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街作りと、人を育てて防衛するSLGが融合した『The Bonfire 2 Uncharted Shores』レビュー。コツコツと遊ぶのが楽しい「これでいいんだよ」なゲーム

『The Bonfire 2 Uncharted Shores』 (App Store 610円 / GooglePlay 開発中 / Steam 1,220円)
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なになに、北欧ファンタジー風の街を作ってみたい。
さらに、せっかくのファンタジーだから軍隊を組織して戦うような刺激もよっと欲しいって?
なるほど、そんな欲張りな君には『Bonefire 2』を紹介しよう。

これは過酷な地にたどり着いた冒険者たちが土地を切り開き、魔物と戦いながら街を大きくするシミュレーションRPGだ。
建物を建てて街並みを整え、戦って、また街を大きくする。
そして成長した街を見て悦に浸る。そんな遊び方ができる、

オープンワールドで面白くなったパズル『A Monster Expedition』レビュー。橋を架け、かつて栄えた人間文明のなごりを見て回ろう

A Monster's Expedition (App Store Apple Arcade / Steam 2,050円)
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かつて、人間と呼ばれる存在が地上にいた。
人間たちは非効率的で、奇妙な文明を築いていたらしく、その遺物を展示する博物館は大人気。
今日もまた、博物館には見学者がやってくる……。

本日紹介する『A Monster Expedition』は、ここ最近のパズルゲームの中でも最高の1本だ。
人間の存在を知らないモンスターが考古学的に人間文明を探る世界観が面白いし、パズルはシンプルで奥深い。
そして、最後にオープンワールドが世界観とパズルを2つを見事に結びつけ、非凡なゲームに仕立て上げている。
え、オープンワールドといえばRPGかアクションじゃないかって?
いやいや、パズルゲームだってオープンワールドで楽しくなるのだ。

一度は訪れる価値がある観光地。ジオラマを取り込んだ風景をみるゲーム『Trüberbrook(トルバーブルック)』レビュー

Trüberbrook (App Store 610円 / GooglePlay 600円 / Steam 3,090円)
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たとえその旅がどうなろうとも、トルバーブルックは訪れる価値がある場所だ──
意識してはいないだろうが、『Truberbrook(トルバーブルック)』公式のキャッチコピーは、見事にゲーム内容を表現している。
シナリオは盛り上がりに欠けるし、アドベンチャーゲームとしても使い古されたポイントクリック型(気になる場所をタッチで調べる)でしかない。
しかし、そういったマイナスを補ってあまりある風景がゲーム内に広がっている。
その風景を見るためだけに、一度行きたい観光地。
そんなゲームが『トルバーブルック』なのだ。

くたびれたドット絵で昭和を描く刑事ミステリー『和階堂真の事件簿 – 処刑人の楔』レビュー。推理を当てれば完全無料で遊べるミステリー好きをくすぐる1作

和階堂真の事件簿 - 処刑人の楔 (App Store 無料 / GooglePlay 無料)
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あれは、悲しい昭和の事件だった……。
1981年と1982年のH県K市では、2年連続で電柱につるされた首なし死体が発見された。
そして、1983年。
3度目に首のない死体が発見されたとき、本庁の警部、和階堂が事件の解決に乗り出す。

本日紹介する『和階堂真の事件簿 – 処刑人の楔』は、携帯電話も存在しない時代に泥臭い調査で事件を解決する、昭和の香りが漂う刑事物アドベンチャー。
プレイ時間はおよそ1時間程度。1冊のミステリー小説を読むように楽しめる作品だ。

開発6年、Rayark渾身の対戦RTS『ソウル・オブ・エデン』レビュー。カードゲームのような独自のプレイ感と、課金優位を覆す仕組みを持つ意欲作

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リアルタイム戦術ゲーム『クラッシュロワイヤル(クラロワ)』。
いまや『クラロワ系』とジャンルで呼ばれるほどフォロワーが多いゲームだが、たまたま似たシステムで同時期に開発されていたゲームをご存じだろうか。
今回紹介する『ソウルオブエデン(SoE)』は、『Deemo』や『Cytus』など世界的に人気のゲームを擁するRayarkが『クラロワ』リリースの1年半前から開発していたものだ。

