鉄の棺桶に乗り込め。
操縦席に乗り込み、メックを操作して戦うメック"ロマン"シミュレーター、『EISEN』が App Store 向けに配信を開始した。
本作は二足歩行のメックに乗り込み、次々と登場する敵勢力のマシンを破壊していくアクションシューター。
だが、重要なのはアクションではなく“コックピットでメックを操作している浪漫体験”を描いていることだ。
コックピット画面はお飾りではなく、操作はそこに表示される操縦桿、専用ボタンなどを使って行うし、歩行すればそれに合わせてスマートフォンが振動（iPhoneのみ）し、「今、俺が操縦している！」という感覚を増幅する。
実際のプレイ動画はこちら。
敵メカが次々と投下される戦場でエンドレスに戦うものとなっており、一定数の敵を倒すとランダムに追加武装が3つ提示され、その中から1つを選択してパワーアップしていく『ヴァンパイアサバイバー』的な仕組みになっている。
オート射撃を採用している武装が多いが、ミサイルやキャノン砲などは追加するとコックピットに専用ボタンが追加され、起動から照準まで独特の演出が楽しめる。
▲ちなみに、追加ボタンがある武装は操作が大変なので弱いことも多い……気がする。これがロマン。
どちらかというとロマンに振り切っているため「ローグライトでスキルのシナジーを楽しむロボットゲームだ！」と期待すると肩透かしを食うかもしれないが、「小さな箱庭で、短時間でメック操縦を楽しめる」小粒なロボットゲーと思って買うなら期待を外さない（特にiPhoneの振動は良い）だろう。
本作の価格は320円で追加課金なし。お安く買えるロマンゲームとしていかがだろうか。
EISEN (App Store 320円)
