セガの出世作『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』の父として知られ、スクウェアエニックスで『バランワンダーランド』リリース後に退社した中裕司さんが再始動。
37年のクリエイター人生で、始めてすべてを1人で作ったというハイパーカジュアルゲーム『SHOT2048』を App Store / Google Play でリリースした。
本作はタイトルから想像されるとおり、同じ数字をぶつけて足し合わせ、2048の数字を作っていくゲーム『2048』の亜種。
だが、「また2048か」と思ってプレイすると、似たルールなのに面白さが違って驚く。ジワジワハマるゲームだ。
[#SHOT2048]と言うハイパーカジュアルゲームを作りました。私、中 裕司がゲームクリエイター37年間で、全てを1人で作ったのは初めてです。是非遊んで頂き拡散して頂けると感謝いたします。よろしくお願いいたします。https://t.co/vuWmoxO0sj pic.twitter.com/nzQeAxrJ9E
— Yuji Naka / 中 裕司 (@nakayuji) December 18, 2021
ゲームとしては、2の倍数の数字が描かれたサイコロを弾いて転がし、同じ数字のサイコロとぶつけていくゲームとなっている。
同じ数字のサイコロとぶつかると合体して数字が足し合わされ、最終的に2048の数字が作れたらゲーム終了、サイコロを合体させられずに赤いエリアまであふれてしまうとゲーム終了となる。
サイコロを転がす『2048』なのだが、転がり方によってコンボ(1回弾いて複数のサイコロが合体する)で一気に得点が加算され、コンボを狙うためにぶつかり方、反射の角度を考えて弾いたりとアクションの計算が重要になる。
見た目からは期待感が煽られないが、実際にプレイするとジワジワとハマって遊んでしまう。
『2048』をベースにしていても、ちょっと変更するだけでゲームが新鮮に、また楽しめる。
小さなゲームながら、中裕司さんの再始動に期待できる物となっている。
お手軽に楽しめるゲームが欲しければ、このゲームはありだ。
アプリリンク:
SHOT2048 (App Store 無料 / GooglePlay 無料)