本来2016年夏リリース予定だった本作は結局、4年以上の歳月を経て2020年8月にリリースされた。
『クラロワ』の大ヒットにより、さまざまな調整が必要になったのは想像に難くないが……待った甲斐はあった。
『SoE』は、独自性があり、短時間でハマる面白さがあり、なおかつ課金の力で勝つことはできない、Rayark渾身の対戦ゲームとして仕上がっていた。

エスをあらしめよ。ヒロイン視点で描かれる2周目の物語『ALTER EGO COMPLEX』レビュー

ALTER EGO COMPLEX (App Store 860円 / GooglePlay 860円)
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エゴをあらしめよ。
その後に、エスをあらしめよ。
自分探しタップゲーム『ALTER EGO』のスピンオフゲームが『ALTER EGO COMPLEX』は、前作を遊んでエンディングを迎えた旅人(※プレイヤーのこと)専用の完全ファン向けアプリだ。
ターゲットはヒロインのエスが好きな旅人。
それに該当しなければ、『ALTER EGO』を遊び直すか、他のゲームをやれば良い。

そんな火の玉剛速球・ファン向けゲームだ。

清涼感が残る短編『探しものは、夏ですか。』レビュー。ボクと少女、ひと夏の不思議な体験。そして決断の物語

探しものは、夏ですか。 (App Store 無料 / GooglePlay 近日)
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無気力なまま田舎に戻った大学生と少女の、ひと夏の物語。
物語も、ゲームのつくりも火の玉ストレートと言っていいド王道。
しかし、それを照れもなく、やりきっているから清々しい。

スマートフォン・ブラウザ向けのゲームを制作するスタジオ・ワンダーフォーゲルから、王道のボーイ・ミーツ・ガールノベル『探しものは、夏ですか。』がリリースされた。
本作は、ティラノゲームフェス2018にて佳作を受賞した同名ノベルに演出、エンディング分岐を足したもので、もともと好評だった作品をブラッシュアップしたものとなっている。

クラゲを操り、深海の”ヌシ”から逃げる上昇アクション『オッテクルテンタクル』レビュー。クリアまで30分~1時間、短く楽しく遊べる作品

オッテクルテンタクル (App Store 無料 iPhone向け / GooglePlay 無料)
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深海には、我々が知らない秘密がある……!
その1つが、海面へ向おうとするクラゲを捕える”ヌシ”の存在だ。
もちろん、ヌシに追われるクラゲとはプレイヤーであるあなた自身。
本日紹介する『オッテクルテンタクル』は、ヌシから逃げて海面に向かうハイスピード・クラゲアクション。
無料なのに、クリアまで気軽に楽しく遊べて、それなりの歯ごたえもある小粒な作品だ。

イエス、宇治シティ! 京都は宇治市が公金を注いで製作したバカゲー『宇治市~宇治茶と源氏物語のまち~』レビュー


昨今、ゲームを規制する県や自治体が話題になるが、ゲームを規制する自治体もあれば、活用する自治体もある。
2017年、京都の宇治市では地域プロモーションとして『宇治市~宇治茶と源氏物語のまち~』というゲーム風動画(上掲載動画)を公開して話題となった。

その後、2019年12月に「本当にゲーム化して欲しい」という声にこたえ、開発費を募るクラウドファンディングを開始。
「ふるさと納税型クラウドファンディング」という、ゲーム開発への寄付がふるさと納税の対象となる珍しい取り組みで634万1,000円を調達した。
そうして作られたのが、この『宇治市~宇治茶と源氏物語のまち~』というゲームなのだが……これが、とんだ曲者であった。

モンスターを集めて、配合して冒険に送り出すRPG『放置系ハクスラモンスターズ』レビュー。確かなハック&スラッシュRPGの熱狂がここにある

放置系ハクスラモンスターズ (itunes 無料 / GooglePlay 無料)
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スマホで人気の放置系システムに、戦ってアイテムを手に入れてどんどん強くなるハック&スラッシュRPG要素、さらに『女神転生』のようなモンスター合体システムでパーティーを強化する要素を入れ込んだ新作がやってきた。
その名も直球、『放置系ハクスラモンスターズ(スラモン)』。

