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ターミネーター4: 公式ゲーム

ターミネーター04
タイトル:ターミネーター:公式ゲーム
ディベロッパー:Gameloft
プレイ時Version:1.0.7
ジャンル:サードパーソンシューター
価格:600円
ターミネーター4: 公式ゲームはこちら(itunes)
体験版ターミネーター4: 公式ゲーム 体験版はこちら(itunes)

映画、ターミネーター4の公式ゲーム。
プレイヤーはレジスタンスリーダーのジョン・コナーかマーカス・ライトを操って2018年のロサンゼルスで、スカイネットとの戦いに身を投じる。
単なるプロモーションゲームではなく、当時最高峰のグラフィックを誇ったきっちりとしたサードパーソンシューターだ。

どんなゲーム?
一本道のステージを、敵を倒しながら進んでいくサードパーソンシューター。
ターミネーターの原作を壊すことなくゲーム化しており、硬いターミネーター(殺人ロボット)を相手に、主人公は障害物に実を隠しながら少しずつ進んでいく。
ターミネーターの強さや金属っぽさの演出もきっちりしていて原作を見ている人でも許せる出来。
敵が機械なので人型ターミネーターから、小型、戦闘機ターミネーターに巨大ターミネーターまで様々なタイプの敵がおり、ゲームとしても上手く取り込んでいる。
ターミネーター03
肝心のゲームとしての作りはひたすら王道。
敵配置はトリッキーなものが少なく、手持ちの6種類の武器はハンドガン、マシンガン、ロケットランチャーなどどのゲームでも出てくるものばかり。
正攻法で攻めて来る敵に対して、正攻法で挑む真正面からの戦い。
中だるみを防ぐために、バイクや車などの乗り物ステージもあり、短いプレイ時間(3~4時間で1周可能)に出来る要素をいろいろ詰めた印象。
初心者もこの手のゲームをプレイしたことがある人もすんなり入れ、飽きる前に楽しんで終わることができる。
ターミネーター02
映画の公式ゲームということで、全体に初心者やプレイについての配慮、原作ファンへのサービスが見て取れる。
操作については以下の4種類からの選択するかなり親切な作り。
バーチャルパッド:十字キーで移動、画面ドラッグで視点移動
ダイヤルパッド:右下にダイヤルで視点移動
加速度センサー:iPhone本体を傾けることで視点変更(傾きセンサーの感度も変えられる)。
加速度センサーリバース:加速度センサーと同じだが、上下が逆になっている。
また、難易度も3通りあるがイージーはかなり簡単、ノーマルでもゲームが好きな人ならすぐクリアできる。
エキスパートではプレイヤーがターミネーターを操作する(ストーリーは変わらないが動きも武器違うのでゲーム性が変わる)と言うファンサービスも。
ターミネーター07
すごい名作というわけではないが、誰がやっても楽しんでできるゲーム。
入門用としてはかなりおすすめできるので、この手のゲームの初心者なら安くなったときに落としても良いだろう。


トシの評価(5段階)
出た当初1200円だったが、当時は最高峰のグラフィックでインパクトは大きかった。
今でもグラフィックは結構綺麗な方になるだろう。
敵がロボットということでゲームのプレイ印象はだいぶ変わるが、Gameloftの他のゲームで言うとブラザーインアームズが非常に近い。
はっきり言ってその見た目と敵を変えた感じ。
ターミネーターファンか、この手のゲームをやってみたいという方はどうぞ。
なお、同社のブラザーインアームズをプレイしたことがある方は、システムがそのままで敵がターミネーターになったと想像するとわかりやすい。

総合2.5(楽しめる)
+原作を尊重したゲーム
+豊富な敵
+良好なグラフィック
-短い
-最終ステージ付近のドアをくぐるのが当たり判定のおかげで困難