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目隠しされたまま運転するスリルドライブゲーム『Blind Drive』がiOS/Android/Steamに登場。対向車の”方向を聞き間違えたら”即事故の「耳で遊ぶゲーム」

Blind Drive (App Store 490円 / GooglePlay 410円 / Steam 1,010円→808円)
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目隠しされたまま車を運転したことがあるだろうか?
ないなら、今がそれを試すチャンス。
イスラエルの開発会社 Lo-Fi People から、盲目のドライバーとなって車を飛ばすゲーム『Blind Drive』が App Store / Google Play / Steam 向けにリリースされたからだ。
本作は、対向車の存在を音だけで察知して車のハンドルを切る“耳で遊ぶゲーム”。
主人公は小金のために(おそらくヤバい)科学研究に手を出して失敗した男ドニー。彼は、けじめをつけるため手錠をかけられ、目隠し状態で車を運転することに。
プレイヤーはドニーとなり、電話の声に導かれるまま車を運転し、最後まで生き延びなければならない……!

ゲームは音が左右分かれて聞こえるかのテストからはじまる。
また、Bluetoothヘッドホンには専用の調整も用意されている。
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ゲーム内はすべて英語で、ストーリーもガイドもすべて音声で示される。
字幕もないので、ストーリーを追うなら英語力は必須。ただ、ゲーム自体は英語力がなくても遊べそうではあった。
プレイ動画はこちら。


操作は左右タッチによるハンドル操作のみ。
右から何か来ている音がすれば左に避け、逆ならば右に避けるわけだ。
プレイヤーは盲目だが、画面真ん中には白いマーカーが出てきてどちらにハンドルを切っているのか示してくれる。
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オプションで「より深い体験ができる」モードをONにすると、画面は完全に真っ暗に。
確かに想像が刺激されるが、すごい割り切り。
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ちゃんと左右から音が聞こえる設計になっているので序盤は簡単だが、少し進むとカーステレオから音楽が鳴り響き、後ろからはパトカーが暴走車の取り締まりにやってきて、大変賑やかになる。
なお、本作は3本指でタイトル画面を3回タッチするとフル音声ガイドが始まるので、真に盲目の方でもプレイ可能とのこと。
目が見える方も、盲目の方も、英語力と耳に自信がある方はプレイして見てはいかがだろうか。

アプリリンク:
Blind Drive (App Store 490円 / GooglePlay 410円 / Steam 1,010円→808円)