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70年代ゾンビ映画風RPG『ゾンビ・オブ・ザ・ドット』をiOS/Android向けにリリース。効果音・システムにこだわりを感じる非・量産系ケムコゲーム

ゾンビ・オブ・ザ・ドット (App Store 800円 / GooglePlay 800円)
キービジュアル
今回のケムコは、ちょっと違う。
ケムコより、70年代風ゾンビRPG『ゾンビ・オブ・ザ・ドット』が App Store / Google Play 向けに配信開始した。価格は800円。
本作は70年代アメリカの空気感漂う世界で、ゾンビ映画のようなドラマ体験を得られるRPG。
怖いけど怖すぎない、「ちょいホラー」という文句で誰でも楽しめるホラーゲームとされている。
実際、プレイしてみても怖さの薄いドット絵とリアルな効果音のホラー感を演出しており、適度なホラーの雰囲気を感じられている。
これはちょっと気になる実験作だ。

実際のプレイ動画はこちら。


ケムコと言えば似たシステムを改良しながらRPGを作り続けている印象だが、本作は実験的な作品という位置づけなのか、システムも作りも全く違う。
効果音は立体感があり雰囲気を感じるし、小物の雰囲気も出ている。
イベント3

敵との遭遇もフィールド画面でゾンビにぶつかると周囲のゾンビとの戦闘に突入する仕組みで、囲まれているときは大量のゾンビと戦うことになる。
フィールド
戦闘

バトルについても奥行きの概念があるターン制コマンドバトルを採用し、プレイヤーが行動するたびにゆっくりとゾンビが迫る演出を入れている。
じりじりと迫りくるゾンビと対峙する雰囲気がバトルでも表現されており、いつもと違ったケムコRPGが楽しめる。
通常、ケムコのRPGはAndroidにおいて有料版・無料版が存在するが、今回は有料版のみ。
それだけの自信作ということだろうか。時間があればレビューしたいのだが……。

関連リンク:
ゾンビ・オブ・ザ・ドット (App Store 800円 / GooglePlay 800円)