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あなたが見逃しているかもしれない、2021年3月のスマホゲームたち。絶体絶命の災害を体験するサバイバルゲームから、猫がかわいいパズルまで

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現在、1ヶ月に1万本近いスマホアプリがストアに登録されているという。
そんな状況では、ゲーム機移植作品や予算の大きいゲームはともかく、宣伝が少ないゲームは見逃しがちだ。
そこで「あなたが見逃しているかもしれないゲームたち」という名前で、インディーゲームや小粒な良作ゲームを毎月5本、紹介していく。
今回は2021年3月分。

サバイバーズ・ギルト (App Store 無料 / GooglePlay 無料)

震度7の巨大地震が発生し、エレベーターに閉じ込められた状態から、手持ちのモノを利用して救助が来るまで生き延びるサバイバルゲーム。
場面が固定されている窮屈な作りだが、状況のリアリティがあり、1シーンだけ切り取った絶体絶命都市(ただしプレイヤーはモブ)と言った緊張感がある。

Mitoza (App Store 無料 / GooglePlay 無料 / Steam 無料)

謎の種に対して、さまざまなモノを与えて育てていく……というか、変化させていく育成ゲーム。
種の育成状況に応じて常に2つの選択肢が示され、育成方法を選択すると予想もつかない方向へ種が育っていく。
さまざまな形状を見て、驚いて楽しむ奇天烈ゲー。

ビビッター (App Store 無料 / GooglePlay 無料)

プレイヤーのビビり度を判定するミニゲーム集。
ギリギリのタイミング、力加減が要求されるミニゲームが30以上収録されており、どれも独特の演出やパロディが入っていて面白い。
オンライン対戦のテンポが悪いのが難点だが、1人用モードはすごく面白い。

Unruly Heroes (App Store 250円 / GooglePlay 210円)

西遊記をモチーフとした横スクロールアクションゲーム。
悟空、沙悟浄、三蔵、猪八戒の4人を切り替えながらステージを進み、ゴールに到達するか、奥に待ち構えるボスを倒すと先へ進めるステージクリア型アクション。
バーチャルスティック、攻撃、ダッシュ、ジャンプボタンで遊ぶオーソドックスな操作で、動作は滑らか。
プレイ感もなかなかで、価格を考えるとかなりお得そうな1作。

ネネコネコ - 箱猫パズルゲーム (App Store 無料 / GooglePlay 無料)
箱の中にはいって寝たがる仔猫を動かし、箱の中に隙間なく詰めて寝かせる箱詰めパズル。
仔猫はたくさんいるのに、この家には箱が少ししかないから詰め込まないと全猫が寝られないらしい。
パネルを隙間なく敷き詰める題材はありふれたものだが、実際に遊んでみると良い具合に難易度が調整されていてハマるし、猫のアニメーションにもこだわりがあって癒やされる。
広告も少ない。

Ping Pong Fury (App Store 無料 / GooglePlay 無料)

スワイプでラケットを動かして世界のプレイヤーと対戦する卓球ゲーム。
スマホで極限リアルを追求して話題になった卓球ゲーム『Table Tennis Touch』の製作者による新作だが、今作はゲームっぽさを追求。
スライスやスピンなどのテクニック、打つタイミングによって変化する打球など、(ときにオーバーなまでに)操作テクニックが反映される卓球が楽しめる。
チュートリアルで知る情報が少なく、何も知らないとややテンポが悪いだけのゲームになってしまうが、トレーニングモードで操作を身につけると急に面白くなる。


以上。
5作紹介するつもりが、気づいたら6作に……まあ、いいか。
気になるものがあれば遊んで、なければコメント欄で良いゲームを教えていただけると嬉しい。