あの感動の物語が、平凡になって登場。『FF4』のストーリーをなぞるだけのデメイクRPG『ファイナルファンタジーIV ピクセルリマスター』レビュー
- RPG
- 2021年09月30日
FINAL FANTASY IV (App Store 2,200円 / GooglePlay 2,200円 / Steam 2,200円)

あの感動の物語が、安っぽく平凡になって登場。
スクウェア・エニックスが『FF』を新たなピクセルグラフィックとサウンドでリマスターすると宣言し、スクウェアでドットキャラクターを生み出してきた渋谷員子さんがドット絵を監修、植松伸夫さんが音楽を監修した上でリリースした『ファイナルファンタジーIV ピクセルリマスター(以下、FF4PE)』は、残念ながら首をかしげる品質のゲームになってしまった。
1991年にスーパーファミコンで発売された『ファイナルファンタジーIV』は、愛憎入り交じる大人の物語と個性的な敵味方のキャラクター、そしてギミック豊富な手強いバトルなどを特徴とするRPGだった。
が、リメイク版はそれらがすべて薄くなり、平凡な何かにリメイク、グレードダウンしているから“デメイク”とされたと思えるゲームだ。
なお、ピクセルリマスターシリーズは公式ではリマスターと称されているが、バトルバランスや一部アイテムの扱いに調整が入って元のプレイ感を変えているため、本サイトではリメイクとして扱う。

あの感動の物語が、安っぽく平凡になって登場。
スクウェア・エニックスが『FF』を新たなピクセルグラフィックとサウンドでリマスターすると宣言し、スクウェアでドットキャラクターを生み出してきた渋谷員子さんがドット絵を監修、植松伸夫さんが音楽を監修した上でリリースした『ファイナルファンタジーIV ピクセルリマスター(以下、FF4PE)』は、残念ながら首をかしげる品質のゲームになってしまった。
1991年にスーパーファミコンで発売された『ファイナルファンタジーIV』は、愛憎入り交じる大人の物語と個性的な敵味方のキャラクター、そしてギミック豊富な手強いバトルなどを特徴とするRPGだった。
が、リメイク版はそれらがすべて薄くなり、平凡な何かにリメイク、グレードダウンしているから“デメイク”とされたと思えるゲームだ。
なお、ピクセルリマスターシリーズは公式ではリマスターと称されているが、バトルバランスや一部アイテムの扱いに調整が入って元のプレイ感を変えているため、本サイトではリメイクとして扱う。