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スマホで美しい世界を自由に旅したい!その夢を実現して散ったゲーム『Return to Castlerama』 - 32bit遺産第3回

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2010年!その年、スマホゲームは希望にあふれていた。
毎年のスマホ性能の向上に合わせてゲーム表現の幅が広がり、つぎつぎ驚きのある新作が登場していたのだ。
その中でも多くのプレイヤーにインパクトを与えたのが『Epic Citadel』だろう。『Epic Citadel』はゲームではなく狭い城下町を散策するデモだ。しかし、あまりに美しい風景が多くのプレイヤーを魅了した。
その中で最も魅せられた男たちは考えた。「美しい箱庭をもっと広く作ったらきっと楽しくなる!よし、全3部の大作を作ろう!」と。
そうして、出てきた『Return to Castlerama』(R2C)は美しく広い箱庭を備えていたのだが……まったく人気が出ないまま埋もれ、古い32bitアプリとして生涯を終えようとしている。もちろん、3部作の2作目は出なかった。

『週刊少年ジャンプ オレコレクション!』レビュー - ジャンプ50年の歴史が集結ッ!おまけの表紙作成機能が超楽しいゲーム

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週刊少年ジャンプ創刊から現在までの歴代人気作品が登場し、原作の漫画コマを取り込んだカードバトルゲームを繰り広げるアプリが登場した。
さすが、ジャンプ50年。『ドラゴンボール』や『北斗の拳』など単品でゲーム化される作品はもちろん、『珍遊記』や『忍空』のように現代において単品でのゲーム化が難しいだろう作品まで収録しており、ジャンプっ子には感涙もののゲームである。
ジャンプの歴史が作るまさかの物量作品が『週刊少年ジャンプ オレコレクション!』である。

『FRAMED 2』レビュー - パズルが良くなった結果、ゲームが迷走。コマを入れ替えて物語を変える漫画パズル第2巻

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漫画のコマを入れ替えることでストーリーの因果関係を入れ替え、物語を都合よく変えてしまうパズル『FRAMED』の2作目……いや、漫画だから2巻目が『FRAMED 2』の感想は“迷走”であった。
前作はその新しさとノワールフィルムのような映像の魅力で2桁もの賞を受賞し、『メタルギアソリッド』の小島監督から「2014年のベストゲーム」と評されたほどの作品。
今作はその前作を基本にパズル要素を強化し、前日譚を描く安定の作品だったはずなのだが……パズルの強化は意外な結果をもたらしたのだ。

『ポッピンQ Dance for Quintet!』レビュー - 表情まで再現したビジュアルは最高…だけに、音ゲー部分はヤケクソな粗さが惜しい

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5人の少女がダンスを踊り、世界を救う劇場アニメ『ポッピンQ』。その公式リズムゲームが『ポッピンQ Dance for Quintet!』だ。
開発は『Project Diva』でリズムゲームに定評のあるセガ。
ハイクオリティな3Dキャラクターがダンスを踊り、劇場アニメのカットもふんだんに使った演出は豪華の一言で、映像面は本当に素晴らしい。さすがセガ。
しかし、ゲームの詰めも甘い。さすがセガ。
下地は良いのに、現状はビジュアルだけで満足できるファンだけが楽しむゲームになってしまっている。

[PR]『フィッシュアイランド2』レビュー - 精霊と一緒に釣りゲーム…と思ったら精霊が魚を叩き、魚は鳥を放ち漁師を襲う奇ゲー

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恋人を作ってはその友人に手を出していく鬼畜恋愛レースゲーム『ドリフトガールズ』を出したNHNから、またもや奇ゲーが登場してしまった。
その名は『フィッシュアイランド2』。美しいグラフィック、かわいい妖精とキャラクター…一見、平和なゲームに見えるが、その実は怪獣と戦うバトルゲーム。
良く分からないが、LINEで作った利益をNHNがバカゲーで還元するエコサイクルが出来上がっていて奇ゲー好きとしては嬉しいことこの上ない。

『We’re Going on a Bear Hunt』レビュー - 絵本「きょうはみんなでクマがりだ」がゲーム化。可愛い世界とクマに癒やされろ

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本サイトを長く見ている方はご存じだと思うが、ゲームキャストは絵本的なかわいいゲームが好きだ。
今日は、絵本「きょうはみんなでクマがりだ(原題:We’re Going on a Bear Hunt)」のアプリの見た目がすごく良かったので紹介したい。
え、ゲームの面白さ?そんなものはクマにでも食わせておけ。

