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落ち物ゲームで、上質なパズル。『TENOSEL+』レビュー

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スバラシティ』のTamagoLoopから、またまた良作パズルゲームが登場した。落下するブロックを手のひらで受け止めて消すパズルゲーム、『TENOEL+』だ。
本作は、エンドレスアクションパズル『テノセル』のリメイクで、同じ基本システムでパズル方面に大きく舵を切った新作。いわば、『ぷよぷよ』に対する『なぞぷよ』的な作品である。
ただし、そのプレイ感たるや、「このシステムは元々、パズルとして作られたのではないか!?」と思うほどに良くできており、パズル好き必携の1作となっている。

線路を引いて、客を運んで、効率的な路線図に見惚れる。鉄道パズル『Mini Metro』レビュー

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次々と増える運送需要に対して、限られた資材で鉄道網を敷き、運送する「電車パズルゲーム」が『Mini Metro』だ。
線路を引いて電車を走らせるだけのシンプルな内容ながら、電車の経路は無数にあり、機能的に輸送を考えれば奥の深さは無限大。
そしてチャレンジを乗り越え、美しい輸送経路を作り上げると鉄道の機能美に感動すら覚える。
誰にでもお勧めできて、面白い。ここしばらくで一番はまったゲームだ。

退廃的なサイバーパンクRPGを見事にパズル化。『Deus Ex GO』レビュー

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ナノテクノロジーによる人体改造、ロボット技術などが発達する一方、貧富の差が極端になった未来世界で特殊工作員として活躍するサイバーパンクRPG『Deus Ex』シリーズ。
自由度の高い潜入工作アクション、プレイヤーの選択で世界の動向が変わるストーリーで人気を博したシリーズが、ついに『Hitman GO』、『Lara Croft GO』に続くGOシリーズのパズル『Deus Ex GO』として登場した。
相も変わらず、原作を尊重しつつパズルとしても面白く、今回も納得の出来である。

パズルゲーム界の宝石。発見し、解く喜びを凝縮した『Snakebird』レビュー

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断言するが、『Snakebird』はパズルゲーム界の宝石だ。
ステージは緻密な計算の元に作られており、どのステージをとっても解法は異なる。つまり、マンネリがない。
ルールは分かりやすいが、その裏に隠された意味が膨大にあり、プレイヤーは何度も新しい発見の喜びを得るだろう。
パズルを解く喜びが、ギュッと濃縮されている。ユルい見た目とは裏腹に、緻密なパズルゲームなのである。

見事なスマホ移植。上達するほど音が気持ちよくなるパズル『LUMINES パズル&ミュージック』レビュー

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プレイヤーの操作とBGM、効果音がシンクロし、えもいわれぬ高揚感を生み出す「光と音の電飾パズル『Luminess』」。
このゲームが、なんとゲーム機版と遜色ないほどのクオリティでスマホにやってきた。
もともとカジュアルな作りだったのが幸いしてか、操作性はタッチパネルでも十分。音楽と見た目のクオリティは向上し、ファンも納得の素晴らしい作りである。ああ、基本無料にならなくて良かった。

新たなパズルRPGの王者。戦術と戦略を試すゲーム『Imbroglio』レビュー

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脱力感あふれる見た目なのに、いざプレイすると止まらない。時間が右から左に、ものすごい勢いで流れていく。『Imbroglio』は、短時間でさくっと遊べ、プレイのたびに変化があって飽きず、上達するほどに記録が伸びる良作パズルRPGである。
これにプレイ感覚が似ているのは、『Dungeon Raid』だろうか。あれをリアルタイムで遊んでいたときのような面白さを、久々に感じている。
ぜひ、このゲームを皆さんにも遊んで欲しいゲームだ。

ステンドグラス風のイラストに浸る幻想ジグソー『Mandie Manzano Jigsaw Puzzle Art』レビュー

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イラストの力だけで、ゲームをダウンロードしてしまった。後悔はしていない。
1枚のイラストを細かなピースに分割し、それを組み合わせて復元する「ジグソーパズル」。
この系統のアプリはシンプルすぎて、普段はゲームキャストで取り上げないが、この『Mandie Manzano Jigsaw Puzzle Art』は例外である。
ステンドグラスを想起させる神秘的なビジュアル。それを見るだけで楽しめるからだ。

ファミコン時代のミニゲームなのに、いまさら超ハマる。『ワギャンのパネルしりとり』レビュー

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ナムコ往年の名作を解放し、外部の開発者が二次創作を作れる「カタログIPオープン化プロジェクト」。
その仕組みを利用して、『ワギャンランド』の人気ミニゲーム、「パネルしりとり」が単体でアプリ化された。
短時間で終わり、想像力を試す頭の体操になっていて、なおかつ面白い。ファミコンのアレンジゲームが、今でもこんなに面白いとは。意外な発掘品である。

