タイトル：Crush The Castle
ディベロッパー：Armor Games Inc
プレイ時Version：1.2
ジャンル：シューティング
価格：115円
Crush the Castleの詳細はこちら(itunes)
体験版Crush the Castle Freeの詳細はこちら(itunes)
投石機で様々な弾を投げ、城を破壊して敵を全滅させるシューティングパズル。
投石機で狙い打つシューティング要素と、城の弱い部分を攻撃して行く物理パズル要素を合わせ持ったゲームで、Angry Birdと同ジャンルといえばわかりやすいだろうか。
基本的なゲームが良く出来ている上でシュールな表現が笑いを誘うハマるゲーム。
Angry Birds？いやこちらのが古い
王の命令を受けて各地の城を破壊し、立てこもる敵を全滅させる物理パズル。
敵の城を観察して弱点を探し、そこを狙い撃つ。
例えば下のスクリーンショットの城ならば、前面の壁が厚く、その後ろががら空きなので真ん中より後ろを狙う。
狙いを定めたら投石機をタップしてタイミングよく弾を発射。
うまく行けば弾が命中し、石の衝撃で城が倒れ始めている。
これを続けてステージごとに決められた弾数（少ないほど評価が高くなる）内で敵を全滅させればステージクリア。
マップ上の枠で括られた地域を攻略するたびに別の地域に攻め込めるようになる。
これがゲームの大まかな流れ。
有名ゲームAngry Birdsとゲームの基本は大差ない。
ステージの練られ方も、物理シミュレーションも納得の出来栄えでパズルゲームとしての質も劣っていないし、ゲームとしてはこちらの方が先に世に出ているので元祖と言える。
シュールな笑い
Angry Birdsが大人気な今（しかも、異常に売れたおかげで追加ステージが増えてボリュームから言えばAngry Birdsに太刀打ちできる同系統のゲームはない）、なぜこのゲームを紹介するのか。
それはこのゲームにしかない個性があるから。
城が壊れると兵士たちは血まみれになり、悲鳴を上げて死んでいく。
が、どう見ても残酷さと言うよりユーモラスさに溢れていて笑いを抑えられない。
自分の身長の半分もない高さから落ちたり、味方の兵士がよりかかってきただけで何故か死ぬ兵士。
なんて貧弱さ。
「それはないだろ！」と心のなかでツッコミを入れながらプレイしてしまう。
弾のユニークさ
さらに、弾もAngry Birdsと比べて個性的。
石を投げているうちはまだ普通。
金属を腐食するポーション、木を燃やす火炎瓶、爆発するボム、果ては重力を操るブラックホール・ポーションとかいう謎の物体まで。
ゲームとして成立しているのだが、それ以上にシュールな笑いを誘う。
笑いながら約100のステージを攻略していこう。
トシの評価(５段階)
クリア後は後半のステージで手に入れたハチャメチャな弾を好きなステージで使用できるようになるので、最初から爽快にプレイすることができるのも楽しい。
ボリュームも値段に対して十分あるし、ストイックな狙いゲームになりがちなAngry Birdsと比べて笑いながら楽しめるのもポイント。
見た目にも、ゲームとしても面白いiPhoneの定番ゲーム。
なお、PC版は無料でこちらからプレイ可能。
総合：4.0（すごい面白い）
＋物理パズルとして普通に面白い
＋シュールな笑い
＋クリア後はバランス崩壊が楽しめる
