記憶の欠落した少年が古城を探索し、奇怪な一夜を体験する物語。
ゴシックホラーRPG『Zelle -ツェレ-』が、App Store / Google Play向けに配信開始となった。
作者は美術家が描く狂喜の空間を描写し、ファンを獲得した『美術空間』のふーみんさん。
狂喜あり、不思議あり、グロあり……今作でもまた狂った世界が、美しい月夜と音楽に乗せて描かれる。もう一気にクリアしてしまったが、独特の世界、エンタメを探しているならこのゲームはおすすめだ。
本作はフリーゲームの流れをくむ日本型のインディーゲームであり、作家性の塊である。
人を選ぶかもしれないが、私はかなり気に入っている。
まず素晴らしいのは中盤までを支配するエンタメ性。
プレイヤーは悪魔が巣食う古城からの脱出を試みるが、そこには奇怪な住人達、奇妙なイベントの数々が待ち受けている。
その演出はプレイヤーの意表を突き続け、癖のあるイラストも演出によって味に昇華している。
なお、ゲームにはときおりグロテスクな演出が含まれているため、そう言ったモノが苦手ならおすすめしない。
そして、後半になると何かしらのメッセージが発信されはじめる。
正直、まだこれを読み解けていないが……これをよしとするか、そうでないかは人によって異なるかもしれない。ただ、すごみは伝わってきたので好きな部分ではある。
実際のプレイ動画はこちら。
プレイ時間はおよそ3時間。
しばらくしてから詳細な紹介も書くと思うが、音楽は良いし、前半のつかみも良いし、見た目以上に楽しめる1作となっている。
短い時間で楽し見たい方、荒ぶる若い作家性がでているゲームが好きな方にはとくに本作をおすすめしたい。
アプリリンク:
Zelle - オカルトアドベンチャー (itunes 490円 / GooglePlay 490円)