ただの面白いだけじゃない。物語を語るパズル『Zenge』レビュー

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AppStoreにおいて、良いパズルゲームの条件は単に「楽しい」だけではない。パズルゲームには、付加価値が必要だ。
なんせ、App Storeにはすでに多くのパズルアプリがあって、普通に楽しめるという条件であればいくらでも選べる。
この中で「良いパズル」と言うためには、パズルが楽しいだけでなく付加価値が必要だと思うのだ。
そして、その付加価値を分かりやすく持っているパズルゲームが『Zenge』である。

萌えじゃない。でも可愛いネコ少女に癒やされるステルスパズル『Adaline』レビュー

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ゲームに多少の欠陥があっても、それを上回る魅力があれば良い。
この『Adaline』がリリースされたとき、操作の反応が悪く、プレイは苦行であった。が、ご覧のとおり、「萌え」ではなく、ほのぼのと可愛いイラストは単純に魅力満点。
筆者はその魅力の前に操作性の悪さが消し飛び、クリアまで一気に遊んでしまった。

そんな『Adaline』の操作性がアップデートで改良されていたと知っては、紹介しないわけにはいくまい。

ファンタジー世界を作るジグソーパズル『Book of Puzlo』レビュー

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今日紹介する『Book of Puzlo』は、子供向けのジグソーパズルで、1枚のイラストを完成させて終わりのシンプルなアプリである。
完成まではハードモードでも15分程度だろうか。
だが、1枚絵のパズルに惜しみない労力を注いだ本作の満足度は、高い。

シンプルで美しく、品質が高いパズル『Cobe The Gallery』レビュー

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さまざまな色のタイルが並んでいる中で、特定のタイルを塗りつぶし、画面上を1色に染める「塗りつぶしパズル」。
App Storeでも使い古されたジャンルに、素晴らしい新星が登場した。

気持ちよい手触り、美しいデザイン、質の高い問題。
『Cobe The Gallery』は、パズル好きなら手を出すべき1作だ。

絶対に触るなよ! 世界破壊装置をいじり倒す『Please, Don't Touch Anything』レビュー

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好奇心猫をも殺す。だが、人間は気になったら謎を解明せずにはいられない。
『Please, Don't Touch Anything』(頼むから、何も触るなよ!)は、そんな人間の好奇心を試すゲームだ。

目の前には、「触ってくれ!」と言わんばかりに目立つ、赤ボタンとレバー付き謎の装置。
そして、周囲には誰も居ない。おさわりタイムの始まりだ。

じっくり考えるパズルとトゥームレイダーの冒険感を両立。『Lara Croft GO』レビュー

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じっくり考えて誰でも遊べるパズルなのに、遺跡を冒険するスリルも味わえる。
Hitman GO』の Square Enix Montrealが、また素晴らしいゲームをリリースした。
その名は『Lara Croft GO』。

遺跡の冒険するアクション『トゥームレイダー』のスピンオフで、ターン制のパズルゲームだ。

最新のカジュアルスタイルでより爽快に。『アングリーバード 2』レビュー

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ブタに卵を盗まれた鳥たちが怒り狂い、自身を弾丸にしてブタに襲いかかるシューティングパズル『アングリーバード』。
これまで大量の派生作品を出してきたが、ついにスピンオフではなく正当続編の『アングリーバード 2』が登場した。

看板タイトルの続編だけあって作りは丁寧で、堅実にパワーアップして前作以上の面白さ。
しかも、流行の基本無料ゲームスタイルをうまく取り入れ、『キャンディクラッシュ』のように遊び続けられるゲームに変化していた。

やるほどにハマって気付けば朝。都市建設パズル『SubaraCity』レビュー

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『SubaraCity』は、『Triple Town』や『Threes!』など海外の有名パズルレベルの中毒性を持つ素晴らしいパズルゲームだ。
開発は『ネコアップDX』などでお馴染みの日本のメーカーTamago Loop。
隣り合う建物を合体させ都市を成長させるパズルは、一見普通の都市建設マッチパズルに見える。

しかし、職人気質のバランス調整とちょっとしたスパイスによって恐ろしい中毒性を生み出している。
寝る前に始めて、気付いたら朝。
そんなタイプのヤバいゲームである。

レベル1の勇者で魔王を討ち取るパズル『ぎゅうぎゅうダンジョン』レビュー。

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見た目はチープ。
でも遊んで見ると面白い。
『ぎゅうぎゅうダンジョン』は、モンスターがひしめくに入った勇者を導き、効率良くモンスターを倒して成長させ、最終的に魔王を滅ぼすパズルゲームだ。

