タイトル：Caligo Chaser
ディベロッパー：Com2us
プレイ時Version：1.0.4
ジャンル：アクションRPGゲーム
価格：350円
ひたすら敵と戦う韓国産のアクションＲＰＧ。
コンボがひたすら続く爽快なアクションが楽しいものの、慣れると作業的。
基本的なシステムも、英語を読まなくてもなんとかなる親切さもいい感じなのだが…。
コンボ命！
十字キー＋攻撃ボタン２つに、５つまでのスキルで縦横無尽に戦うハック＆スラッシュなアクションＲＰＧ。
操作性は悪くはないが、十字キーにも独特の間があるダッシュ攻撃にも慣れる必要はある。
このゲームはとにかくコンボが命。
コンボとは「コンボゲージが切れる前に攻撃を当てられた数」。
コンボゲージは的に攻撃を与えることで増加するので、攻撃が当たり続けていればひたすらにコンボが繋がることになる。
なれれば1000コンボも余裕。
しかもコンボ数が増えるほどダメージボーナスがもらえるのでやたらに熱が入ってしまう。
攻撃の効果音や連続技も結構気持よく、特にスキルを組み込んで一方的に連続技を決めるのは爽快の一言。
連続攻撃を決めるのはもちろんだが、ゲージが無くなる前に体制を整えてまた連続技を決めてゲージを回復し…という流れでひたすらコンボを繋げるパターン作りも楽しい。
問答無用のシステムの数々。
このゲーム、アクションＲＰＧで面白くなりそうな要素はひと通り揃っている。
・多彩な武器防具と外見変化
・武器・防具の強化とアイテム合成
・レアアイテムをコレクション
・スキルを選んでアクションをカスタマイズ
・モンスターデータコンプリート
・上手に戦うと良いアイテムが出現
などなど。
しかも、英語表記のゲームだが英語自体は難しくない。
それどころか、街中の人々が「？」マークなどでクエスト有無を教えてくれるので英語を読む必要すらない親切設計。
クエストを受けると行き先は赤く光るので迷うこともない。
システムも定番どころを揃え、ガイドも完璧。
『世界中で売るんだから、何も読まなくても分かるようにしてやる』というメーカーの思惑が見て取れるようだ。
美味しいスープを薄めた感じ
アクション部分も単体で見ると楽しいし、システムに問題は感じないどころか良い。
だが、このゲームを万人にオススメすることはできない。
このゲームは15時間程度のプレイ時間に対して、ひたすらに装備の変化と敵のマイナーチェンジで引っ張る作業ゲーなのだ。
ゲームは「敵を倒す→街に戻る→新しいクエストを受ける→敵を倒す…」という繰り返し。
それ以外はまったくない。
スキルを選んで装備できるものの種類はそんなに多くないので、はやばや中盤からスキルは固定されてしまう。
敵パターンもすごい多くはないので攻略を何度も擦る必要はない。
キャラクターを進化させて敵を倒すのが楽しいシステムなのに、張り合いが無くなっていく残念感。
アクション部分自体は幸い楽しめるので作業ゲームを楽しめる人は問題ないが、個人的にはもっと短いプレイ時間で濃密につくって欲しかった。
別につまらないわけではないので、本当に暇つぶしをしたいならおすすめ。
長時間遊ぶには最適だ。
トシの評価(5段階)
韓国製RPGの見本のような作品。
アクション要素・アイテムコレクション・作業。
もっと短時間で終わるようにして中身を濃くしたら名作になると思うのだが。
ただ、先にも書いたとおりつまらないわけではないので、値下げしていれば試しても損はないだろう。
総合:2.5（楽しめる）
＋コンボアクションが楽しい
＋親切設計
－独特な操作感
－作業ゲーム
Caligo Chaserの詳細はこちら(iTunes)
体験版Caligo Chaser Freeの詳細はこちら(iTunes)
