中国建築の謎を解く『3D Escape game : Chinese Room』レビュー。観光気分で中国風世界を見て回る謎解きゲーム
- パズルゲーム
- 2022年01月20日
3D Escape game : Chinese Room (App Store 無料)
プレイヤーは、巨大な仏像を取り巻くように建てられた5つの建築物を探索し、その中におさめられたオブジェの謎を解くこととなる。

ゲームシステムは、オーソドックスなポイントクリック系.。
モデルになったであろう、『The Room』ほぼそのままの操作だ。
各部屋には複数のオブジェがあり、タッチすることで拡大して調べられ、ピンチ操作をすると拡縮できる。

正しい場所でアイテムを使ったり、隠されたスイッチに触れたりするとオブジェのギミックが作動し、隠された機構が動作する。

また、手に入れたアイテムは拡大してさまざまな角度から眺めたり、ときにはアイテムに触れることで形を変化させられるものも。

気になるところを調べ、アイテムはタッチして獲得し、すべてのギミックを作動させると次の建築に移動し、すべての建築で謎を解くとゲームクリア。
普通の脱出ゲームと仕組みは何も変わらない。

中国の城をモチーフにしたミニチュアやら、攻城戦を意識したパズルやら、仏像やら。


ゲームシステムは、オーソドックスなポイントクリック系.。
モデルになったであろう、『The Room』ほぼそのままの操作だ。
各部屋には複数のオブジェがあり、タッチすることで拡大して調べられ、ピンチ操作をすると拡縮できる。

正しい場所でアイテムを使ったり、隠されたスイッチに触れたりするとオブジェのギミックが作動し、隠された機構が動作する。

また、手に入れたアイテムは拡大してさまざまな角度から眺めたり、ときにはアイテムに触れることで形を変化させられるものも。

気になるところを調べ、アイテムはタッチして獲得し、すべてのギミックを作動させると次の建築に移動し、すべての建築で謎を解くとゲームクリア。
普通の脱出ゲームと仕組みは何も変わらない。
簡単な謎ばかりで、パズルもなんとなくいじっていれば解けてしまうものが多く、謎解きゲームとしての手応えややり応えも並程度。
だが、本作の魅力はゲームシステムではなく見た目にある。
中国の城をモチーフにしたミニチュアやら、攻城戦を意識したパズルやら、仏像やら。

冒頭にも語った通り中国のエキゾチックな建築やオブジェを眺め、それが動く様子を見ることの満足感が高いのだ。

ビジュアルを楽しむゲームとして割り切って遊べば良し。
無料で広告も少なく、世界観を楽しむだけでエンタメとして成立している。

ビジュアルを楽しむゲームとして割り切って遊べば良し。
無料で広告も少なく、世界観を楽しむだけでエンタメとして成立している。
ストーリーが皆無で、中途半端に意味深な演出がまれにあっても連続性がなく、ゲーム全体としてお寺巡りのようなもの、になってしまっていてもったいない。
このあたりは何かしら作ってくれればより楽しめたのに、と残念に思うが……開発会社は脱出ゲームを大量に作っているので、それは次回作でのアップデートで期待したい。
プレイ動画:
概要:
中国の宗教的施設と思われる建物内で、内部にある仕掛けの謎を解く。ビジュアルが美しい評価:6(面白い)
おすすめポイント
+ 中国風の風景が3Dで楽しめる
+ 言語に依存しないので誰でも遊べて難易度も低い
気になるポイント
- やり応えのようなものは低い
- ストーリーや演出に繋がりを感じないため、全体としての満足感が作れていない
アプリリンク:
アプリリンク:
3D Escape game : Chinese Room (App Store 無料)
開発:Shenzhen Zhonglian Hudong Technology Co.,Ltd.(中国)
レビュー時バージョン:1.0
課金:ヒント(なくても解けるものが多い、無料ヒント枠もあり
ライター:寺島壽久(ゲームキャスト トシ)
ゲーム紹介サイト、ゲームキャスト管理人でゲームライター。
アクション、新しさのあるゲーム、旅を感じるゲームが好き。
Twitterでも情報発信中。
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コメント(1)
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コメント一覧 (1)
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- 2022年01月20日 23:20
- ムービーの雰囲気が初代PSの頃みたいな怪しさがあって良いですね…