すべてを複製する装置を使い、陰謀を秘めた巨大企業の謎を探る『The Bradwell Conspiracy』レビュー。名作『Portal』を目指し、なりきれなかった1作
- アドベンチャー
- 2019年11月09日
- タグ
世界を変えるほどの革命的な新サービス“クリーンウォーター・イニシアチブ”。
2026年、電力会社Bradwell Electronicsは、博物館でその発表セレモニーを行うが……謎の爆発によってセレモニーは中断されてしまう。
建物の崩壊で閉じ込められたプレイヤーはBradwell社員の身分証を発見し、身分を偽って社屋に入り、そこから脱出を試みるのだが……この建物には、大きな秘密があった。
『The Bradwell Conspiracy』は、謎解きアドベンチャーと物語が融合した作品である。
パブリッシャーは『Surgeon Simulator』や『I Am Bread』のBossa Studios、開発は『Fable』や『Tomb Raider』にも携わったベテランが在籍するA Brave Plan。
ゲームからは往年の名作『Portal』を意識した演出が伝わってきており、かなりの期待度があったのだが……遊んでみると、かなり惜しいゲームになってしまっていた。
ゲームからは往年の名作『Portal』を意識した演出が伝わってきており、かなりの期待度があったのだが……遊んでみると、かなり惜しいゲームになってしまっていた。
完全ガチャ本位制すごろくRPG『モンストドリームカンパニー』レビュー。意欲的な会社経営ソシャゲだが、基本のバトルシステムに難あり
- カード・ボードゲーム
- 2019年09月07日
- タグ
- トシ|
- ソフトレビュー|
- モンストドリームカンパニー|
- 評価4|
- モンパニ|
まな板の上の野菜を包丁で切るだけのストレス発散ゲーム『Perfect Slices』レビュー
- アクション
- 2019年09月03日
- タグ
- ソフトレビュー|
- トシ|
- 評価6|
- PerfectSlices|

今日紹介するゲーム『Perfect Slices』には、奥深いバランスも、画期的なシステムも存在しない。
まな板の上で包丁を構え、ひたすら野菜を切るだけアプリなのに……。
「トン、トントンッ」という軽快な音と共に野菜が飛び散るのが快感で遊んでしまう。人間の本能を刺激する魔のアプリである。
[AD]『アルカ・ラスト 終わる世界と歌姫の果実』レビュー。『幻想水滸伝』スタッフが集い、キャラクターの関係性描写に重点を置いたRPG
- RPG
- 2019年08月15日
- タグ
- 評価5|
- トシ|
- ソフトレビュー|
- アルカ・ラスト終わる世界と歌姫の果実|

ゲーム機のRPGなのに100人を超える仲間(ほぼ全員使用可能)がそれぞれの物語、目的をもってアジトに集い、やがて世界を動かすRPG『幻想水滸伝』シリーズ。
そのシリーズのキャラクターデザイン、ゲームデザインなどを務めたスタッフをメインに据えたRPGがFuji Gamesから登場した。
音楽に関しても山根ミチルさん、古代祐三さん、柳川剛さんと有名どころを集めて“ザ・懐かしのRPG"を押し出した本作は……思ったより尖っていて魅力があり、同時に欠陥を抱えたRPGであった。
『ガンダムブレイカー モバイル』レビュー。ガンプラづくりは楽しいが、ガチャによってゲームのコンセプトは崩壊気味
- アクション
- 2019年08月05日
- タグ
- ソフトレビュー|
- 評価5|
- ガンダムブレイカーモバイル|
”美しい風景の中でドラゴンの背に乗って戦う”を楽しむゲーム。『ゲイルライダー』レビュー
- FPS/TPS
- 2019年04月21日

「なんだか、パンツァードラグーン関連の署名運動を応援している海外アカウントがあるなぁ」
かつて、セガサターンで発売され、ドラゴンに乗って戦うシューターゲームの代名詞でもある名作『パンツァードラグーン』。
それに関する復活の署名活動のツイートをRTを見たが、よくよく見てみると、彼らは『ゲイルライダー』というドラゴンに乗って戦う買い切りゲームを製作しているらしい。
とはいえ、さらに調べると彼らは2Dメインでカジュアル・ソーシャルゲームを作っている会社だったのであまり期待していなかったのだが……出てきたものはドラゴンと風景にこだわった3Dゲームで「好きなジャンルになると、みんな力を発揮するのだな」と驚いてしまった。
そう、今日紹介するのはこの『ゲイルライダー』である。
怒涛のテンポのRPG新章『超能力でゾンビと戦うRPG II』レビュー。センスは1作目以上に光るが、物語には物足りなさが残る
- RPG
- 2018年12月28日
- タグ
- ソフトレビュー|
- 超能力でゾンビと戦うRPGII|
- 評価5|

