2020年9月、昭和の香り漂う渋い刑事ミステリー短編として話題なったアプリ『和階堂真の事件簿 - 処刑人の楔』に、早くも続編『和階堂真の事件簿 - 隠し神の森』が登場した。
本作は近代的な技術とアナログな風習が共存する昭和を舞台に、白黒を基調とした渋いドット絵でミステリーを描く短編アドベンチャー。
今回の和階堂は森で発見された死体の調査に乗り出す。
今回の和階堂は森で発見された死体の調査に乗り出す。
森の近くには、古い因習が残る村。
その村では「森で神隠しが起こる」ことが信じられており、こういった事件も過去にあったようだが……果たして神隠しは本当にあるのか、それとも人の業が神隠しという言い伝えを作ってしまったのか。
それを解き明かすのはプレイヤーだ。
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本作は、普通のポイントクリック型アドベンチャーだが、10分程度の操作が終わるたび情報を整理するパートが入り、プレイヤーが現場からキーとなる事実だけを推理できるよう誘導する。
そして、何度も推理パートを重ねて小さい事実が積み重なると、大きな真実が見えてくる。
「ここで情報を整理すると良いですよ」と、ゲーム側でタイミングを示すことでプレイヤーの思考が整理され、「推理小説を読み解いているような気持ち」を誰にでも味わえるシステムはやはり秀逸で、推理の楽しさを無理なく物語に組み込んでいる。
誰でも気軽に楽しめる推理ものになっているので、年末の空いた時間のお供に、ぜひこれをDLして欲しい。
アプリリンク：
和階堂真の事件簿 - 隠し神の森 推理アドベンチャー (App Store 無料 / GooglePlay 無料)
和階堂真の事件簿 - 処刑人の楔 (App Store 無料 / GooglePlay 無料)
