昨年スマホに移植されて話題となった『ユグドラ・ユニオン』が、なんとNintendo Switchに移植され、ダウンロード販売が開始となった。
本作は亡国の王女となって軍を率い、祖国を滅ぼした帝国戦うシミュレーションRPG。
2006年3月23日にゲームボーイアドバンス用ゲームソフトとして発売され、のちに PSP に移植された同名作品のパワーアップ版……であるスマホ版にさらに追加要素を加えたものとなる。
まず、スマホ版のパワーアップ要素からおさらいしていこう。
スマホ版はグラフィックのHD化され、ゲーム面では1手巻き戻し、会話ログ機能、イージーモードを搭載。
さらに、戦闘スピード最大5倍速で行え、追加キャラクターのコブンも仲間にできる。
さらに、オリジナル版の元となったイメージ楽曲12曲を聴けるサウンドテスト機能、GBA版のサウンドとの切り替え機能が有料オプションで提供（Nintendo Switch版では価格に入っている）された。
▲序盤は5倍速がほんと快適。
さらに、Nintendo Switch版は裏ワザ機能を搭載しており、ゲームのデータやシステムを少しだけ変更できる。
具体的には下記の機能が追加されている。
◆敵味方クリティカルが発生しなくなる
◆戦闘開始時スキルゲージMAX◆フォーメーションタイプが男女逆転
◆キャラクターミラノがクルスのような姿になり、クラスがハンターへ。特徴も変わる
この追加要素を入れてお値段は1,980円。
スマホ版は1,840円+サウンド関連490円＝2,330円なので、珍しいことにスマホ版よりNintendo Switch版の方が安くなるわけだ。
かわいいイラストに似合わぬシナリオが展開されるのが売りなので、そういったゲームが好きなら購入の検討をしてもいいだろう。
スマホ版『ユグドラ・ユニオン』リリース時のディレクター、渡辺恵太さんのインタビューによれば「想定の10倍売れたら何でも作りますよ」だそうなので、旧版を遊んだファンの方も迷ったら買って応援……というのはいかがだろうか。
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