戦車のなかでも車輪に巻く“履帯”（無限軌道、キャタピラなど呼び名は複数ある）のパーツ1つ1つを物理シミュレートし、リアルな動きを眺めて楽しむだけのシミュレーター『戦車の履帯を愛でるアプリ』に、まさかの続編が登場した。
ハンドル操作で戦車を操縦すると、パーツ1つ1つがリアルに動く。その様子を眺めて癒やさる機構フェチのためのアプリだ。
今作では、パンター G型、ヤークトパンター、ヘッツァーの3車種を見て楽しめる。
以前の記事でも説明したが、履帯とは戦車の車輪に取り付けられるベルト上の帯で、本作はこの帯を構成する細かい板、履板の1つ1つがシミュレートされ、リアルに動く。
アスレチックコースを走り、段差との相互作用で細かく動く履帯の姿を見ていると、機械式時計の歯車を見ているかのような機構の美しさを感じられる。
▲段差に合わせてグニグニ曲がるキャタピラ部
▲段差に合わせてグニグニ曲がるキャタピラ部
そのプレイ動画がこちら。
無茶な運動をすると脱帯するし……。
横転もしてしまう。
あまり起伏のないコースで戦車に負荷をかけて故障させるのもまた遊びの1つ。
アプリは無料で3分眺めるごとに広告が挟まれるが、250円で広告削除が可能。
初期は3車種のみだが、今後アップデートで増やして行く予定とのこと。
なお、前作『戦車の履帯を愛でるアプリ』では、T-34/76、九七式中戦車 チハ、Tiger 1 IV号戦車を含む12車種が楽しめるので、車種追加まではこちらも合わせてプレイするといいだろう。
戦車の履帯を愛でるアプリ (App Store 無料 / Google Play 無料）
