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ゲーム機的なアクションを美しく洗練し、タッチ操作で設計しなおした『see/saw』レビュー。これこそ、スマホのためのアクション

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スマホでゲーム機のような『マリオ』系アクション作品を作るとき、常に操作性の問題が付きまとう。
結局、そのまま『マリオ』のようなゲームならコントローラーで遊んだほうが楽しいのは自明なのだ。だが、我々はスマホでどこでも遊べる利点を得る代わりに、この難点に目をつぶってきた。
ところが、『see/saw』にはそんな妥協がない。
美しいまでに操作をそぎ落として操作性の問題を解決し、アクションの面白さをステージギミックに落とし込み、タッチパネルで、素晴らしい操作性で、遊べるパズルプラットフォーマーを作ってしまったのだ。これはアクションゲーム好きには絶対のおすすめだ。

ロンドンのデザイン会社が作り上げた”所有欲を満たす”ミニチュアゴルフゲーム『Alphaputt』レビュー。目と耳を見たし、遊んで楽しい極上アート

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ロンドンに拠点を構えるデザイン会社、sennep から、アルファベット26文字をモチーフとしたデザインのホールを回るパットゴルフゲームが登場した。
その名は『Alphaputt』。
すべてのホールに異なるテーマがあり、まず見るだけで楽しい。さらに、異なる音とギミックがあって聞いても遊んでも、愉快な気持ちになる。
sennep の哲学「シンプルで美しく、人間の感情に訴えるデザイン」を完全に体現したデザインアプリで、完全に好みにハマってしまった。この良さを、多くの人に味わってもらいたい。

スマホで、SwitchのHD振動のように物体の触感を再現。ボールが生きているように転がる『TENKYU -転球』レビュー

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レッドオーシャンなどと言われて久しいアプリ界隈で今、1人の日本の開発者が趣味で開発したボール転がしアプリが世界的にヒットしている。
今日紹介する『TENKYU -転球』は、Android 版だけで累計1,000万ダウンロードを越え、App Store では30以上の国で1位を獲得し、検索すればパクリアプリがずらりと並ぶ。
アプリドリームを実現した大ヒットゲームである。

大雑把な動きでコンボを決めて、装備を集めて楽しいアクション『Blackmoor 2』レビュー。適当にさわれば楽しい、それ以上何を望む?

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大雑把な見た目で、動きも適当なのになぜか面白いコンボアクション。
そしてカプコンとセガを中心に、レトロゲームから持ってきたパロディ満載の演出・技・ステージギミックが楽しくてやめられない。
人気横スクロールビートアクションの新作『Blackmoor 2』がついに登場した。
販売会社は Four Fats と名を変えているが、中身は前作を作った Mooff Games が後継として設立された開発会社。つまり、同じスタッフが前作をアップグレードした最新作なので安心してプレイしてほしい。

RPGのように発見し上達するシューティング『Black Bird』レビュー

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今日は PC と Nintendo Switch 向けのシューティング『Black Bird』を紹介する。
本作は『Million Onion Hotel』など木村 祥朗さん率いる Onion Games の新作。
木村さんはスクウェアの『ロマンシング・サガ3』でマスコンバットを作ってデビューしてから、RPGやアドベンチャーを作り続けてきたゲームデザイナーなのだが、シューティングは初めて。
どんなゲームになるかと思ったが……さすがベテラン。なんと、RPGのように段階を踏んでプレイヤーが成長して遊ぶ、アーケードシューティングと異なる味の独特のゲームがそこにあった。

面白いシステムが、強欲な課金で台無しにされたRPG『少女歌劇 レヴュースタァライト -Re LIVE-』レビュー。光るものはあるので、軌道修正してほしい

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どんな舞台にも立てるという”トップスタァ”の地位を目指し、地下劇場で競う”舞台少女”たちを描いたミュージカル原作のメディアミックスプロジェクト『少女☆歌劇 レヴュースタァライト』。
そのゲーム版が『少女☆歌劇 レヴュースタァライト -Re LIVE-』である。
ゲームのつくりとしては、パーティーをひたすら強化して他のプレイヤーと対戦する『プリンセスコネクト:ReDive!(プリコネ)』系の作品が近い。
ただ、そこに独自の良い工夫が光り、同時にそれを台無しにする課金システムが同居している。

ラヴクラフトがクトゥルフの怪物を操り、電子の偉人テスラがテスラメカに乗って立ち向かうシューティング『Tesla vs Lovecraft』レビュー。やるとインフレが面白い良作奇ゲー