ゾンビによって人間が激減した世界で、超能力を持つ戦士として戦うRPG『超能力でゾンビと戦うRPG』の2作目が登場した。
今作はパワーアップ版の「ツー」ではなく、「第2章」と言うべき追加シナリオとなる。
前作はプレイヤーを置き去りにしかねない怒涛のテンポ感で我々を楽しませてくれた。
主人公が裏切りや仲間の死を何度も乗り越え、恋人を得て、世界最強クラスに育つ物語を3時間でやり切ったのだ。今回はどのような物語で楽しませてくれるのだろうか。
(疾風怒濤のストーリー『超能力でゾンビと戦うRPG』。3時間で圧縮1クールアニメぐらい物語が進むRPG)
日本発、世界でヒットしたドイツゲームが日本語対応で待望のアプリ化。珠玉のパーティーゲーム『Love Letter(ラブレター)』レビュー
- カード・ボードゲーム
- 2018年10月25日
- タグ
- ソフトレビュー|
- ラブレター|
- LoveLetter|
- 評価5|
100人が同じ館にこもって1人になるまで逃げる大規模鬼ごっこ『青鬼オンライン』レビュー。100人ってだけで楽しい可能性を見せたカジュアルゲーム
- アクション
- 2018年09月14日
機械と融合した海棲生物と戦う海底ボスハントSTG『Earth Atlantis』レビュー。楽しめるゲームだが、BitSummitで賞を取ってしまったのが不幸だった
- シューティング
- 2018年07月11日
- タグ
- EarthAtlantis|
- 評価5|
- シューティング|
最初から人類が滅亡しそうで、主人公が一機で戦うシューティング節全開。しかも、そのグラフィックは独特のスケッチ風で、情感たっぷり。しかも、日本のインディー博覧会 BitSummit の最優秀賞も受賞した期待作。
タイのデザインスタジオ Pixel Perfex が制作した『Earth Atlantis』は、そんな夢あふれるゲームなのだが……同時に、いわくつきのゲームでもある。
Aviciiのために作られた空間を、Aviciiの曲とともに感じるアプリ『Avicii | Gravity HD』。ゲームを利用した”遊べるMV”
- アクション
- 2018年04月21日
- タグ
- ソフトレビュー|
- Avicii|GravityHD|
- 評価5|

私が普段聞く音楽は非常に偏っていて、特にエレクトロ・ダンス・ミュージック(EDM)というダンス系の音楽なんかは遠い世界でしかなかった。
なんせ、みんなでダンスするパリピの音楽(※印象です)だから遠い。
が、2013年にリリースされたAviciiのプロモーションゲーム『Avicii | Gravity』は、そんな偏見を打ち崩して私を虜にし、私にAviciiのアルバムを買わせてしまったのだ。
昨日、2018年4月20日にAviciiが亡くなってしまったが、その追悼の意味も込めて思い出のアプリの2018年版『Avicii | Gravity HD』を紹介したいと思う。
女騎士「結婚してくれ!」 オレ「だが断る!」 ビキニアーマー女騎士の誘惑をはねのけ続ける『モテモテRPG オレサマvsメロメロ騎士団』レビュー
- RPG
- 2018年03月07日
- タグ
- ソフトレビュー|
- 評価5|
- モテモテRPGオレサマvsメロメロ騎士団|
最高に可愛くて美しいビジュアル。ドラクエV風からクラッシュ・ロワイヤルになるMMORPG『キャラバンストーリーズ』レビュー
- RPG
- 2017年12月02日
- タグ
- キャラバンストーリーズ|
- 評価5|
青と黒、大正浪漫と異国情緒を合わせもつ世界に生きる『From_.』レビュー。若い才能と勢いを感じる作品
- アドベンチャー
- 2017年11月13日
淡い色使いが素敵。砂漠を美しい森に戻す癒やし系連打ゲーム『DESERTOPIA』レビュー
- インフレゲーム
- 2017年11月01日
- タグ
- ソフトレビュー|
- DESERTOPIA|
- 評価5|
曲は良いがそれ以外はあと一歩がんばれ! 音ゲー『スクールガールストライカーズ トゥインクルメロディーズ』レビュー
- 音楽ゲーム
- 2017年10月06日
- タグ
- 評価5|
- ソフトレビュー|
- スクールガールストライカーズトィンクルメロディーズ|
- スクメロ|
おもちゃ感たっぷりの簡易版ボードゲーム『Ticket to Ride: First Journey』レビュー。ボドゲのアプリコレクターの方に
- カード・ボードゲーム
- 2017年10月02日
アイレムの『イメージファイト』風ゲームを、さっくり手軽に。『イメージストライカー2』レビュー
- シューティング
- 2017年09月04日
- タグ
- ソフトレビュー|
- イメージストライカー2|
- 評価5|

