世界で最も人気があるゲームの1つである対戦ゲーム『リーグ・オブ・レジェンド』のスマホ版『リーグ・オブ・レジェンド ワイルドリフト』が iOS / Android 向けのサービスを開始した。
公式にはオープンベータとあるが、Riot Games はベータからそのままゲームサービスを続けるので、実質的に本サービス開始と考えてよいだろう。
本作はプレイヤーがそれぞれ1人のチャンピオンを操作して5人でチームを組み、チームで戦う対戦ゲーム。
アクションゲームのように戦いながらも、プレイを通じてキャラクターLVを上げて成長する計画を立て、成長したキャラクターをどこで活躍させるか選択し、最終的に敵本陣を破壊する戦術要素が強いプレイが人気を博している。
これまでも『モバイルレジェンド』など同じジャンルのゲームはスマホに存在したが、本作はPCゲームの体験をスマホに持ってくることに重点を置いており、より奥の深い戦術を楽しめるようだ。
オリジナルは1試合30分程度だが、スマホ版は15~20分を目標に調整され、PC版よりも簡易化されている。
ただし、キャラクターの使用するスキルなどはPC版で使用できるものをかなり再現しており、スマホの同ジャンルの作品に比べて複雑度が少し高め、ともいえる。もちろん、PC版そのままのゲームではない。
ネクサス(本拠地)が直接攻撃を行ってきたり、ターゲットがオートだったり、タワーの下に回復アイテムがあったりと、ゲームを加速するために多くの変更が加えられている。
ネクサス(本拠地)が直接攻撃を行ってきたり、ターゲットがオートだったり、タワーの下に回復アイテムがあったりと、ゲームを加速するために多くの変更が加えられている。
PCの体験はできる限り持ってきつつ、スマホ向けに抑えるところは抑える。
少し試してみたが、「リーグ・オブ・レジェンドであって、リーグ・オブ・レジェンドではない、スマホ向けの新作」といった印象。そのまま移植よりも、かなり最適化を意識して作られているように感じた。
いずれにせよ、これまでのスマホMOBA(リーグ・オブ・レジェンドのジャンル名)とは異なるプレイ感があるので、MOBA好きならこれを試す価値はありそうだ。
アプリリンク:
リーグ・オブ・レジェンド:ワイルドリフト (App Store 無料 / GooglePlay 無料)