昨今、放置系ゲームは基本無料のガチャゲームにも採用されていて、放置している間の冒険は工夫しようが限界が決まりきっていたり、冒険で手に入るものより課金やガチャが重要なイメージを持っている方もいるだろう。
だが、『スラモン』はそういったゲームではない。
冒険で手に入れたアイテムの強さに脳汁が出て、プレイヤーが工夫するほどに冒険の効率が上がってさらに脳汁が出る……本当のハック&スラッシュRPGだ。

市民、あなたを幸福にするのはAIの義務です。社会的統制、AI、完全監視社会を描くSFアドベンチャー『Beyond a Steel Sky』レビュー

Beyond a Steel Sky (App Store 無料 / Steam )
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「私はシステムと融合し、みんなの生活を見守り続けます」
「ジョーイ……!」
「悲しまないで、これからは私はどこにでもいるのだから」
ゲームの終わりに仲間が何か存在と融合して、世界を司るシステムが正常化してハッピーエンド。
この『Beyond a Steel Sky』は、1994年に登場したアドベンチャー『Beneath a Steel Sky』の続編であり、そんなエンディングのあとを描くゲームである。
大いなる犠牲を払って平和になって……果たして、それで世界は救われたのだろうか。

ダークソウル系の面白さ全部入り『Pascal's Wager』レビュー。世界観、物語、歯ごたえのあるアクション…やっと、スマホゲーはここにやってきた。

Pascal's Wager (App Store 860円 / GooglePlay 860円)
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やっと、スマホでも『ダークソウル』が遊べるようになった。
その昔、最先端だったアーケードゲームを家でやりたいがため、性能・操作性の異なるゲーム機向けに必死に移植が行われていた時代があった。そして、現代ではスマホでそんな挑戦が続いている。
『コールオブデューティー』をスマホで遊びたい人たちが『モダンコンバット』を遊び、『PUBG』ライクゲームを遊びたい人たちが『荒野行動』を遊ぶ(あとから『PUBG』本家も来たが)。

そして、この『Pascal's Wager(パスカルの賭け)』は、そういった試みが結実した到達点の1つで、『ダークソウル』ライクなゲームをスマホに持ってきた1つの記念碑的作品と言えるだろう。

入口に立ったら抜け出せない面白さの沼。ローグライト・デッキビルドの名作『Slay the Spire』レビュー

Slay the Spire (App Store 1,220円 / Steam 2,570円)
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ついに、あのゲームがスマホで出てしまった。
PCで爆発的な人気を得て、Nintendo Switchでは特別にIndie Worldで紹介ムービーが作られるほど特別扱いされたローグライト+デッキビルドRPG『Slay the Spire』が。
しかも、内容は他機種版と同じなのに、スマホでもちゃんと操作できる。
ハマりすぎて止まらないので、PC版をアンインストールしてまでやめたのに……。
気づいたら世界ランキングに乗るほどスマホ版を遊んでしまっていたのであった。
そう、今日はそんな『Slay the Spire』を紹介する。みんな、ハマって時間を溶かして欲しい。

まだ、終わりたくない。やさしい余韻の絵本系ゲーム『ジラフとアンニカ』レビュー

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幼いころ、絵本を読み終えるのときに感じる寂しさが好きだった。
もう少しだけ絵本の世界を見ていたい。
だけど、絵本の世界でおきた事件は解決したし、そこに出てきた人たちは私が絵本を読み終えてもきっと幸せに暮らしている。
世界を愛して、それと別れる寂しさが好きだったのかもしれない。

『ジラフとアンニカ』は、大人になった私にそんな気持ちを思い出させた。
いつもスマホゲームを紹介しているが、今回はPCで遊んだゲームが好みだったので紹介してしまう。好きな何でも紹介してOK、それが個人ブログ。