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迷信と科学がせめぎ合う20世紀。
偉大な電子技師二コラ・テスラは世紀の発明の発表会の夜に、科学を恐れたホラー作家 H.P.ラヴクラフトの手下に襲われる。
科学の夜明けを、オカルトに止められてはいけない。テスラは、発明品を手にクトゥルフ神話の怪物たちに立ち向かう。
科学が勝利するか、迷信が勝利するか。
それはプレイヤー次第なのだが、テスラも超発達した電子銃を撃ちながら量子テレポートで戦うので、ラヴクラフトに負けず劣らず胡散臭い。
そんなシューティングゲームが『Tesla vs Lovecraft(テスラvsラヴクラフト)』だ。

日本発、世界でヒットしたドイツゲームが日本語対応で待望のアプリ化。珠玉のパーティーゲーム『Love Letter(ラブレター)』レビュー

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「俺、姫様のことが好きになっちまった!」
お姫様に恋したプレイヤーが、協力者の助けを得てラブレターを届け、その心を射止める……なんともほのぼのしたテーマのドイツゲームが『Love Letter(ラブレター)』だ。
このゲームは、大勢で集まって遊ぶと盛り上がるパーティーゲームなのだが、アプリ版では必然的にオンライン対戦、CPU対戦で遊ぶことになり盛り上がりに欠ける。
だから評価は5としているが、今回は紙版を含めて紹介するので、最後まで記事を読んでから買うか考えてみて欲しい。

横スクロールの大冒険活劇映画アクション『Max - The Curse of Brotherhood』レビュー。端末性能の進化を活かした”今遊びたい”ゲーム

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2D横スクロールアクションのゲーム性で、3Dグラフィックを用いて冒険アクション映画のようなシーンを演出する。
PCで人気を博した『Max - The Curse of Brotherhood』が、ついにスマホにやってきた。
端末性能の向上を活かした美しいグラフィックはさすがの一言。同時に、映像の恩恵を活かしたゲーム作りがなされていて、ちょうど今、スマホで遊ぶと楽しいゲームに仕上がっていると言える。

打楽器を打って音楽を作るパズル『ELOH』レビュー。シンプル・気持ちいい・風呂場で遊ぶのにぴったりなリラクゼーションパズル

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1手1手、パズルが正解に近づくたびに音が増えていき、パズルを解いたときに軽快な音楽が完成する。
おじいちゃんの記憶を巡る旅(Old Man's Journey)』制作人による新しいリズム+パズルゲームが『ELOH』だ。
ゲームの難易度は低めだが、もうそれでいい。少し苦戦して、すぐ「なるほど!」と正しい手を見つけ、そのたびに音が気持ちよく響く。
これを楽しむための「音楽を完成させる」パズルだ。こう言ってしまうと良くないかもしれないが、リラックスしながら風呂場でやるに最適なゲームはこれだ。

温暖化で行き場のなくなったシロクマがもだえ、悲しみ、死んでゆく。人間の罪を訴える狂気の作品『氷がない...。』

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地球温暖化の影響で、21世紀半ばにはホッキョクグマの生息数は今の3分の1にまで減ってしまうだろうと言われている。
ホッキョクグマのエサが減り、餓死してしまうというのだ。
そして、そんなホッキョクグマの気持ちを知るため、ホッキョクグマもだえ、悲しみ、死んでゆく様子を眺めるゲームが『氷がない…。』である。

新しく創造された、1人用の完全なアトリエRPG『アトリエ オンライン ~ブレセイルの錬金術士~』レビュー。外伝作として本編と並べても良い出来(マルチは見なかったことに) - AD

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錬金術を教える学園の生徒になり、素材を採取してさまざまな依頼をこなして成長する錬金RPG『アトリエシリーズ』。
そのシリーズのソシャゲ版が『アトリエ オンライン ~ブレセイルの錬金術士~』だ。
正直、ゲーム開始時点では完全に「微妙ゲー」だと思っていたのだが……いざ腰を据えて遊んでみると、これまでのシリーズ作品に並べられるぐらい1人用RPGとして遊べる驚きの作品だった。
ソシャゲ的な適当なオールスター物語に逃げず、新規キャラクターを軸に据えた1作の『アトリエ』作品として世界観も物語も作り込まれている。
つまり、おすすめできるゲームだ。

