人体の動きと感情を機械で表現する『Homo Machina』レビュー。フリッツ・カーンの人体機械構造図をゲーム化
- パズルゲーム
- 2018年06月09日
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人間の体を1つの巨大で複雑な機械として描くドイツ作家フリッツ・カーンさんのに影響を受け、人体を機械として忙しく動かすゲームが登場した。
『Homo Machina』である。
脳から指令を受けるたび、体の中にいる作業員が目、口、鼻、手、足と次々に忙しく動かし、動きも感情も機械的に表現する試みは面白いだけでなく、人体の構造を再度学ぶ機会にもなる。
同時に「なぜ、体を動かすのか」を考えるショートフィルム的なパズル・アドベンチャーとして作られており、この映像に目を引かれるなら試すべき興味深いゲームだ。
脳をあまり使いたくないとき遊ぶパズル『Hexologic』レビュー。考えない。感じて癒やされるんだ
- パズルゲーム
- 2018年06月04日
今回紹介する『Hexologic』は、とても矛盾した存在である。
本作は、疲れて頭をあまり使いたくないときに遊べるパズルゲームなのだ。
頭を使うはずのパズルというジャンルに「頭を使わない」を持ち込む。しかし、頭が疲れているときにこれをプレイすると、疲れがほぐされていつの間にかやる気が出る。
そんなゲームである。
ソシャゲを有料で復活させたら驚くほど面白くなった『ワンダーブロック』レビュー。確かなパズルと隠し要素だらけの立体絵本世界が君を待つ
- パズルゲーム
- 2018年05月22日
2015年に『ワンダーブロック』というゲームがあった。
大魔王が倒れた後の世界で、一般人が頑張って残ったモンスターを退治するというゆる~い世界観で、パズルが面白くて、つくりが売り切りゲームっぽいので無課金でも遊べて、一部で非常に人気のあったゲームだが、あまりにも無課金で遊べたためか9カ月で惜しまれつつ終了になったのだが……。
なんと、これがスタミナ制を廃止して、オンライン要素を廃止してバランス調整し、ガチャはゲーム内通貨で回すようにして、追加課金なしの完全売り切りゲームとして2018年になって復活した。
しかも、想像を超えるほど素晴らしく、面白い形で。本日は、そんな『ワンダーブロック』をお勧めしたい。
ゼリーでできた島を、限界まで食べて、猫の生きる場所も残して! 食いしん坊物理パズル『クロンとゼリー』レビュー
- パズルゲーム
- 2018年05月21日
食いしん坊猫のクロンが、ゼリーの島をストローで吸って食べるコミカルなパズルゲームが登場した。
『クロンとゼリー』だ。
ぷるんぷるんのゼリーの島は食べ物であると同時に、クロンの足場でもある。ゼリーはたくさん食べたい。しかし、食べ過ぎると足場がなくなっておぼれてしまう。
そんなわけで、ゼリーの強度、重さ、傾きを計算して限界まで食べる知的な食いしん坊パズルが始まる……!ジェイソンを操ってパリピを殺戮するパズル『Friday the 13th: Killer Puzzle』(13日の金曜日:殺人パズル)レビュー。ゲーム良し、キキキマママも完備でファンもにっこりの良作
- パズルゲーム
- 2018年04月18日
テキストに込められたゲーム機魂。良質カジュアルPRG『勇者のくせにこなまいきだDASH!』レビュー
- パズルゲーム
- 2018年02月18日
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失敗するほど楽しいパズル『Bring You Home』レビュー。ヒロイン枠より主人公がかわいいゲーム
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- 2018年02月03日
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ローグライクの勘と経験を試す鑑定パズルRPG『Cinco Paus』レビュー。効果のわからない杖をひたすら振れ!
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- 2018年01月30日
物語を読み進める“仕掛け絵本パズル”『Gorogoa』レビュー。読むように進むゲームという新しい体験
- パズルゲーム
- 2017年12月18日
ワクワクの心を補充する大人のびっくり箱『GNOG』レビュー。触るたび、進むたびに心がときめく体験
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- 2017年12月04日
カジュアルな中に理想の対戦ゲーム要素を備えた『どうぶつタワーバトル』レビュー。奥深さもランダム性も、楽しさも全部入りのジャングル
- パズルゲーム
- 2017年12月03日
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宇宙の始まりから終わりまでを見る壮大な旅のパズル『Last Voyage』レビュー
- パズルゲーム
- 2017年11月20日
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非日常の世界への案内。星の人を導き、スペイン建築家の手による奇妙な通路を歩く『Starman:Tale of Light』レビュー
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- 2017年11月15日
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指に合わせて光が踊る粒子パズル『FROST』レビュー。プレイが幻想的な美しさに変わるゲーム
- パズルゲーム
- 2017年10月28日
人は見た目が10割。地獄の法廷に立って見た目で裁く審判ゲーム『Peace, Death!』スマホ版登場
- パズルゲーム
- 2017年10月26日
ニートでも職歴なしでも、今すぐ地獄の裁判官になれる!
そう、地獄の裁判官になって人間たちを裁くゲーム、『Peace, Death!』を遊べばね。
本作は次々と出てくる人間たちの姿を見て、見た目だけで天国行きか地獄行きかを決める恐るべき仕分けゲームだ。
お役所仕事?そう、その何が悪い?
遊んでいると腹が減る、食事が旨くなる。そんなパズル『Campfire Cooking』レビュー
- パズルゲーム
- 2017年10月21日
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中華SFが放つ美しさと寂しさ。中国の学生作品『三竹里』(サン・ジョルリ)の風景がエモい
- パズルゲーム
- 2017年10月17日
奇妙で、理解不能で、愛しいパズル『Million Onion Hotel』レビュー
- パズルゲーム
- 2017年10月16日
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壊滅した街から脱出するパズル『Geostorm』レビュー。災害演出とパズル要素がかみ合った良作
- パズルゲーム
- 2017年10月04日

