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幻想水滸伝スタッフなどが集って制作するRPG『百英雄伝』開発のクラウドファンディング開始から7時間1億円以上を調達。家庭用ゲーム版も開発決定

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『幻想水滸伝』シリーズなどのクリエイターが集結した新会社Rabbit & Bear Studiosによる新作RPG『百英雄伝』のクラウドファンディングが始まり、わずか約7時間で100万ドルを突破してしまった。
本作は『幻想水滸伝』の企画を立ち上げてディレクター・シナリオライターを務めた村山吉隆さん、同作のキャラクターデザインを務めた河野純子さん、その他シリーズ作に関わっている小牟田修さん、村上純一さんなど強力なスタッフが集結して製作されるJRPG。
小牟田修さんや河野純子さんが関わる『アルカ・ラスト』で「幻想水滸伝スタッフが~」と宣伝されていたが、そのとき以上に強力な原作スタッフが集結した夢の作品である。

『百英雄伝』の目標額は最小でPC版政策に必要な50万ドル。そして100万ドルが集まれば PlayStation 5とXbox Series X向けに開発が行われることとなっていたが……開始7時間程度でこれを達成。すでに7月28日12時時点でおよそ128万ドルに到達しており、勢いはとどまるところを知らない。

そして、そのゲーム内容は丹念に作られた2Dスプライトと豪華な3D背景を活用したビジュアル、ターン制の伝統的な6キャラクターバトルシステム。
そして、『幻想水滸伝』でおなじみ(108人の英雄それぞれに個性のあるRPGだった)100人以上の登場人物が複雑に絡み合う深いストーリーを特徴としたJRPG。
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さらに、自軍の拠点となる城塞も登場する。
最初の段階ではかなり小さな町だが、他のキャラクターを勧誘して働かせることで町が成長していく。
これはストレッチゴール(一定額のクラウドファンディング額に到達すると解放される)だったが、すでに達成されている。

初期は100万ドルが最終目標だった本作のクラウドファンティングには、125万ドルでミニゲーム、150万ドルでニューゲーム+が実装されるというストレッチゴールが急いで追加されたが……もはやこのゴールにも到達してしまいそうだ。
支援したい方は下記のリンク(日本語版Kickstarterのページからは支援できないので、支援時は英語ページで)からどうぞ。

今、コナミから発売されなくなって久しい『幻想水滸伝』シリーズ。そのスタッフが集まり、『幻想水滸伝』を思わせるJRPGを作るなんて夢のような幸せだ。
私自身も『幻想水滸伝1』と『幻想水滸伝2』は学生時代のお小遣いが少ない時代に選んで遊び、クリアしただけに特に思い入れが深い。

関連リンク:
百英雄伝 | 【公式】
日本語・百英雄伝 by Rabbit & Bear Studios - Kickstarter
Eiyuden Chronicle: Hundred Heroes by Rabbit & Bear Studios — Kickstarter