マップを歩いて、探索して、ボスは苦戦して倒す。ただ面白いだけの探索アクションをスマホで遊べる『Grimvalor』レビュー

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世の中には、ただ面白いだけのゲームというモノがある。
マップが気持ちよく移動できて、探索して発見にニヤリと笑み、ボスには苦戦して楽しめる探索アクションゲーム、『Grimvalor』がそれだ。
ひたすらゲームの土台がよくできてていて楽しい。それだけだと、ゲーム機だと埋もれるかもしれないが、スマホで遊べるとなれば話はかわる。
スマホなのに、操作も含めてゲーム機のように気持ちよく遊べる、驚くべきゲームを今日は紹介する。
これは、アクションゲーム好きならみんな買っても良いとおすすめする自信の一品である。

これぞ改良版の〇×ゲーム、『クアルト(Quarto)』レビュー。幼年期に飽きるほど遊んだ『〇×ゲーム』の興奮を、大人に提供する味わい深いドイツゲーム

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2人のプレイヤーが、3×3マスの方眼に順番に○と×を書き加えていき、縦横斜め、どれか1列に同じ図柄を並べたプレヤーが勝利となる『〇×ゲーム』。誰もが子供時代にハマる対戦ゲームだが、このゲームは突然に冷める。
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▲wikipediaより引用。

というのも、これはお互いに最善を尽くすと必ず引き分けになることが小学生でもすぐわかってしまい、飽きてしまうからだ。
しかし、もしこれを最善手がわからないよう改良できたら……それは、大人でもハマる白熱のゲームになる。
今回紹介するドイツゲーム『クアルト(Quarto)』は、そんな大人のための『〇×ゲーム』である。

「え、こんな簡単だよ?」 ダークソウルを5,000時間以上も遊んだ男が作ってしまったカジュアルゲーム『アニマス - ハービンジャー』

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超難易度で名高いアクションRPG『ダークソウル』。
そのダークソウルを5,000時間以上プレイしたために難易度感覚が壊れ、自作の『ダークソウル』リスペクトゲームを「え、こんな簡単だよ?」とクリアし、パブリッシャーが目を離すと難易度を上げてしまう。
そんなる狂人集団 10Bird から、カジュアルなダークソウルリスペクト・バトルアクション『アニマス - ハービンジャー』が発売された。
スクリーンショットからしてカジュアルとは程遠い見た目なのだが、困ったことに彼らからするとカジュアルゲームに属する作品……のようだ。

ここは俺に任せろ! B級アクション映画の世界で、圧倒的な数の敵に1人で立ち向かうアクション『敵の大群』レビュー。ゾンビ、侍、マトリックス系映画までなんでもござれ

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敵は圧倒的な大勢、見方は自分は1人だけ。
そんな絶望的な映画の主人公になり、超人的な動きで敵を倒す映画アクションゲームが『敵の大群』である。
なんと直球のネーミング!しかし、遊んでみるともう病みつきの面白さ。

演目は3つ。
『最後の侍』:サムライが、カタナでニンジャの軍隊に対抗する。
『ゾンビ黙示録』:少女が、野球のバットでゾンビの群れに立ち向かう。
『選ばれし者』:倒しても蘇る無限のエージェントと戦う救世主
どこかで見たような映画の世界に入って、絶望的な状況で戦え!

簡単に深い読み合いを味わえる式神将棋『Onitama』レビュー。世界的ボードゲーム販売会社からリリースされた日本発のゲーム

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がたん、ごとん。
電車に揺られて慣れたゲーム友達(もしくは恋人)と2人のちょっとした旅行。何か遊びたいけど、せっかく相手がいるのに別々のソシャゲを遊んでいても味気ない。
そんなときにお勧めしたいのが、今回紹介するドイツゲーム(カタンなどに代表されるボードゲーム・カードゲームの総称)の『Onitama』。
適度に短くて悩み、読み違えのハプニングもおきて「ああ、間違えたっ!」と叫べる。ガチでやるより、たまのタイミングに気軽に友達と対戦したいゲームだ。

見てはいけない世界を照らすランタンを持った男が、破滅から逃げる理不尽な物語パズル『影のまどろむ場所』レビュー

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物語を夢中で読み進めているうちに、あれよあれよと予想もつかない展開に突入し、最後には狐に包まれたような気持ちになり、その物語のことがしばらく頭から離れない……。
『影のまどろむ場所』は、そんな物語パズルゲームだ。表の世界と影の世界を行き来する奇妙なパズル体験でプレイヤーを引き込む。そして、何通りにも解釈できる不思議な物語をプレイヤーにぶつけてさっと姿を消す。
不思議系の『X-FILE』とか、理不尽な大人の童話とか。それに近い物語は好きなら、本作を気に入るはずだ。