欧米人が言うところの日本的シューティングだが日本人には違和感しかない欧米縦シュー『Aces of the Luftwaffe - Squadron』レビュー

日本のゲームが衰退していると言われて久しい。
確かに世界的にはオープンワールドRPGやFPSが人気で、この分野では日本は弱く、技術的な面でもすでに遅れを取っている。
だが、筆者がどうしても欧米を信頼できないゲームジャンルがある。
"シューティング"だ。

欧米のシューティングゲームは当たり判定が大きく、敵弾を回避しきれないが、耐久力と回復力はやたら高く、ガンガン被弾しながら無理やり突き進んでいくものが少なくない。
私はこれを"欧米型ゴリ押しシューティング"と呼んでいる。

そしてまた、スマホにそんなゴリ押しシューティングが爆誕してしまった。
『Aces of the Luftwaffe - Squadron』だ。

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爆弾を産むニワトリがフライドチキン・チェーンを壊すパズルアクション『Bomb Chicken』レビュー。一見色モノ、遊ぶと軽快操作の骨太のパズルアクション

Bomb Chicken (itunes 610円 / Steam 1,500円)
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私たちは、いつも食べている食品の原料について驚くほど無知だ。
たとえば、安い・美味しいの代名詞チキン。あれほど大量の肉を、毎日途切れず大量生産できるなんておかしいと思わないだろうか?
世界で展開する青いソースで人気のBFC(ブルー・フライドチキン)なんて、世界中で1日に何万トンものチキンを使っている。
遺伝子組み換えとか、その程度の小手先の技で用意できるわけがない。
そして、『Bomb Chicken』をプレイすることで我々はついにその真実にたどり着いた。チキンは科学と魔法の融合で大量生産されていたのである。

『創世のエル ~英雄の夢の終わりに~』レビュー - 勇者よ、お前はこの腐りきった世界を救えるか!世界を救う意味を問う、王道RPGの先を描く1作

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われわれは、本当にゲーム世界を救うべきなのだろうか?
これまで多くの巨悪を倒してきた。竜王、バラモス、エクスデスにガノン……多くの戦いを経て、多くの世界を救ってきた。
しかし、本当に巨悪を倒した後の世界は幸せだったのだろうか?
なぜ、世界を救うべきだったのだろうか?
『創世のエル ~英雄の夢の終わりに~』で向き合うものは、われわれが無条件で救ってきた世界、そのものである。
RPG未経験者がやるべきゲームではない。しかし、もし君が多くのRPGを遊んできたなら、次にやるべきRPGは『創世のエル』だ。

あら、ゲーミングお嬢様なのに『薔薇と椿 ~伝説の薔薇の嫁~』をご存じない? お里が知れましてよ……お嬢様のための上品なゲーム紹介

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みなさま、ごきげんやう。
本日は名家のお嬢様たちの権力争いを描く、高貴でお上品なゲヱム『薔薇と椿 ~伝説の薔薇の嫁~』を
まさか、ゲヱムをたしなむお嬢様、ゲーミングお嬢様ともあろうものが『薔薇と椿』をご存じないとは思いませんが……。
存じなければ“わからせてやる”のがゲーミングお嬢様の務め。この記事をごらんあそばせ。

これぞ、顧客が本当に求めていたゲーム『Hero Rescue』レビュー。広告動画にしか存在しなかった幻のゲームがあなたの元へ

Hero Rescue (itunes 無料 / GooglePlay 無料)
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あの広告のゲームが、ずっと遊びたかった。
スマホでゲームをプレイしていると必然的に見る”あの広告のゲーム”。
マグマやモンスターなどが棒で区切られている部屋が表示され、棒が引き抜かれるとヒーローがモンスターに襲われて哀れに倒れる“あの広告のゲーム”。
それを再現した待望のゲームが、今回紹介する『Hero Rescue』である。

