えた優秀なゲーム機だ。
一部のものをのぞいてアクションゲームなどは物理コントローラーが合った方がプレイしやすい。
さらに、これでプレイステーションのゲームができる。
そこに魅力をかんじるならばXperia Playはありかもしれない。
このハードなら最新ゲームができるかはともかく、十分ゲーマーを楽しませてくれる可能性がある。
iPhoneもJailbreakしなければコントローラーがないし、なによりコントローラー前提のゲームをプレイするのだからエミュレーターを使うならXperia Playが一番だ。
(自分が持っていないソフトをプレイするのは違法なので注意)

また、この記事をご存知だろうか。
リリース後2カ月で発禁になった幻のiPhoneアプリ『妄撮』がAndroidで復活! - ファミ通App
そう、Androidはアダルト系の制限がない。
現在iOSでは全年齢向けに修正された成人向けゲームが高額で売れているが、Androidへの移植が容易になってくればAndroidがエロゲー天国になることも考えられる。
馬鹿にしているのではなく、エロは強い。
成人向けを期待するのであれば、1年後には強力な成人向けゲームプラットフォームになっている可能性はある。
個人的には成人向けカテゴリがiOSにあってもいいと思うが、スマートフォン会の任天堂的ポジションを取ろうとしているAppleは評価したい。
自在にマーケットを作れるAndroidではこうはいかない。


5.じゃあ2年後は…?
正直に言うと2年後のがどうなるかわからないが、Androidについてはそこそこ予測がたつ。
まず、Androidでは様々なコントローラーを使用してゲームする環境が整う。
すでにコントローラー用の機能がGoogleから提供されているため、2年後のゲームは無線コントローラー対応がメジャーになってくることが予想される。
また、外部出力機能が強化され、エミュレーターも全盛になってくるだろう。
Androidにエミュレーターをのせ、手持ちのゲームをインストールし、TV出力してゲーム・タブレットでそのままゲーム、ということも普通にできるようになっているかもしれない。

ゲームについてはゲームロフトなどの幅広いプラットフォームを網羅するメーカーのゲームについてはiOSと同様に出る。
一部のゲームや、最先端のゲームについてはiOSにかなわないことが予想されるが、Android独自のゲームも出てくることだろう。
成人向けも普通に市場が立ち上がる。
市場が大きくなるにつれて違法マーケットのようなものも大きな問題になってくるのではないか。
だが、何にせよAndroidが掲げる「自由」に基づいた環境が花開くと思われる。

iOSについては、正直難しい。
市場はAndroidをしのいだままで、最先端のゲームは相変わらずiOS(おそらくゲーム市場としてのシェアはひっくり返らない)で出るし、ゲーマーを満足させるすごいものもiOSから出る。
それだけは確かだろう。
ゲームキャストとしてはそういったものが重要なので、相変わらずiOS重視の体勢だとは思う。

ゲーマーにとって、「あのハードはここがいい」「あっちはそれがいい」という状況は選ぶ楽しみがあるとも言えるので、両者とも成長してそれぞれに独特なものを作ってほしいとは思う。