上達し、克服し、クリアする。1990年代アクションの魂をスマホに昇華したレトロ風アクション『SphereKnight』レビュー

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「スマホにはゲームらしいゲームがない」などと嘆く暇があるなら、『SphereKinght』を遊ぶといい。
"ゲームらしいゲーム"がスーパーファミコンやPS時代のアクションRPGや、アーケードのアクションを指しているなら、このゲームは間違いなくピッタリはまる。
職人のこだわりか、難易度は高めだが面白さも最高クラス。
まさか、スマホにこんな直球の骨太アクションゲームが楽しめると想像していなかった。
1990年代のカプコンスタッフを呼んできて「スマホ向けに骨太アクション作ってください」と頼んだらこんな感じになるのかもしれない。

仲間も、恋人も死んだらそれっきり。勇者だけが神の加護で蘇り、魔王の城を目指し続ける犠牲のRPG『勇者以外生き返らない』レビュー

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『勇者以外生き返らない』は、圧倒的な力を持つ魔王と戦う王道のバトルRPGである。
ただし、プレイヤー側のキャラクターで特別な存在は勇者だけ。
他のキャラクターは一般人で、どれだけ成長しても倒れれば復活しない。恋人も仲間も、勇者を置いて死んでいく。
犠牲を払って魔王と戦う先に何が見えるのか……本作は、簡素な見た目ながら捨てるにはもったいない熱いRPGだ。

また本編を遊びたくなるし、もっと本編が味わい深くなる。たった10分の見事な外伝作品『魂の架け橋 ー序章ー』レビュー。『OPUS:魂の架け橋』を遊んでいたら、絶対やるべき作品

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本編をまた遊びたくなるし、その物語がもっと味わい深くなる。『OPUS: 魂の架け橋』を遊んだプレイヤー全員に遊んで欲しい、模範的な、たった10分の外伝作品が『魂の架け橋 ー序章ー』だ。
このゲームの本編は、文明が滅びた世界でロケットを作って宇宙葬を執り行おうとする巫女のフェイに、ひねくれ者ヨハンを操作して協力するゲームという側面が強かった。
それに対して『魂の架け橋 ー序章ー』では、そんなフェイの生い立ちと、ヨハンに出会う直前の物語を語り、見事な補完がなされている。

100人が同じ館にこもって1人になるまで逃げる大規模鬼ごっこ『青鬼オンライン』レビュー。100人ってだけで楽しい可能性を見せたカジュアルゲーム

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不気味な青鬼から逃げつつ、洋館の謎を解く人気アドベンチャー『青鬼』シリーズ。
『RPGツクール』のチープな見た目ながら、そこに奇妙な“青鬼”を放り込むことで見事なホラーテイストを演出し、フリーゲームから小説、映画、漫画とマルチメディア展開されるシリーズ最新作『青鬼オンライン』の主人公は……なんと100人!
そう、100人が同じ場所に集められ、青鬼から逃げてッ!
最後の1人になるまで生き延びるサバイバルゲームだッ!
え、どこかで聞いたことがあるコンセプトだって?大丈夫、全然違うゲームだから。

箔押しの美しさだけで500万点! 漆器芸術を元にした純和風のドイツ製パズルゲーム『SHI•RO』レビュー

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日本の漆器に描く蒔絵の美しさをスマホで再現し、和太鼓を効果音としたパズルと共に古事記の物語を見ていく……純和風パズルがドイツの Topicbird から登場した。
その名も『SHI・RO』。
スマホ画面で再現される金箔・銀箔の美しさは極上で、ため息が出るほど。パズルとしても普通に楽しめるが映像を見るだけでも元が取れるドイツ職人のゲームだ。

仕事のストレス、SNS疲れで死んだ心を癒す社会人再生の物語。『Radiant One』レビュー

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社会人のストレスは世界共通で、それが海外でも日本でも変わらないようだ。
本日紹介する『Radiant One』の主人公ダニエルは、仕事の退屈に飽き、SNSでの関わり合いに疲れて果て、すべてを投げ出したいストレスを抱えながらも社会生活を営んでいる。
まさに、日本の社会人と変わらない状況だ。
本作はそんなダニエルが夢の世界で自らの心の奥底にしまっていたものと対峙し、再び現実と向き合う「社会人の心の再生の物語」である。

