入口に立ったら抜け出せない面白さの沼。ローグライト・デッキビルドの名作『Slay the Spire』レビュー
- RPG
- 2020年06月22日
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ついに、あのゲームがスマホで出てしまった。
PCで爆発的な人気を得て、Nintendo Switchでは特別にIndie Worldで紹介ムービーが作られるほど特別扱いされたローグライト+デッキビルドRPG『Slay the Spire』が。
しかも、内容は他機種版と同じなのに、スマホでもちゃんと操作できる。
ハマりすぎて止まらないので、PC版をアンインストールしてまでやめたのに……。
気づいたら世界ランキングに乗るほどスマホ版を遊んでしまっていたのであった。気付いたら、スマホ版『Slay the Spire』の世界ランキングに乗ってました。どう見てもやりすぎなので、これにておしまいにします。 pic.twitter.com/50M8mtd5yM
— 寺島壽久/ゲームキャストの中の人 (@gamecast_blog) June 14, 2020
そう、今日はそんな『Slay the Spire』を紹介する。みんな、ハマって時間を溶かして欲しい。
狂気のこだわりが作る新しい体験『Song of Bloom』レビュー。僕らはこのゲームに何度も気づかされ、何度も驚く
- アドベンチャー
- 2020年01月26日
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- トシ|
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Song of Bloom (App Store 320円 / GooglePlay 360円)
実際、私はこのゲームが理解できず「これはゲームなのか?」と頭をひねった。
ゲームを多く遊んでいると新鮮味が薄れ、「あ、この系統のゲームは前に見たな」と思うことも多いだろう。
しかし、このゲームはスマホのために作られた新しい体験で、多くのプレイヤーにとって未知との遭遇になりえると思う。
実際、私はこのゲームが理解できず「これはゲームなのか?」と頭をひねった。
そして、内容を理解するほどに何度も発見を楽しみ、狂気の作りこみに驚き、最後には感動してしまった。
『Song of Bloom』というゲームは、2019年に登場したスマホゲームの中でも逸脱した作品で、試すべき作品だと断言できる。
監禁された美青年を監視する『囚われのパルマ』。全女子が悶絶する恋愛アドベンチャーで分かる乙女心!
- アドベンチャー
- 2018年08月24日

CEDECなどの講演資料などで忙しいため、かつて有名メディアで編集長を経験し、キンプリを一緒に見に行ったりした有名ライター、アプリーナさんに土下座して特別寄稿をいただきました。
今回、「最もハマった女性向けのゲームを男性向けに紹介して」とお願いしたところ、「ゲームキャストの男どもに女子の扱いを教えてやんよ!」と、やる気満々で『囚われのパルマ』紹介してくれることとなりました。恋愛情報サイトに異動したのに、モテなさすぎて記事執筆に関して戦力外通知が出さて暇そうにしていたから記事を頼んだのに、まさか「ゲームで乙女心を理解しろ!」とか言い始めるなんて……。
短い中に計算された熱狂。スマホ最高のゲーム『Vainglory』レビュー
- RTS
- 2018年02月04日
カジュアルな中に理想の対戦ゲーム要素を備えた『どうぶつタワーバトル』レビュー。奥深さもランダム性も、楽しさも全部入りのジャングル
- パズルゲーム
- 2017年12月03日
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- どうぶつタワーバトル|
- 評価10|
プレイすることが感動になるパズル『Linelight』レビュー。孤独な宇宙で見るものは、プレイヤーの人生を写す鏡
- パズルゲーム
- 2017年08月06日

『Linelight』は、素晴らしい。
Gamescon 2016年間ゲーム大賞をはじめに多くの賞を受賞した作品と聞いていたが、その高評価は最後までプレイして完全に納得いった。
とてもシンプルな見た目のパズル『Linelight』は、パズル以上の“何か”なのだ。
本作は線で表現された宇宙通路を旅するパズルゲームで、単にパズルとしても楽しい。
だが、そのパズルの深いところには物語性が練り込まれており、プレイを続けることで人間の記憶を刺激し感動呼び起こすストーリー性も持ち合わせている。
最初から最後までプレイヤーには出来の良いパズルゲームにしか見えないのに、頭の中で物語が組み立てられていくのだ。
本格サッカーとカジュアル奇跡の融合。スマホ向けサッカー決定版『Score! Hero』レビュー
- スポーツ
- 2015年08月11日
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- Score!Hero|
- 4.0|

