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ケムコ、70年代風ゾンビRPG『ゾンビ・オブ・ザ・ドット』の予約受付開始。『428』、CRIMESIGHT』、『サクラ革命』イシイジロウさんが企画・原案・監修の期待作

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事故に遭い、病院で目覚めた警察官・ベンが荒廃した院内から出ると、街にはゾンビが溢れかえっていた!
ゾンビから逃れるなかで出会った医療従事者のバーバラと共に、警察署に向かおうとするベンを待ち受けていたのは、恐ろしい光景だった……。
ケムコは2月13日に発売する70年代風ゾンビRPG『ゾンビ・オブ・ザ・ドット』の予約受付を開始した。
本作はドット絵で表現された70年代アメリカの空気感漂う世界で、ゾンビ映画のようなドラマ体験を得られるRPG。

古くは『428 ~封鎖された渋谷で~』ディレクター、近年は『CRIMESIGHT』世界観監修、『サクラ革命』の文芸構成などを手掛けたイシイジロウさんが企画・原案・監修を手掛けており、ゾンビ作品ならではのシーンやシチュエーションが、多数のオマージュを含め展開するという。

ケムコと言えばシステムに寄せたRPGが多い会社だが、本作は毛色が異なっており、筆者が個人的に注目している作品の1つだ。
まず注目したいのは、物語性を強化しているであろうこと。外部のクリエイターを招き、良質なゾンビ映画を見終わった後のような満足感を体感できることが本作の売りとなっている。

▲ストーリー紹介PV

生存者との邂逅、閉鎖空間でいがみあう人間同士の対立、愛する者のゾンビ化に直面した葛藤や逃避行動など人間の情愛や身勝手さ、猜疑心を炙り出すドラマの揺れ動きが大きな見どころになるとのこと。
イシイジロウさんはシチュエーションのこだわりを感じる方だと思っているので、ここに期待している。

ゲームの表現としては、「Notグロテスク&すこしホラー」を標榜しており、猟奇的な表現はないが、効果的な演出&展開で「ちょっぴりホラー」が楽しめるとのこと。
怖すぎるホラーは苦手なので、これも嬉しい。
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また、ゲームシステムがゾンビ映画に合わせて作られている点も注目したい。
本作ではフィールド画面でゾンビにぶつかると周囲のゾンビとの戦闘に突入する仕組みで、囲まれているときは大量のゾンビと戦うことになる。
そのため、スタミナ配分を考えてダッシュを利用し、ゾンビから逃げるゾンビ映画のようなプレイが楽しめるようだ。

▲システム紹介PV

バトルについても奥行きの概念があるターン制コマンドバトルを採用しており、バトル中はプレイヤーが行動するたびにゾンビがゆっくりと迫ってくる。
銃の残弾数などリソースを気にしつつ、じりじりと迫りくるゾンビと対峙する雰囲気がバトルでも表現されているわけだ。
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システムは結構強いケムコに、物語や演出がつけばさらに楽しい(はず)。
気になったらぜひ以下のリンクから予約して欲しい。

関連リンク:
ゾンビ・オブ・ザ・ドット予約受付 (iOS / Android)