人類最後の1人を助けるため、鉱物生命体エイリアンに挑むSF脱出ゲーム『Returner Zhero』レビュー

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人類最後の生き残りとして、鉱物文明の宇宙船を探索するSF脱出ゲーム『リターナー 77』に外伝がやってきた。
前作の直前を描き……同時に前作のエンディングの謎を解明する物語『Returner Zhero』だ。
本作は『The Room』のように美しい3Dグラフィックを特徴とする脱出ゲームだが、鉱物文明を描くSF世界観はひと味違う。
加えて、前作で不評だった部分に徹底的に手を入れており、世界観重視の脱出ゲームとして完成度の高い作品にもなっている。

異文明の宇宙船と神秘を体感するSF脱出ゲーム『リターナー 77』レビュー。超美麗3Dグラフィックは必見

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クリスタルを基盤とする異文明の宇宙船を探索する、美麗3Dグラフィックの脱出ゲームが登場した。
デンマークのFantastic yesが開発した『リターナー 77』だ。
The Room』や『House of Da Vinchi』と同じように美しい3Dグラフィックを持つ脱出ゲームだが、鉱物系の文明を持つ異星人の文明は不可思議で、異世界に触れる他にないSF体験を得られる。
初期のレビューでは「物語が完結せず、中途半端」という事を書いたが、日本語版はアップデートで物語が完結し、快適さもグラフィックもさらに向上したおすすめの作品だ。

自作ジェットコースターが走る夢の遊園地経営ゲーム『RollerCoasterTycoon®Touch™日本語版』レビュー。経営ゲームと呼べるほどの面白さがある街づくり系ゲーム

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自分でジェットコースターを設計して製作し、それを目玉とした遊園地を経営するシミュレーションゲーム『RollerCoasterTycoon®Touch™日本語版』がついに登場した。
本作は遊園地にアトラクションやレストランなどの建物を建てて、そこから収益を得て、遊園地を拡大していく基本無料ゲームだ。
独自ジェットコースターを作る『シムシティ ビルドイット』などの街づくり・農園系ゲームシステムになっているのだが、客の導線まで考えたアトラクション配置が要求される「配置経営ゲーム」の要素が濃く、「収穫ゲー」ではなく「経営ゲーム」と呼べるほど楽しめる。

心を持つ美少女アンドロイドを開発した結果、AIが進化しすぎて悟りを開いてしまい、開発者にひたすら仏法を説いてしまう萌え(?)SF仏教ノベル『マーシフルガール』レビュー

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萌え×SFノベル×仏教。
辞典アプリ『法句経(ダンマパダ)』などの仏教アプリを手掛けるガチ仏教系開発者RhinocerosHornさんが送り出した最新作がこの『マーシフルガール』である。
とあるオタクが、特注の女子型アンドロイドに新型AIを搭載した結果、高度すぎるAIは瞬時に悟りを開いて人類に原始仏教の教えを説き始めた……。
理想の外見のアンドロイドが目の前にいるのに、説教され続けるなんて高度な説法プレイか!
と、イロモノ一直線と思いきや、遊び続けてみると仏教哲学書として楽しめて、意外にも感動できる部分もある物語だったりするからすごい。

スライムになって壁にくっつき、横から天井から攻略するアスレチック2Dアクション『スライムルーム』レビュー

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すべてのものに張り付くスライムになり、壁から、天井から、自由にゴールを目指す2Dアクション『スライムルーム』が面白い。
本作はいわゆる“2Dプラットフォーマー”と呼ばれる『スーパーマリオブラザーズ』型のアクションゲームなのだが、シンプル操作で遊びやすい。
それでいてアクションにスライムのパズル性を加えることで、ゲーム内容も手応え十分な「スマホ向けの良作」。
『スーパーマリオブラザーズ』や『スーパーミートボーイ』など、2Dプラットフォーマーと呼ばれるジャンルが好きなら必携の1作だ。

1時間で不思議と切なさを体験する一点突破の「ザ・インディーゲーム」。追憶のパズル『BestLuck』レビュー

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毎晩、私の夢には無言でどこかを指さす少女があらわれる。
彼女の示す先には異世界につながる扉があり、それを開いたとき失われた記憶がよみがえる……。
今日は、『リーグオブレジェンド』の RIOT で UI / VFX などを担当した後、『風ノ旅ビト』で知られる thatgamecompany で働く Jae H Yoo さんの個人作品『BestLuck』を紹介する。
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