呉ソフトウェアより、1988年にリリースされたゲーム『ファーストクイーン』のリメイク版、『FirstQueen1NEXT』が App Store / Google Play 向けに配信された。
価格は App Store で370円、Google Play で360円となっており、先行販売されている Steam 版の1/3以下となっている。
『ファーストクイーン』は、大陸のすべてを制覇しようとする大国オルニックと、国を焼かれたリッチモンド伯との戦いを描く戦記物。
多数の兵士が AI で動き、画面狭しとひしめくゴチャキャラバトルを特徴としている。
多数の兵士が AI で動き、画面狭しとひしめくゴチャキャラバトルを特徴としている。
戦略シミュレーションゲームのように全体マップがあり、攻めるだけでなく、防衛部隊を配置して敵の侵攻を防ぐような要素もあるシミュレーションゲームだ。
プレイ動画はこちら。
リメイク版は現代風フルリメイクではなく、初代作品のテイストを強く残したもので、プレイの感覚は古い。
しかし、グラフィック、操作、細かいシステムの追加に加え、もともとは1部隊で戦うゲームだったものに最大2部隊で戦う仕組みを取り入れかなり拡張も行われいる。
しかし、グラフィック、操作、細かいシステムの追加に加え、もともとは1部隊で戦うゲームだったものに最大2部隊で戦う仕組みを取り入れかなり拡張も行われいる。
元が古いゲームなので演出などに不足を感じるが、発売当時の1988年としては珍しく兵士1人1人に装備を与えたり、クラスチェンジさせて強くしていく仕組みを取り入れており、初期『ファイアーエムブレム』シリーズ開発者の加賀昭三さんが影響を受けたゲームとして挙げる歴史的な作品でもある。
かつて『ファーストクイーン』を遊んだ方だけでなく、そういったゲームの歴史を追う方もやってみる（一応、オリジナルに忠実なバージョンも配信されているが）価値はありそうだ。
FirstQueen1NEXT (App Store 370円 / GooglePlay 360円 / Steam 1,220円)
FirstQueen1（オリジナル版） (App Store 610円 / GooglePlay 600円)
