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『NieR Re[in]carnation(ニーア リィンカーネーション)』iOS/Android向けにサービス開始。ヨコオタロウさんなどオリジナルスタッフが関わる『ニーア』シリーズ最新作

NieR Re[in]carnation (App Store 無料 / GooglePlay 無料)
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『NieR(ニーア)』シリーズの最新作『NieR Re[in]carnation(ニーア リィンカーネーション)』が iOS / Android 向けにサービスを開始した。
本作は3Dで表現される“檻(ケージ)”という空間で武器の記憶を集め、絵本のような2Dで表現される“武器の記憶”にはいって、物語をあるべき姿に戻すために戦うRPG。
スマホとは言え、プロデューサーに齊藤陽介さん、クリエイティブ・ディレクターヨコオタロウさん、音楽は岡部啓一さんと、オリジナルに関わったスタッフも参加する直系の新作。
ファンならば一見の価値があるものと言えそうだ。

序盤のプレイ動画はこちら。


少し触った感想としては、頑張って雰囲気に気を使った基本無料RPGという印象。
ゲームとしては3Dで表現されるケージ世界を探索して武器を探し、武器から2Dで描かれる絵本世界に入って戦い、絵本のストーリーを正しい方向に導くことを繰り返し、それにつれて3D世界の主人公にも影響が及ぶ……という物語+バトルのRPGという構造になっている。
グラフィック、音楽は美しく、それだけで魅力になる水準。
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▲現実(?)のフィールドは3Dだが、絵本の世界は影絵のような2D

バトルシステムはキャラクターが自動で攻撃し、スキルや必殺技を使うタイミングだけプレイヤーが指示するシステムを採用。
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▲物語部分はソシャゲ感を隠そうとしているが、ここがソシャゲっぽいのが少し気になる。

現段階では「最高じゃないけど頑張っている感が伝わる」といったところか。
システムを見ていくと普通に基本無料RPGで、雰囲気は良いけど、最初から畳みかけるような凄みはない。
『ニーア』だから、先にプレイヤーを良い意味で裏切るすごい展開があるのではないか、という期待がプレイの動機として一番大きい。

実際、物語は何かあれば一気に面白くなりそうだし、平凡に見えるシステムにもどんでん返しがあるかもしれないという期待感がもてる作りになっている。
遊び方としてもマップ移動・バトルともにオート設定して“鑑賞するように遊ぶ”ことが許容されているので「鑑賞するように遊ぶ」ことを想定しているのではないかな、とか想像しつつ興味深く進めている最中。
これはどうも、結構遊ばないとまともな感想が書けなさそうだ。

関連リンク:
NieR Re[in]carnation (App Store 無料 / GooglePlay 無料)