『Edo Superstar』レビュー - 浮世絵風に描かれた動物が戦う格闘アクション。日本好きの外国人が作ってしまったこだわりの1作

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日本の伝統表現である浮世絵の技法をゲームで使用し、擬人化された動物たちが戦うイカしたバトルアクションが登場した。その名は『Edo Superstar』。
制作者は日本人…ではなく、日本のゲームが好きすぎて日本にわたり、日本文化を学んだアメリカ人ジェド・ヘンリーさんと、その仲間たち。
なぜ、外国人が日本の浮世絵でゲームを作ったのか…その背景には、壮大な日本愛があった。

『ガチャ人生』レビュー - 全てがガチャ化され、食料を引けないと餓死する未来日本を生き延びるゲーム

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舞台は、未来の日本。ソーシャルゲームのガチャは儲かりすぎ、日本のゲームはガチャゲーだけになった。
そして、次に起きたことは他の業界への波及だった。企業は人間性を失い、利潤の最大化を目指し、食料から服まであらゆる物の入手手段はガチャになった。
好きなものを食べたくても、アイスしか引けなければアイスを食べて生きるしかないし、病気でもおかゆが引けなければステーキを食べるしかない。そもそも、食料カードがなければなにも食べられない。
そんなディストピアで、ガチャから引いたカードだけで生き延びるサバイバルゲームが『ガチャ人生』である。

『ロックマン モバイル』レビュー - 簡単になったアレンジロックマン。ただ、画面のチラつきが厳しい

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カプコンの歴史に燦然と輝くファミコン初期の名作アクション、ロックマン。
近年はまともな新作が出ていなかったが、2017年はロックマン30周年でアニメ化も発表されているロックマンイヤーである。
その中で、初期6作が『ロックマン モバイル』の名前で一斉にリリースされ、最初の花火を上げたわけだが…必ずしも良いゲームとは言いがたい。
ただ、ロックマンシリーズを懐かしむという意味では遊べる内容になっている。

数世紀を生きる謎の男は何者なのか。終盤のトリックが光るアドベンチャー『Rok』レビュー

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『Rok』は、超能力を駆使し、謎の男の脱出を助けるアドベンチャーゲームである。
近代なのか原始なのか判断尽きかねる世界観、数世紀を生きる男の不可思議な秘密、そしてローポリのグラフィックを魅力とするゲームなのだが……正直、お勧めではない。
が、個人的に「終盤のトリック」が気に入ったので、ここに紹介しておく。アドベンチャーとか、ナラティブとかが好きなら、試してみていいと思う。

25の世界を巡るエレベーター。『Elevator: Isolation』レビュー

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突然だが、筆者は不思議な塔を上るRPG、『魔界塔士SAGA』が好きだ。
塔は様々な世界につながっていて、現代、SF世界、平和なディストピアなど、進むたびに異なる世界がパッと出てくる不思議さに、幼い頃魅了されていた。
そして、この『levator: Isolation』も、そんな要素を持つゲームであり、最近のお気に入りだ。
本作は、異次元をつなぐエレベーターに乗って25の世界を巡る、短くて不思議なアドベンチャーである。

究極のアクションRPGは嘘。ただし、宝探しは楽しい。『サムライ・ライジング』レビュー

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スクエニによる、和風世界観の「究極の」アクションRPG!
課金に関係なくランダムドロップの強力アイテムを誰でも集められる。ハック&スラッシュの面白さをプレイヤーの手に!
そんな宣伝文句と共に発売されたゲームが『サムライ・ライジング』だ。
実際に遊んでみると、その宣伝文句は、半分正しく、半分不正解であった。

面白くなりきれない。多くの欠点を抱えた話題作『ポケモンコマスター』レビュー

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ついに、スマホに完全オリジナルのポケモンゲームがやってきた。
ポケモンの駒を動かし、ボード上で陣取り合戦を繰り広げる『ポケモンコマスター』だ。
だが、正直に言おう。このゲームは期待外れだった。
『ポケモンコマスター』は、部分的には面白い。が、それ以上に問題を抱えていて、面白さを体験する前にあきらめが来てしまうであろう、残念な作りになっている。

声優は一流。ゲームは微妙『ガールフレンド(おんぷ)』レビュー

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人気ブラウザゲーム『ガールフレンド(仮)』のリズムゲームとして話題になり、次いでリリースから約380時間ものメンテでネット界隈を賑わせた『ガールフレンド(おんぷ)』がついに遊べるようになった!
で、実際にプレイすると事前の動画よりもいい見えて、3Dキャラクターも魅力的。
だが、ゲーム部分はいまいちなので、続ける気がわかない。

久々に恋人と会ったら、「あれ、こいつこんなだっけ?」と冷静になってクリスマス前に別れてしまった……そんな気持ちである。
※コメント欄で論争があり、結論を出すことを宣言したので改定してトップにおいています
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