さまざまなシューティングの要素を1本にまとめあげ、レトロシューターたちを魅力した『MoonStriker』のTerarinsoftからまたもや新作シューティングがリリースされた。
『イメージストライカー2』だ。
1988年にアイレムからリリースされた『イメージファイト』のオマージュを掲げる本作は、『イメージファイト』ライクな武装を持ちつつも、中身はまるで違う。
イメージは保ちつつ、シンプルにまとめて「懐かしいゲームをさっくり楽しむ」スマホに最適な1本となっている。
契約(課金)するから、もっと演出を良くして! 『マギアレコード 魔法少女まどかマギカ外伝』インプレッション
- RPG
- 2017年08月24日
- タグ
- ソフトレビュー|
- マギアレコード魔法少女まどかマギカ外伝|
- 評価5|
『レイトン ミステリージャーニー カトリーエイルと大富豪の陰謀』レビュー - レイトン、自ら出した謎を解かずに終わる。物語に欠陥を抱えた1作
- パズルゲーム
- 2017年07月23日

英国紳士のレイトン教授が謎を解いてストーリーを進める謎解きミステリー『レイトン教授シリーズ』。
その最新作『レイトン ミステリージャーニー カトリーエイルと大富豪の陰謀』は、行方不明のレイトン教授に代わって娘の“カトリー”を主人公にし、奇想天外でコミカルな推理を行う謎解きゲームに路線を変えて登場した。
結論から言うと路線変更の善し悪しではなく、単にストーリーと謎がかみ合っていないことでこのゲームは失敗しているように見える。
※本記事はレイトンシリーズとしてではなく、1本のスマホゲームとして評価しています
『懐かしのキャンパス - 3D』レビュー - 夏の臭いがする学校をシミュレートした散歩アプリ
- アドベンチャー
- 2017年07月19日
- タグ
- ソフトレビュー|
- 懐かしのキャンパス-3D|
- 評価5|

見上げれば青空、太陽の光したにたたずむ古くさい校舎……。
これはまったくスクリーンショット詐欺ではない。全てにおいてこのクオリティの学校を、あなたは歩いて回れる。
今回紹介するのは懐かしい学校の姿をリアルに描き、その中を歩き回るアプリが『懐かしのキャンパス - 3D』である。
スマホで美しい世界を自由に旅したい!その夢を実現して散ったゲーム『Return to Castlerama』 - 32bit遺産第3回
- アドベンチャー
- 2017年07月17日
- タグ
- 32bit遺産|
- ReturnToCastlerama|
- 評価5|
- ソフトレビュー|

2010年!その年、スマホゲームは希望にあふれていた。
毎年のスマホ性能の向上に合わせてゲーム表現の幅が広がり、つぎつぎ驚きのある新作が登場していたのだ。
その中でも多くのプレイヤーにインパクトを与えたのが『Epic Citadel』だろう。『Epic Citadel』はゲームではなく狭い城下町を散策するデモだ。しかし、あまりに美しい風景が多くのプレイヤーを魅了した。
その中で最も魅せられた男たちは考えた。「美しい箱庭をもっと広く作ったらきっと楽しくなる!よし、全3部の大作を作ろう!」と。
そうして、出てきた『Return to Castlerama』(R2C)は美しく広い箱庭を備えていたのだが……まったく人気が出ないまま埋もれ、古い32bitアプリとして生涯を終えようとしている。もちろん、3部作の2作目は出なかった。
『週刊少年ジャンプ オレコレクション!』レビュー - ジャンプ50年の歴史が集結ッ!おまけの表紙作成機能が超楽しいゲーム
- RPG
- 2017年07月07日
- タグ
- ソフトレビュー|
- 週刊少年ジャンプオレコレクション!|
- 評価5|

