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リアルだが現実感のない世界。心を打つ脱出ゲーム『The Room Three』レビュー

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神秘的な箱の謎を解き、部屋を脱出するゲームシリーズ『The Room』。
Apple Awardで2作連続で獲得した作品の3作目『The Room Three』は……そんな過去2作を凌ぐ完成度のゲームであった。
脱出ゲームが好きならばもちろん、そうでない方でもぜひプレイして欲しい1作である。

見た者を異世界に引きずり込む魔法の絵本。砂漠を歩くクジラの物語『Flewn』レビュー

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その昔、「本がデジタル化したら、音が出て、絵が動いて、なにかすごく進化するんだろうなぁ」と信じていた。
そして今、『Flewn』がその理想を実現してくれたと思っている。

『Flewn』は、タッチパネルで見せる表現を追求した絵本で、操作は指で画面をなぞるスクロール操作だけ。
指で画面をスクロールすると時間が経過し、キャラクターが動き、物語が進む。
キャラクターが動いているのでアニメのように見えるが、プレイヤーの指で物語を進めるので、主体はあくまで読者。
アニメでもなく、かといって従来の絵本でもない。新しく、そしてプレイヤーを今までになく本の世界に引きずり込む魔法の絵本だ。

本格サッカーとカジュアル奇跡の融合。スマホ向けサッカー決定版『Score! Hero』レビュー

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今、最高のスマホ向けのサッカーゲームはこの『Score! Hero』だと思う。
戦術ゲームとしてのサッカーの面白さを引き出し、『ウィニングイレブン』を遊んでいるかのような満足感を与え、かつ短時間で遊べる。
同時に、サッカーをパズルの仕組みに落とし込んでスポーツゲームが苦手なプレイヤーでも良質パズルとして楽しめる。

大ヒット作『First Touch Soccer』から、サッカーゲームを作り続けたFirst Touch Gamesの技術、意地、熱意、全てが凝縮された最高の1作だ。

剣と魔法と、血と汗と。戦場を駆けて指揮をとるファンタジー戦術アクション『Heroes & Castles 2』レビュー。

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ファンタジー世界で軍隊の指揮官となり、悪の軍勢と戦うゲーム『Heroes & Castles』が大幅にパワーアップして帰ってきた!
『Heroes and Castles 2』は、敵味方合わせて最大で100体のキャラクターが入り乱れて戦う大規模ファンタジー合戦シミュレーターだ。

防衛戦だけだった前作とは異なり、今作は人間たちが魔物の土地を攻める「侵攻戦」が加わってゲームのバリエーションが豊富に。
兵士や敵の種類、AIは大幅に進化し、戦の臨場感も大幅にアップ。
もともと面白いゲームだったが、今作は「スマホゲーマー必携」と言っていい素晴らしい1作だ。

光と影、リアリティの産む恐ろしさ。Forgotten Memories : Alternate Realitiesレビュー。

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2009年末に発表され、2015年4月23日まで実に5年間かけて作られたホラーゲーム。
それが『Forgotten Memories : Alternate Realities』である。
プレイ開始前は「何にそんな時間がかかったのか」と思っていたが、実際に遊んで見ると「5年」という時間もすぐ納得できた。
光と影の表現、物体の質感、すべてがスマホ最高峰の美しさ。
そして、その美しさが恐ろしさに昇華されている。

スマホゲーム最高峰のホラーゲームは『Forgotten Memories : Alternate Realities』である。
2015年4月26日時点ではそう言って差し支えない、そう思えるほどの1作だ。

※アプリのアップデートの伴い、再度評価しました。最新は下記をどうぞ。

デッキビルドカードゲームの面白さを1人用に再構築。『DeckDeDungeon』レビュー。

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『ドミニオン』のようなデッキビルド系カードゲームのシステムを消化し、1人用のカードRPGとして再構築したゲームが登場した。
少しずつデッキを強化する楽しさ、ほどよいランダム性で毎回展開が変わる楽しさ、思い通りのデッキが作りきれないジレンマ。

『DeckDeDungeon』には、デッキビルド系ゲームの面白さがぎっちり詰まっている。
見た目こそフリー素材を使ったRPGだが、ゲーマーなら見逃せない1作だ。

ここ5年で最高のソニック。高速アクションだけを抽出した『ソニックランナー』レビュー。

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意外と知られていないが、スマホではオリジナルの『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』が毎年出ている。

2011年『ソニック・ザ・ヘッジホッグ4 EP1』は「性能の低いスマホで驚きのアクションを見せる良作」。
2012年『ソニックジャンプ』は「出来は上々で申し分の無い仕上がり」。
2013年『ソニック・ザ・ヘッジホッグ4 EP2』は「美しい3Dグラフィックで古えの面白さを復活させた良作」。
2014年『 LINE ソニックダッシュ』は「史上最悪の不作だが品質は良く健全(なおサービスはすでに終了)」。

そして、今日紹介する『ソニックランナー』は、「ソニックファンも納得。ここ5年で最高の出来」と言える1作だ。
なんとなくボジョレー風にしてみたが、深い意味はない。

FTL: Faster Than Light レビュー - ローグライクの中毒性を持つ戦術シミュレーション。

FTL: Faster Than Light (itunes 1,000円 iPad専用)
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『FTL: Faster Than Light』は、強大な反乱軍から逃れつつ宇宙を進み、単騎で敵の母艦を叩く戦術シミュレーションだ。
宇宙のマップは毎回ランダムに生成され、戦術ゲーム版のローグライクと言っても差し支えないプレイ感覚。

「難しいけども、ゲームを知るほどに先に進めるゲームが好き」

そんな方にはぜひ、このミッションに挑んでもらいたい。

レビュー: オーシャンホーン - 見た目、そしてゲームの面白さまでゼルダ。スマホゲームはここまで来たのか。

オーシャンホーン (itunes 900円 iPhone/iPad対応)
開発:
FDG Entertainment
評価:4.0(すごく面白い)
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こまめに切り替わる多彩な音楽
鮮やかで美しいグラフイック
納得感のあるパズルと攻略が楽しいボス戦
王道ながらも先が気になるストーリー
日本語訳はいいが、単語に平仮名が多用されていて雰囲気を壊す(現在はアップデートで修正されている)
凄い!!iPhoneゲームアプリコレクション
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