開発はアナログボードゲームを作っているインディーメーカー「トイハウス」。
アナログゲームのメーカーが作っただけあり、シンプルながらもハマるパズルに仕上がっている。

美しく時が流れる4次元パズル、Under The Sunレビュー。

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Under The Sunは、縦・横・高さに時間の流れの概念を加えた「4次元パズル」である。
開発者の意図としては「時間の流れを考えるパズル」なのだろうが、3Dマップのパズルゲームの多くは時間とともに状況が変化する。
つまり、やっていることは「普通のパズル」だ。

しかし、時の流れの演出は素晴らしく、プレイしているだけで時の壮大さを感じる雰囲気ゲーまで昇華されていた。

国語ゲームなのに日本語が死んでるパズル『モジポップン』レビュー。

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スポーツや学術など、さまざまな分野の第一線で活躍する人物を取材するドキュメンタリー番組『情熱大陸』。
その情熱大陸が2015年3月1日の放送で取り上げるのは、ゲーム業界の第一線で活躍する人物、森下一喜さん。
『パズドラ』で大人気のガンホー社長である。

この『モジポップン』は、情熱大陸とコラボで作られた国語パズル。
「納得がいくまでリリースしない」という条件のもとで製作が始まったそうで、確かにプレイして面白い。
しかし、「うーん」と首をひねる欠点も抱えた変なゲームであった。

俺の「イオンモール高崎」を喰らえッ!不良がしりとりで戦うシュールゲー『口先番長VS』レビュー

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世界中から集まった不良たちが、しりとりでガチバトルするシュールな対戦しりとりゲームが登場した。
『口先番長VS』である。

プレイヤーが制限時間内に単語を入力すると、不良たちがその単語を必死に叫び、それを聞いた敵はダメージを受けて吹き飛ぶ……その様子は超シュール。
さらに単語パズルとしても面白く、久々に「課金してでも遊びたい!」と思える面白い基本無料ゲームだ。

Hero Emblems レビュー - パズルRPGに飽きていてもまたはまれる、攻防の駆け引きが楽しいゲーム。

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パズルとRPGの相性は抜群なためか、パズルRPGというジャンルには名作が多い。
しかし、似たようなパズルRPGを遊びすぎてマンネリ感を抱いている方も多いのではないだろうか?
新規のゲーマーにはもちろん、そんな方にもお勧めしたい深い戦術性のあるパズルRPGが『Hero Emblems』だ。

マッチパズルに新しいシステムを加えた奥の深いバトルは既存ゲームのマンネリ感を打破していて、ガッツリはまれる。
さらに、可愛いキャラクターたちの緩いストーリーも魅力的で、2重に面白いゲームだ。

Zengrams レビュー - 深夜に遊びたい色と形と静けさのパズル。

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寒い冬の深夜に、静かな部屋でプレイしたいパズル。
『ZENGRAMS』はそんなゲームだ。

静かで落ち着いたBGMをバックに、色紙を動かして模様を作り、悦に浸る。
操作感、音楽ともに気持ちよく、1人の時間を気持ちよく演出する良作パズルゲームである。

土竜 レビュー - 爽快さに振り切ったアグレッシブなキャンディクラッシュ。

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明るく、大衆受けする方向性のゲームばかりなキャンディクラッシュ系のマッチパズルに、アングラな世界観、アナーキーなほどのスピード感で殴り込みをかけた異端児。
それが今回紹介する『土竜』だ。

演出のスピード感でゲームの爽快感だけを進化させ、「キャンディクラッシュはもう飽きた」とか「そもそもキャンディクラッシュにハマらない」という方でも試すべき1作になっている。

爆笑パズル・ルーブさんのおかしな発明 レビュー - ピタゴラ装置の起源が、豪華グラフィックでゲーム化。

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普通にやれば簡単にできることをムダに複雑で回りくどい機械で実現する装置、「ピタゴラ装置」。
『爆笑パズル・ルーブさんのおかしな発明』は、そのピタゴラ装置を組み立てる物理パズルだ。
ただし、組み立てるのはただのピタゴラ装置ではない。
19〜20世紀に活躍した漫画家が考案し、ピタゴラ装置の起源になったと言われる「ルーブ・ゴールドバーグマシーン」マシーンである。

ピタゴラ装置の起源と言われるだけあって、装置のムダさと複雑さは見事なもの。
ムダな機械の動きを見ているだけで楽しめゲームとなっている。

FRAMED レビュー - ありそうでなかった!マンガのコマを入れ替えて展開を変える漫画パズル。

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『FRAMED』は漫画のコマを入れ替えて展開を変え、主人公を殺し屋から逃がす「漫画パズル」だ。

