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『インディーゲーム名作選』が4月14日発売。現役・実力派の執筆陣が選ぶ、古今東西250のインディーゲームを収録したガイドブック

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インディーゲームのガイドブック『インディ・ゲーム名作選』が2021年4月14日に発売される。
価格は1680円(税別)。
本書は、アクション、シューティング、アドベンチャー、RPG、ストラテジーにパズルなど、多岐のジャンルにわたって精選した250のタイトルが紹介されているカタログガイドブック。
ガチョウを操作していたずらを仕掛けるアクションパズル『Untitled Goose Game ~いたずらガチョウがやって来た!~』、アメリカの自然保護区を舞台とするミステリーアドベンチャー『Firewatch』、流行りの宇宙船人狼ゲーム『Among Us』など、メジャーなものから隠れた名作までピックアップされているという。

注目すべきは執筆陣だ。
基本的に、本の面白さは著者に左右されると思うが、ここにかなり実力派・個性派をそろえている。

・ign Japanの副編集長であり、音に強いこだわりのある今井晋さん
・同じく ign Japan で活躍する千葉芳樹さん
・海外事情通であり、海外スタジオ情報などのコラムは外さない徳岡正肇さん(本書でもコラムを担当)
・彼が紹介するゲームはだいたい面白く、単純に筆者がファンとして追っている野村光さん
・電ファミなどで活躍し Steam ゲームに精通する古嶋誉幸さん
・同人でインディーゲーム書籍を刊行し続けて根強いファンを持つ洋ナシさん

残念ながら編集の田中 “hally” 治久さん、木津毅さんに関しては面識などがないのだが、筆者が知るだけでも現代で活躍する実力派をそろえている。
当記事を書くにあたり、著者の1人である古嶋誉幸さんからコメントをいただいたが、
『Dear Esther』や『Stanley Parable』に衝撃を受けてから約10年、ジャンルを偏りながらも遊んだインディーゲームの中でも「これは!」と思った物を選びました。歴史的な重要性以上に、自分が遊んで面白かったかを重視して楽しみながら紹介させていただいています。
とのこと。
インディーゲームが話題に普及し始めたのはここ数年だが、さらに過去に遡って遊んで面白い、知って面白いインディーゲームをまとめて知るなら、本書はかなり良さそうだ。
気になる方は、下記のリンクからどうぞ。

関連リンク:

公式サイト:
インディ・ゲーム名作選 | ele-king