ゲームアプリ版『火吹山の魔法使い』レビュー。現代に蘇るゲームブックの金字塔
- RPG
- 2021年06月09日

日本で1980年代に流行った遊べる小説本、ゲームブック。
あの『ドラゴンクエスト』シリーズですら当然のようにゲームブック化されていた、というほど流行ったなかでも金字塔と呼ばれ、ブームの火付け役となった『火吹山の魔法使い』が近代的なゲームアプリとしてリメイクされて蘇った。
名前もそのまま『火吹山の魔法使い(原作名:Warlock of Firetop Mountain)』。
冒険者になって“火吹き山“の地下迷宮に挑戦し、邪悪な魔法使いザゴール打倒を目的とする王道のダンジョンもので、今となっては古めかしい粗筋だけに「今さらプレイして楽しめるのだろうか」と不安に思いつつ触ってみたのだが……やっぱり、これは面白い。
App Store から Steam までさまざまなプラットフォームで出ているが、とくに日本語に対応している Nintendo Switch 版はかつて原作を遊んだ世代なら自信を持って勧められるし、そうでなくても楽しめる、と言うほどに良くできているので紹介していく。