これがハードコアゲーマー向けのクッキークリッカー。動物の軍隊を指揮して戦争するインフレゲーム『ウォータートル 2』レビュー

ウォータートル 2 (itunes 無料 iPhone/iPad対応 / GooglePlay 無料)
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砲塔を装備した陸ガメに乗り、動物の軍隊を編成して戦うゲーム『War Tortoise』続編、『ウォータートル 2(War Tortoise 2)』。
本作は敵を倒すと資金が手に入り、その資金で軍隊がより大きくなり、さらに派手に戦いが始まる“放置・インフレゲーム”となっている。
この構造自体はクッキーを作ってその収益でより多くのクッキーを作る『クッキークリッカー』から発展したものだが、本作にはさらなる独自性が加わり、ゲーマー向け……ハードコア・クッキークリッカーとでも言うべき存在まで進化している。
いま、最も進化したインフレゲームを遊びたいなら、これだ。

歩きスマホした距離を競うゲーム『Double Dodgers』レビュー。スマホゲームを遊ぶ、道を歩く。 両方やらなきゃいけないのが(以下略

Double Dodgers (itunes 無料 / GooglePlay 無料)
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スマホゲームを遊ぶ、道を歩く。
両方やらなきゃいけないのがスマホゲーマーの辛いところだな。
覚悟はいいか?オレはできてる。
本日紹介する『Double Dodgers』は、歩きスマホでゲームをする少年を操作し、歩道の障害物を避けつつ、画面内のスマホゲームも攻略する“歩きスマホ攻略シミュレーター”である。

剣ではなく、ルールで殴り合え。ゲームルールを書き加え、変更して戦うローグライク・パズルRPG『Seven Scrolls』レビュー

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君の装備は剣でも鎧でもなく、このゲームのルールだ。
魔法の巻物によってゲームにルールは変わっていく。ゲームルールを自分に都合よく(簡単にはいかないが)を書き足して、ダンジョンの奥深くを目指せ。
今回紹介する『Seven Scrolls(7枚の巻物)』は、タイトルの示す通り7枚の巻物によってゲームに新しいルールを書き加えて攻略する“ゲームルールと戦うローグライク・パズル”だ。

荒廃した王国に残る騎士を集め、魔王と戦うシミュレーションRPG『アンノウンナイツ』レビュー。スマホに最適化されたダークファンタジー版『FTL』ならこれ

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最初、私に忠誠を誓ったものは優れた戦士であり、火の呪いにかかった狂人であった。

荒廃した王国を救うため、あなたに忠誠を誓う騎士団を結成して旅するダークファンタジー・シミュレーションRPG『アンノウンナイツ』が面白い。
難しいゲームなのだが、何度もプレイするうちに臨機応変な指揮、状況に合わせて騎士団を作り上げられるようになる目に見えてわかり、最終的にクリアしたときの達成感も高い。

何度も最初からやり直すゲームなので、プレイのたびにマップやイベント、仲間の騎士もランダムに変化するローグライト(『FTL』や『Slay the Spire』のようなランダムステージ要素と繰り返しのあるジャンル)要素も導入されていて、飽きずに何度も遊べる。
比較的難しいが、遊ぶほどに攻略が進む原始的な面白さも同居しており、楽しめるゲームであることも保証できる1作だ。

死んだキャラは蘇らない。ゾンビであふれた町からの脱出を目指すサバイバル・ストラテジー『Wanna Survive:ゾンビ攻略』レビュー

死んだら本当に"死亡"するシビアなゾンビサバイバル。
その一方で、親しみのあるドットグラフィックと優れたインターフェイスを持つ、ステージクリア型でターン制の戦略シミュレーションゲームが公開されています。
Wanna Survive:ゾンビ攻略』です。

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台湾の小メーカーが2019年8月にSteamで公開した作品。スマホ版の登場は2019年11月末です。
新作というわけではありませんが、歯応えと遊びやすさが同居したゲームで、思わずハマってしまったのでご紹介したいと思います。

狂気のこだわりが作る新しい体験『Song of Bloom』レビュー。僕らはこのゲームに何度も気づかされ、何度も驚く

Song of Bloom (App Store 320円 / GooglePlay 360円)
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『Song of Bloom』というゲームは、2019年12月末に登場した怪物であり“新しくも奇妙な体験”だ。
ゲームを多く遊んでいると新鮮味が薄れ、「あ、この系統のゲームは前に見たな」と思うことも多いだろう。
しかし、このゲームはスマホのために作られた新しい体験で、多くのプレイヤーにとって未知との遭遇になりえると思う。