今、最高のスマホ向けのサッカーゲームはこの『Score! Hero』だと思う。
戦術ゲームとしてのサッカーの面白さを引き出し、『ウィニングイレブン』を遊んでいるかのような満足感を与え、かつ短時間で遊べる。
同時に、サッカーをパズルの仕組みに落とし込んでスポーツゲームが苦手なプレイヤーでも良質パズルとして楽しめる。
大ヒット作『First Touch Soccer』から、サッカーゲームを作り続けたFirst Touch Gamesの技術、意地、熱意、全てが凝縮された最高の1作だ。
レビュー:TETRIS®
- パズルゲーム
- 2011年12月05日
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タイトル:TETRIS®
ジャンル:パズル
価格:85円
アプリ内購入:ゲーム内通貨購入
日本語対応:なし
Retina 対応:あり
レビュアー:トシ
販売元:Electronic Arts | Version:1.0 | GameCenter:なし(独自ランキング Origin対応) | 対応機種:iPhone / iPod touch
評価:4.5(傑作)
+新基軸操作システムでテンポの良い展開
+気持ちの良い演出と効果音
+パズルモードが面白い
次々と落ちてくるブロックを並べて消す、落ち物パズルゲームの元祖『テトリス』。
その定番が革新的な操作方法を引っさげて登場。
開発は Electronic Arts で、「大手メーカーから革新的な操作方法のゲームはなかなかでない」という AppStore の法則をひっくり返して「これこそが iPhone の落ち物ゲームだ!」といえるほどの完成度でリリースされたので紹介したい。
レビュー:グルーヴコースター(Groove Coaster)
- 評価10
- 2011年07月29日
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タイトル:グルーヴコースター
ジャンル:リズムゲーム
価格:250円
日本語対応:あり
Retina 対応:あり
販売元:タイトー | Version:1.0 | GameCenter:実績・ランキング対応 | 対応機種:iPhone / iPod touch / iPad
総合評価:4.5(名作)
+曲が良い
+音を出していて気持ちいい
+スタイリッシュで斬新な演出
+値段に比べて曲数が多い
グルーヴコースターの詳細・DLはこちら(itunes)
2009年に発売され、瞬く間に高い評価を得てベストセラーとなったタイトーのシューティングゲーム、「スペースインベーダー インフィニティジーン」。
グルーヴコースター(Groove Coaster)はその流れを汲むゲームとして、インフィニティジーンのゲームデザイナー、石田礼輔 氏が送り出したリズムゲーム。

はっきり言って、タイトー+石田氏(どちらもタイトーなのだが…)という布陣は超豪華。
iPhone でゲームをする方向けにカイロソフトの『ゲーム発展国++』(上のゲーム画像)で例えるなら「ファンタジー」+「RPG」ぐらいの相性の良さ。
開発・販売を行うタイトーは古くからゲーム音楽に力を入れており、 Zuntata (wikipedia) という名前で音楽部門をブランド化していた「ゲーム音楽に強い」会社。
デザイナーの石田氏はインフィニティージーンで一躍有名になったが、それ以前からフィーチャーフォンのゲーム開発を担当していた頃に音楽とピンボールの融合ゲーム、 トランスピンボール を開発するなど音楽とゲームの融合について定評があるデザイナー。
ゲーム音楽に強い会社+音楽ゲームに強いデザイナー+インフィニティージーンの実績。
これでは期待しないほうが無理というもので、私自身は発売時に期待通り楽しめるか不安なほど高い期待を抱いていた。
そして発売日にこわごわ触ってみると…そこには期待を遥かに超えた、 iPhone のリズムゲームとしては他の追随を許さない最高のゲームがあった。
レビュー:ローグライクな傑作パズルRPG Dungeon Raid
- 評価10
- 2011年01月31日
- タグ
- ソフトレビュー|

タイトル:Dungeon Raid
ディベロッパー:Alex Kuptsov
プレイ時Version:1.2.2
ジャンル:パズルゲーム
価格:350円
RPGのバトル要素とパズルが上手に融合し、ひたすらハマる3マッチパズル。
ただ消すだけではなく、敵タイルとのバトルを意識した戦略が必要になる新鮮なプレイ感がある。
既存の3マッチパズルにあきたプレイヤーにもぜひ試して欲しい、新しい定番3マッチパズルゲーム。
傑作レース系フックアクション Super Quickhook
- アクション
- 2010年08月15日
- タグ
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タイトル:Super QuickHook
ディベロッパー:Rocketcat Games
プレイ時Version:1.2.0
ジャンル:アクション
価格:350円
Super QuickHookの詳細はこちら(itunes)
壁にフックを刺し、綱渡りでステージを飛び回る横スクロールアクションゲーム。 とにかくフックで動いていくのが楽しい爽快アクションだ。 メガドライブを思い出させるグラフィックとゲーム性だが今遊んでも十分に楽しい。
シンプルなルールで高度な戦略が楽しめる陣取りSLG Slay
- 戦略・戦術SLG
- 2010年07月29日
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タイトル:Slay
ディベロッパー:Sean O'Connor
プレイ時Version:2.3
ジャンル:戦術SLG
価格:450円
Slayの詳細はこちら(itunes)
体験版Slay Liteの詳細はこちら(itunes)
ボードゲームで詰め将棋をするような戦略SLG。
盤面全体を見て長期的な視野に立った戦略と直近の敵とどう戦うかの戦術が楽しめる上、始めるときは手軽。
シンプルなルールで奥深い戦略を楽しむことができる戦略SLGの名作だ。