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FgG、学園生活&バトルの新作SRPG『アスタータタリクス』発表。プレイヤーの選択で物語が分岐するマルチエンディング採用の家庭用ゲームライクな大作

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『ファントムオブキル』、『タガタメのアルケミスト』を制作してきたFgG、次のオリジナルタイトルはまたもやシミュレーションRPG。
FgGは、自社タイトルを発表する生放送『FgG新作2タイトル合同発表会 <FgG感謝祭2022 ~For Your Future~>』にて、新作SRPG『アスタータタリスク』を発表した。
本作はアーサー王伝説を下敷きにした世界観のゲームで、学園生活を送りながらバルバロイという外的と戦うSRPG。
プレイヤーの選択によってキャラクターとの関係性が変化し、3つに物語が分岐。それぞれ異なるエンディングが実装される。
スマートフォンゲームでは物語が完結しない物も多いが、「スマートフォンゲームの価値を1段階上げたい」というプロデューサーの判断により、エンディングはリリース時から実装された状態で、物語や人間関係に決着がつくという。

PVはこちら。


『シン・クロニクル』はプレイヤーが連れていくキャラクターによって物語の展開が変化し、取り返しのつかない終わりがやってくる。
しかし、本作は選択でエンディングが分岐し、周回もできる家庭用ゲームと同じ作りのようだ。
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▲一部のキャラクターの外見・名前はFgG作品と共通だが、声優は異なり、扱いとしても別人

学園内などプレイヤーが移動する場所は3Dで作られており、作りこまれていることがわかる。
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本作では学園のカレンダーに沿ってイベントが進行し、そういったイベント類をプレイヤーの手で感じるために操作できる場所として舞台を作る決断になったとのこと。
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また、学園祭のようなイベントも準備されているそうだ。
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パトルパートはマス目で区切られたマップを移動し、攻撃時は3Dの演出が入る模様。
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ここまでの情報を見ていると『ファイアーエムブレム風花雪月』を思い出すが、本作の特徴は「記憶」というところにあり、違うものになりそうな気配を感じた。
本作において、プレイヤーは相棒(つがい)となる人物を選び、その人物は武器として扱われ、人々の記憶から消えてしまうという。
「武器を選べ、切り開く剣は、恋人か友か家族か」という標語があり、何かを犠牲にしていくことが描かれる気配を感じた。

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リリース予定日は2023年。
プロデューサーである今泉さんによると「俺の読みではスマートフォンもコンシューマーもゲーマーは変わらなくなっている」ということで、コンシューマーゲーム機に近い体験をより押し出したゲームとのことで、新しい体験が得られることを期待したい。

関連リンク:
アスタータリスク (WEB / Twitter)