地球の天気を自由にコントロールできる気象操作衛星が狂い、大災害を引き起こす様子を描く映画『Geostorm』の公式ゲームの出来が素晴らしい。
災害で破壊された都市の映像と演出、災害を利用したパズル要素……どれをとっても秀逸で、ぽっと出の映画をゲーム化したものとは思えない内容になっている。
開発したSticky Studiosは目は良いが内容がイマイチのプロモーションゲームを作ってきた会社だったが……今回は自社で映画のゲーム化権を獲得してパブリッシュしたためか、本気を出してきたようだ。
最高の発見を何度も体験するパズル『The Witness』レビュー。美しき孤島で見るものとは?
- パズルゲーム
- 2017年09月25日
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プレイすることが感動になるパズル『Linelight』レビュー。孤独な宇宙で見るものは、プレイヤーの人生を写す鏡
- パズルゲーム
- 2017年08月06日

『Linelight』は、素晴らしい。
Gamescon 2016年間ゲーム大賞をはじめに多くの賞を受賞した作品と聞いていたが、その高評価は最後までプレイして完全に納得いった。
とてもシンプルな見た目のパズル『Linelight』は、パズル以上の“何か”なのだ。
本作は線で表現された宇宙通路を旅するパズルゲームで、単にパズルとしても楽しい。
だが、そのパズルの深いところには物語性が練り込まれており、プレイを続けることで人間の記憶を刺激し感動呼び起こすストーリー性も持ち合わせている。
最初から最後までプレイヤーには出来の良いパズルゲームにしか見えないのに、頭の中で物語が組み立てられていくのだ。
『World of Guns』レビュー - 精巧に作られた銃を分解・組立するパズル。機械のロマンを凝縮
- パズルゲーム
- 2017年07月25日
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“銃”。ゲームの世界ではおなじみの武器だが、「弾が出る」以上のことを知るプレイヤーは少ないのではないだろうか。
銃についてもっと知りたい。そんなプレイヤーにおすすめなのが、実物に基づいた銃の3Dモデルを分解しては組み立てるパズルゲーム『World of Guns』だ。
ゲームで使っている物体の詳細を知ればより楽しくなるはずだし、海外旅行で手元の銃が壊れても、テロリストにつかまって銃の組み立て競争をすることになっても大丈夫。メリットしかない。
『レイトン ミステリージャーニー カトリーエイルと大富豪の陰謀』レビュー - レイトン、自ら出した謎を解かずに終わる。物語に欠陥を抱えた1作
- パズルゲーム
- 2017年07月23日

