タイトル：ギャングスター: West Coast Hustle
ディベロッパー：Gameloft
プレイ時Version：1.3.6
ジャンル：クライムアクション
価格：600円
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Grand Theft Autoシリーズをまねて作られたgameloftのGrand Theft Auto。
ギャングの手先として様々な犯罪行為の手助けを行うクライムアクションだが、広い町で自由に動き回るアクションゲームとしての色合いが強い。
通行人をひいて警察に追われたり、車を盗んだりとやりたい放題だ。
どんなゲーム？
広い街を舞台にギャングの手先として活躍するクライムアクション。
車で人を送り届けたり、対立するギャングを消しに行ったりと内容はほとんどが犯罪。
脱獄し、犯罪組織の後ろ盾が必要な主人公と相棒の話を軸にストーリーが展開する、この手のゲームとしては王道の話だ。
このゲーム最大の特徴は街が広く、車を好きにかっ飛ばしながら自由に動けること。
通行人をひいたり、殴り倒してみたり。
ギャングのボスからミッションを受けてもいいし、レースをしてもいい。
犯罪を犯しすぎれば警察に追われるが、追ってきたパトカーをロケットランチャーで吹き飛ばすことすらできる。
そのあたりに止まっている自動車を盗んで、それがタクシーだったりすればそのまま曲を乗せて仕事することもできる。
どの要素も奥が深いわけではないので猛烈にやり込み要素があるわけではないが、なんとなく楽しい。
この空気に馴染めればゲームは楽しいし、馴染めなければイマイチ。
そんなゲームだ。
もし、こういった雰囲気をカジュアルに楽しみたいならばそこに障害はない。
難易度は低くもないが、高いわけでもないので大抵の人がクリアできる。
街は広大だが、ミッションを受ければミニマップにマーカー、目的地ナビ機能も充実しており、広大な街で迷うこともない。
通常操作は快適だし、車の操作も３通りから選べるのであまり苦労はない。
ストーリーはちょっとした分岐もあるし、ボリュームもある。
日本語訳は自然でかなりいい。
初心者でも手に取れる、この手のゲームではかなりお勧めの一作。
トシの評価(5段階）
私は仕事でGTA3を少しだけ担当したことがあったが、大作であるにもかかわらず「犯罪ゲーム」ということ、「どの要素も底が浅い」ということでどうしても好きになれなかった。
ところが、今Gangstarをやってみると楽しめることに驚く。
人の嗜好ってのは変化するものだなぁ。
さて、先に書いたとおり「犯罪がゲームでも嫌」「ゲーム性」を強く求める方はこのゲームに向かない。
カジュアルに軽い気分で楽しみながらやるスタンスでプレイするなら、かなり面白い。
600円という値段以上の価値はあるだろう。
総合評価3.5（かなり面白い）
＋広大な街
＋分岐もあるストーリー
＋操作・ナビが非常に親切やりたい放題の街
－ゲームとはいえ犯罪を犯す
