4月6日の新作スマホゲー感想28本。謎の館に住まう猫人が、肖像画のルーツを語り聞かせて進むオカルトチックノベル『バロックを抱く揺籠』の奇妙さと歴史に引き込まれる

※価格は記事執筆時のものなのでDL時にストアで確認してください。

注目のゲーム
オカルトチックノベルゲーム「バロックを抱く揺籠」 (App Store 無料 iPhone向け / ブラウザ)

二足歩行の猫にみえる館の主人に案内され、肖像がを見て、そのルーツを語って聞かされるノベルゲーム。

複数の肖像画のルーツを知ることで不可思議な物語が姿を現す。

雰囲気バツグンの作りで、呼んでいて引き込まれる。

Apple Arcade新作

NBA 2K21 Arcade Edition (App Store)

NBA公認のバスケットゲームアプリ。

バーシャルスティックで移動し、パスやシュート、リバウンドなどの各操作をボタンで行う。

クイックマッチ機能などの他に、キャラクターをエディットして試合に出場しながら育成するキャリアモードも持っており、結構遊べそう。

動作もiOS端末にあわせているのか安定している。

ただし、チュートリアルが一切ないので初めて遊ぶとかなりキツい。

スマホでは基本無料のカード系NBA系ゲームを除いてNBA2Kシリーズは撤退してしまっていたので、海外で需要がありそう。

Simon's Cat - Story Time (App Store)

猫と一緒に暮らす家を建て直す3マッチパズル。

マッチパズルのステージを進めると、家の改築が進んでぼろ屋がどんどんステキな（プレイヤー好みの装飾の）家に。

課金要素がないガーデンスケイプといった感じ。

Star Trek: Legends (App Store)

定額サービスで課金要素がないのに、ガチャでキャラを出して戦っていくバトルRPG。スタートレックのキャラクターが陣営を越えて集結するオリジナルストーリー、オールスターゲーム。

The Oregon Trail (App Store)

19世紀のアメリカ西部開拓時代、オレゴン州を目指す開拓者達の過酷な旅を体験するサバイバル・旅シミュレーションゲーム。

さまざまな個性をもった旅人4人でチームを組み、馬車や食料などを買い込み、ランダムイベントに対して選択を繰り返して食料・健康・移動速度などのバランスを保って旅をするゲームとなっている。

歴史を学びつつ遊べる世界で定番の作品だが、本作は美しいグラフィックと近代的なストーリー解釈を取り入れた最新版。

FΛNTΛSIΛ‪N‬ (App Store）

『FF』の生みの親である坂口博信さん率いる Mistwalker 制作の RPG。ジオラマを取り込んで制作した背景はおもちゃのようで見た目に面白い。

ゲームとしてはターン制のRPGでクラシックではあるが、攻撃を一定回数無効化できるバリアなど戦術を重視しているイメージ。

演出も気持ちよく、魔法が出てくる当たりからプレイが面白くなってくる。

「こういうRPGでいいんだよ」が詰まったゲーム。

Cut the Rope Remastered (App Store)

重力がシミュレートされたステージを内で、飴を緑の怪獣の元に届ける人気物理パズルゲームの最新作。

指をカッターに見立てて、ロープを切ってつるされた飴を動かすから『Cut the Rope』という名前になっている。

リマスターという名前だが、過去作のステージ＋新規ステージでグラフィックをリマスターしたもの……ではなく、過去作のギミックをぜんぶ取り入れてテンポ良く再構成し、新要素も加えたほぼ新作。

ステージ選択画面が立体絵本分になっており、簡易な探索が楽しめるのも嬉しい。

SongPop Party (App Store)

オンライン対戦イントロクイズ。

洋楽メインで、近年の曲ばかり（昔の曲のイントロはかなり進めないと遊べない）なのが辛い。

太鼓の達人 Pop Tap Beat (App Store)

曲に合わせて太鼓をたたく定番リズムゲーム。

Apple Arcade版は広告なしで、定額で遊べる。

ゲームとしては既存の曲から選ばれた楽曲が30曲程度収録。

World of Demons - 百鬼魔道 (App Store Apple Arcade)

『ベヨネッタ』や『ニーアオートマタ』などを開発したプラチナゲーム新作で、百鬼夜行をモチーフとした和風剣劇アクションゲーム。

本作はもともと DeNA がパブリッシュし、プラチナゲームズが開発する基本無料ゲームとして2018年に発表されたもの。

それをプラチナゲームズお得意の避けて妖怪召喚も含めたコンボをたたき込むアクションへ路線変更し、ゲーム機のようなプレイを楽しめる。

大神のような墨絵風グラフィックで描かれる妖怪世界は雰囲気バツグン。ゲーム自体もかなり面白い。

紹介記事：百鬼夜行の妖怪と戦う剣劇アクション『World of Demons - 百鬼魔道』インプレッション。プラチナゲームズお得意の避けて殴るアクション+多彩すぎる妖怪コンボで楽しめる力作

CLAP HANZ GOLF (App Store Apple Arcade)

『みんなのゴルフ』の開発会社が作る、スマホ向けのゴルフゲーム。

異なる特徴を持つドルファーがチームを作り、それぞれの特徴を生かしてホールを攻略するという形式でツアーを回ったり、対戦したりできる。

スワイプで行うショットは慣れが必要だが、慣れれば結構いい感じ。

演出面も丁寧で、スマホのゴルフゲームでも上位の面白さ。

The Room Two+ (App Store Apple Arcade / 日本語版App Store 無料 / GooglePlay)

これのみ新作ではなく、新しく追加された過去の受賞作を復刻したものをプレイ。

「プラス」という名前でリリースされているが、元のアプリそのまま（最新端末向けに表示などは手直しされている）で無料プレイ可能なもの。

美しい箱の謎を解く脱出ゲーム2作目で、手堅く面白い。

Apple Arcade版は定額サービスに入っていれば無料だが、日本語非対応。

日本語版はコーラスワールドワイドから出ているので、そちらのプレイをおすすめしたい。

おすすめ新作

with My CAT - 猫とくらそう - (App Store 無料 / GooglePlay 無料)

本物そっくりなリアルな猫をスマホ内で変える育成アプリ。

なでたり、ちょっと外に探検に出たり、ブラッシングしたり、餌をあげたりと面倒を見ていると猫と絆が深まり、色々な姿を見られる。

かなり猫が可愛くリアルなので、やっていてかなり満足感あり。

自分は好き
DERE EXE: Rebirth of Horror (App Store 無料 / GooglePlay 無料)

ようこそ、このゲームは1999年から作られてきたゲームだ。

だから完璧でバグもない。

女性ガイドが丁寧に導いてくれる、ジャンプと左右移動で進めるアクションゲームだよ。

から始まる、サイコホラー。

Der Erlkönig(魔王) (App Store 無料 iPhone向け / GooglePlay 無料)

歌曲「魔王」を元としたアクションRPG。プレイヤーの周囲を回る方向マーカーをタッチで止めると、その方向にキャラクターが突進するワンタッチ操作を採用。長押しして指を離すとマーカーがスローになって狙いを定めやすくなり、同時にスキルも使用でき、これがアクションに変化を加える。操作は慣れるまで難しいが、慣れてみると快適で楽しい。選択が物語を変える要素もあり、ストーリーも凝っているとか。