英国紳士のレイトン教授が謎を解いてストーリーを進める謎解きミステリー『レイトン教授シリーズ』。
その最新作『レイトン ミステリージャーニー カトリーエイルと大富豪の陰謀』は、行方不明のレイトン教授に代わって娘の“カトリー”を主人公にし、奇想天外でコミカルな推理を行う謎解きゲームに路線を変えて登場した。
結論から言うと路線変更の善し悪しではなく、単にストーリーと謎がかみ合っていないことでこのゲームは失敗しているように見える。
※本記事はレイトンシリーズとしてではなく、1本のスマホゲームとして評価しています
『YANKAI'S PEAK.』レビュー - ピラミッドの頂点を操る神秘のパズル。2017年ベストパズルゲームはこれで決まりか
- パズルゲーム
- 2017年07月05日
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- 評価9|

パズル好き……いや、腰を据えて遊べるゲームを探しているなら手を出してみるべきゲームが登場した。
神秘的な空間の中でピラミッド(三角錐)を動かし、正しい位置に配置するゲーム『YANKAI'S PEAK.』である。
本作は荷物を所定の場所に動かす古典パズル『倉庫番』の派生形ではあるが、四角い荷物を荷物を三角のピラミッドに置き換えるだけでまったく新しいパズルを生むことに成功している。
ピラミッドをゴリゴリと動かす触感も際だって気持ちよく、完全に新しいパズルを、スマホのための操作性で作り上げることに成功している。
これは、名作のたぐいであろう。
『Monument Valley 2』レビュー - あの感動をもう1度。さらに美しく、奇妙で、神秘的な親子の旅
- パズルゲーム
- 2017年06月06日
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2013年、錯視の視覚トリックを暴いて道を進むパズルと世界の美しさ、素晴らしいサウンド評価され、世界中のプレイヤーから圧倒的な支持を得たゲームに続編が登場した。
『Monument Valley 2』だ。
前作では1人で孤独な道を歩く旅を描いていたが、今作の主人公は2人の親子。ときに一緒に、ときに分かれて旅する親子の姿は、前作とは似ていて少し違うストーリーを味合わせてくれる。
『Splitter Critters』レビュー - ステージを紙にようにビリビリ破って繋げる。おもちゃのようなパズル
- パズルゲーム
- 2017年01月28日
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『ぎゅうぎゅうダンジョン2』レビュー - ローグライクと、ボードゲームの面白さを両立。絶妙バランスのパズルRPG
- パズルゲーム
- 2016年12月05日
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- 評価8|
- ぎゅうぎゅうダンジョン2|

成長しながらダンジョンのモンスターを退治するパズルRPGとして、マニアの評価が高かった『ぎゅうぎゅうダンジョン』。
その作品をさらに洗練したのが、『ぎゅうぎゅうダンジョン2』だ。
シンプルなルールはほぼそのままに、「運の要素が強すぎる」という前作の欠点を解消た結果、前作をはるかに超える面白さを手に入れた。もはや、このゲームはマニアだけのものではない。
見えている要素を計算して動くパズル要素は、ボードゲームのような面白さ。
ランダム生成のダンジョンで、成長しつつモンスターを倒す仕組みはローグライクRPGの面白さ。
どちらの良さも活かされており、「ボードゲームに電子ゲームの面白さを足した」ゲームとなっている。上記のどちらかが気になるなら、ぜひ遊んで欲しい。
『a[Q]ua アキュア アヒルームへようこそ!』レビュー - 風呂場でアヒルのおもちゃと水遊び。童心に返れるパズル
- パズルゲーム
- 2016年12月03日

風呂場で水遊びをしているように遊べる、水のパズルに新作が登場した。
『お水のパズル a[Q]ua アキュア アヒルームへようこそ!』だ。
かわいい見た目、触って楽しい水の表現、直感的で分かりやすい操作。さらに、広告は控えめ、スタミナなしの遊び放題でステージ数は総計60。
無料で癒やされるパズルアプリを探しているなら、試す価値はある。
もじたんレビュー - 丁寧な作りのオーソドックス文字パズル。ユーザー作成問題が自由で楽しい
- パズルゲーム
- 2016年11月28日