実際、私はこのゲームが理解できず「これはゲームなのか?」と頭をひねった。
そして、内容を理解するほどに何度も発見を楽しみ、狂気の作りこみに驚き、最後には感動してしまった。
『Song of Bloom』というゲームは、2019年に登場したスマホゲームの中でも逸脱した作品で、試すべき作品だと断言できる。

自分だけのキャラを作り、プレイヤーが自由にシナリオを公開し、無限に冒険できるRPG『Legends of Covitoria』レビュー。まだ発展途上だが、短いシナリオの製作はすでに実用レベル

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プレイヤーがキャラクターを作って、背景やイラストを自由に設定でき、そのキャラクターで冒険する。
冒険するシナリオもプレイヤーが自由に作成でき、作ったキャラクターで無限に遊べる。
『Legends of Covitoria』は、そういったコンセプトのRPGだ。
サービスインしたばかりの2020年1月18日現在はシナリオが少なく、単にプレイヤーとして遊ぶならおすすめはしないが……シナリオを作りたいなら話は別だ。すでに使えるレベルのエディタが提供されており、本作は盛り上がる可能性がある。
よって、今回は自由にシナリオを作りたいプレイヤー向けにこのゲームを紹介する。

ロングランも当然の出来映え。いつでも手軽に対戦クイズアプリ『みんなで早押しクイズ』レビュー

かなり今さら感があるのですが…… 今でもヒマなとき、思い出したようにちょくちょくやっているオンライン対戦のクイズアプリがあるので、この場を借りて紹介しておこうと思います。
『みんなで早押しクイズ』です。通称「みんはや」。

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私がこのゲームを知ったのは、2019年11月11日に放送された『石橋貴明のたいむとんねる』というテレビ番組を見て。
App Storeの無料アプリランキングでたまに見かけていたので名前だけは知っていたのですが、詳しい内容はこのとき初めて知りました。
番組では40分、丸々このゲームで遊んでいました。

欧陸戦争の最新作は新作というか新シナリオ。欧陸戦争6の第一次世界大戦版『欧陸戦争6: 1914』レビュー

歴史をテーマにした硬派なターンベース戦略シミュレーションゲーム『欧陸戦争』シリーズ。
中国のメーカー「Easy Tech」が展開するスマホ定番のこのシリーズに、昨年末、最新作が登場しました。
『欧陸戦争6: 1914』です。

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『将軍の栄光』や『世界の覇者』などの派生作も含めると、今作で16作目。
ただ、シリーズのファンの方だと、タイトルを聞いてこう思ったかもしれません。
「え? 欧陸戦争6って、もう出てなかった?」

退屈な宇宙の旅に隠された真実とは。1時間で引きこんでサクッと終わる短編無料SFアドベンチャー『ETERNAL』レビュー。

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「こちらコマンダーハル。サンプル採取を開始します」
人類の文明がはるかに進んだ2102年。
とある惑星でサンプル取得ミッションを終えたハルは、史上最年少で有人惑星探査を達成した宇宙飛行士となった。
残るは、30日かけて地球に戻る退屈な旅のはずだったが……そこで、ハルは意外な事件にであう。
今日は、1時間程度で終わるSFノベルアドベンチャー『ETERNAL』を紹介する。

起動する日によって風景が変わる散策ゲーム『SEVEN DOORWAYS』レビュー。お勧めはしない、しかし異世界好きには知って欲しいアプリ

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「これはゲームと言えるのか」とか「ゲーム性がない」とか、そんな感想が出そうなゲームがたまに遊びたくなる。
この『SEVEN DOORWAYS』もそのたぐいのゲームで、単に作者が描いたいくつかのスケッチ内を散策できるようにしたもの。“そこに世界がある”だけでゴールも駆け引きもない。
これを人に勧めることはしない。が、自分の記憶にとどめるためにここに記しておく。
凄い!!iPhoneゲームアプリコレクション
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