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遠い日の記憶に訴える郷愁のアドベンチャー『OU』が2021年、SteamとNintendo Switchで発売予定。奇妙な出会いに翻弄され、プレイヤーの選択で異なる結末を迎える物語

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インディーゲーム情報番組 INDIE Live Expo 2021 にて、郷愁のアドベンチャー『OU』が Steam / Nintendo Switch で2021年にリリース予定とであることが発表された。
本作はジー・モードがパブリッシュし、幸田御魚さんが企画・シナリオ・デザインを、そしてスマホゲームではお馴染みの(最近は『アンリアルライフ』などSwitchで活躍しているが)room6 が開発を手がける共同プロジェクト。

本作はエモーションと世界観を重視した柔らかなタッチで世界が描かれ、どこか郷愁感のあるギター演奏による音楽が鳴るアドベンチャー。
ミヒャエル・エンデ作品のように現実との接点を持ち、アドベンチャーゲームの形をした「何か」になるという。

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▲メインビジュアルも、色使いはミヒャエルエンデの『モモ』を思い起こさせる

トレイラーはこちら。


ゲームの舞台は、どこか遠い日々に見たおぼろげな景色のような世界・ウクロニア。
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尻尾に火をつけたオポッサム“サリー”に誘われ、自身の物語を追う少年“OU”の物語が展開される。
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▲帽子の少年がOU、真ん中の動物がサリー。

そして、物語はさまざまな出会いによって変化する。
彼を追う“サウダージゴースト”。
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主人公と瓜二つのジェミニ悲劇に誘う“泣き女”。
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ゲームとしては、ステージ上のギミックを調べ、様々な謎を解いてストーリーを進めるアドベンチャーになるとのこと。
主人公は“ふせん”という道具のみを使用でき、これを謎を解いたり、アイテム探したり、追ってくる不気味な存在に投げつけたりすることに使うという。
そして、奇妙な登場人物に翻弄されながらも物語は進み、行動次第でいくつかの物語に分岐する。

INDIE Live Expo でも特別なプレミア枠で紹介されていた本作は、非常に印象に残るビジュアルと世界観のゲームであった。
すでに Steam ではページが公開されているので、気になる方はウィッシュリストに入れておくと良いだろう。

関連リンク:
OU -公式ページ
Steam:OU

※本ページで使用されているゲーム画面は、全て開発中のものであり、変更の可能性があります