週刊少年ジャンプ創刊から現在までの歴代人気作品が登場し、原作の漫画コマを取り込んだカードバトルゲームを繰り広げるアプリが登場した。
さすが、ジャンプ50年。『ドラゴンボール』や『北斗の拳』など単品でゲーム化される作品はもちろん、『珍遊記』や『忍空』のように現代において単品でのゲーム化が難しいだろう作品まで収録しており、ジャンプっ子には感涙もののゲームである。
ジャンプの歴史が作るまさかの物量作品が『週刊少年ジャンプ オレコレクション!』である。
『ポッピンQ Dance for Quintet!』レビュー - 表情まで再現したビジュアルは最高…だけに、音ゲー部分はヤケクソな粗さが惜しい
- 音楽ゲーム
- 2017年03月07日
- タグ
- ポッピンQDanceforQuintet!|
- ソフトレビュー|
- 評価5|

5人の少女がダンスを踊り、世界を救う劇場アニメ『ポッピンQ』。その公式リズムゲームが『ポッピンQ Dance for Quintet!』だ。
開発は『Project Diva』でリズムゲームに定評のあるセガ。
ハイクオリティな3Dキャラクターがダンスを踊り、劇場アニメのカットもふんだんに使った演出は豪華の一言で、映像面は本当に素晴らしい。さすがセガ。
しかし、ゲームの詰めも甘い。さすがセガ。
下地は良いのに、現状はビジュアルだけで満足できるファンだけが楽しむゲームになってしまっている。
[PR]『フィッシュアイランド2』レビュー - 精霊と一緒に釣りゲーム…と思ったら精霊が魚を叩き、魚は鳥を放ち漁師を襲う奇ゲー
- スポーツ
- 2017年02月19日
- タグ
- ソフトレビュー|
- フィッシュアイランド2|
- 評価5|
『We’re Going on a Bear Hunt』レビュー - 絵本「きょうはみんなでクマがりだ」がゲーム化。可愛い世界とクマに癒やされろ
- その他ゲーム
- 2017年02月04日
- タグ
- WereGoingonaBearHunt|
- ソフトレビュー|
- 評価5|
『Edo Superstar』レビュー - 浮世絵風に描かれた動物が戦う格闘アクション。日本好きの外国人が作ってしまったこだわりの1作
- アクション
- 2017年02月03日
- タグ
- EdoSuperstar|
- ソフトレビュー|
- 評価5|

日本の伝統表現である浮世絵の技法をゲームで使用し、擬人化された動物たちが戦うイカしたバトルアクションが登場した。その名は『Edo Superstar』。
制作者は日本人…ではなく、日本のゲームが好きすぎて日本にわたり、日本文化を学んだアメリカ人ジェド・ヘンリーさんと、その仲間たち。
なぜ、外国人が日本の浮世絵でゲームを作ったのか…その背景には、壮大な日本愛があった。
『ガチャ人生』レビュー - 全てがガチャ化され、食料を引けないと餓死する未来日本を生き延びるゲーム
- なんなんゲー
- 2017年01月20日

舞台は、未来の日本。ソーシャルゲームのガチャは儲かりすぎ、日本のゲームはガチャゲーだけになった。
そして、次に起きたことは他の業界への波及だった。企業は人間性を失い、利潤の最大化を目指し、食料から服まであらゆる物の入手手段はガチャになった。
好きなものを食べたくても、アイスしか引けなければアイスを食べて生きるしかないし、病気でもおかゆが引けなければステーキを食べるしかない。そもそも、食料カードがなければなにも食べられない。
そんなディストピアで、ガチャから引いたカードだけで生き延びるサバイバルゲームが『ガチャ人生』である。
『ロックマン モバイル』レビュー - 簡単になったアレンジロックマン。ただ、画面のチラつきが厳しい
- アクション
- 2017年01月06日