「敵に挑む主人公のコマの前に、武器を拾う1コマを追加したら…」
「逃げ遅れる男のコマの前に、逃げる準備をする演出のコマを追加したら…」

などと、想像力を働かせながら漫画のコマを入れ替える作業はとても新鮮で面白い。
今までありそうでなかった新しいパズルだ。
さらに演出面も秀逸で、ハードボイルドな世界を存分に味わえる。

Paint it Back - 美術館を蘇らせる演出と、アートのセンスが抜群なピクチャーロジック。

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『Paint it Back』は、絵画から絵が消えてしまった美術館を舞台に、画家なって絵画を修復するピクチャーロジックパズルだ。
ピクチャーロジックとは、ヒントを元にマスを塗りつぶしてイラストを完成させるクイズの総称で、『ピクロス』という名前で親しまれている人気ジャンル。
AppSotreでも多くのアプリが出ているが、ゲーキャスとして現在最高と思わせる1本がこの『Paint it Back』である。

基本となる操作性が良いのはもちろんだが、ゲームの舞台設定を活かして付加価値をつけ、単なるピクチャーロジックパズルの域を脱したゲームとなっている。

Almightree: The Last Dreamer レビュー - 崩壊する天空の島を孤独に駆けるパズルアクション。終末感たたよう雰囲気ゲー。

Almightree: The Last Dreamer (itunes 200円 iPhone/iPad対応)
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『Almightree: The Last Dreamer』は、崩壊してゆく天空の島を救うアクションパズル。
ゲーム部分だけを言うならば、家庭用ゲームの『キャサリン』を簡易化したパズルだが、そこにかぶせられた世界観が秀逸だ。

このゲームの舞台は、浮力を失って地上に落下しつつある天空の島。
天空の島の美しさと、生き物の気配のない孤独感の対比は「プレイヤーが島を救おうとしても、世界は終わりきっていて無駄なのではないか?」と思えるほどの終末感を醸し出している。
雰囲気系パズルが好きな方におすすめの1作だ。

スマピク レビュー - 初心者から遊べる決定版ピクチャーロジック。操作性よし、問題よし。

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『マリオのピクロス』や『ピクトロジカ ファイナルファンタジー』など、ピクチャーロジックパズルのゲームを開発したジュピターから、スマホ向けのオリジナル作品『スマピク』がリリースされた。

ピクチャーロジックとは、ヒントの数字を元に方眼紙のマスを塗りつぶし、隠されたイラストを描き出すパズルゲームだ。
人気のある定番系ゲームなのでたくさんのアプリがあるが、『スマピク』は問題の質も操作性も良く、初心者向けの解説やヒント機能も充実。

ピクチャーロジックゲームを作り続けたジュピターだけあって、頭一つ抜けた完成度のアプリになっている。

The Bot Squad: Puzzle Battles レビュー - 斬新!タワーディフェンスが上達する「詰めTD」パズル

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プレイするだけでタワーディフェンス(以下TD)が上達する夢のようなゲーム、それが今日紹介する『The Bot Squad: Puzzle Battles』だ。

TDは人気のゲームだが、初心者が入るには敷居が高い。
確かに、長いゲームを通して有利な成長方法、有利な配置を見つけ続けるゲームは面白い。だが、長時間プレイするなかで失敗の原因が判別しづらく、上達は難しい。
例えば、「君の失敗は、15分前にA地点でBをしたことだ」とか言われてもたいていのプレイヤーはそれを覚えていないし、繰り返しプレイも難しいので反省しづらい。

だが、『The Bot Squad: Puzzle Battles』ならそんな心配は無用。
TDのワンシーンだけを切り出し、1〜2分で遊べる「詰めTD」とでも言うべきパズルゲームに落とし込んでいるのだ。
TDの理屈で作られたパズルを気軽に遊び、いつの間にか長いTDも遊べるようになっている…そんなゲームだ。

テラバトル レビュー - ずっしり重めのパズルRPGに感じるスクウェア味。

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FFの産みの親の坂口さんと、FFの音楽を手がけた植松さんがタッグで作るパズルRPGとして話題の『テラバトル』を紹介しよう。
古き良きFFの黄金コンビの良い面が出たのか、このゲームはエニックスと合体する前の「スクウェア味」に仕上がっている。

萌えに偏らない演出、植松節の音楽、カジュアルすぎないゲーム部分、キャラ育成の楽しさ。
変に今風にせず、このゲームはオールドスタイルRPGをうまく基本無料にした味付けとなっていて、ノスタルジーを感じつつ楽しめる。
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