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11月27日の新作スマホゲー紹介11本。寿司のカウンターや工具机など、テーブルの上をミニチュアカーで走る『Table Top Racing: World Tour』が面白い

本日は『ワールドフリッパー』、『魔界戦記ディスガイアRPG』などソーシャルゲームがいろいろと出たが、Switchから移植されたアクションやら『Wipeout』を製作したスタッフが関わるレースなど、いい感じにゲームが出ている。

注目
Table Top Racing: World Tour (itunes 610円 iPhone/iPad対応)

テーブルの上をミニチュアカーで走るレースゲームで、『ワイプアウト』の製作者が関わったことでしられるスマホで人気のシリーズ。
寿司屋のテーブルだったり、家庭のテーブルだったり、ミニチュアから見た視点でユニークなコースを走れるのが魅力。
左右のハンドル操作と、コース上に散らばっているアイテムの使用で競い、レースの賞金で新しい車を購入し、チューンナップする仕組みでゲームとしても堅実に楽しめる。


おすすめ
ワールドフリッパー(WORLD FLIPPER) (itunes 無料 iPhone/iPad対応 / GooglePlay)

パーティーを組んで冒険に臨み、ピンボールの要領でキャラクターをはじいて、敵にぶつけて戦うピンボール系RPG。
ただし、キャラが台の外に落ちるような仕組みはなく、フリッパーで発射して敵にぶつけたり、敵の攻撃を避けられるように安全な場所にパーティーを移動させるもので、本格ピンボール系ではない。
とはいえ、攻撃や動きが気持ちよくて落ちる心配がないからカジュアルに遊べて、これはこれでRPGとしてあり。適当に触っていても楽しく、ソシャゲというよりインディーゲームの良作を遊んでいるような手触り。
ドット絵の動き、アートのキュートさが素晴らしい。とりあえず、つかみはかなりいい感じ。

【やり込みRPG】魔界戦記ディスガイアRPG (itunes 無料 / GooglePlay)

『魔界戦記ディスガイア』を原作としたRPG。
プレイヤーはスマホで魔界とつながってしまった人間として、シリーズに登場したキャラクターたちを育成して新たな魔王を育てることとなる。
バトルはターン制のコマンドバトルを採用しており、ゲーム機感覚で楽しめる。また、サーバーは今のところ快適でロードも早い。
コミカルで軽快な物語、バトルも弱い敵は4倍速で蹴散らせる高速なテンポと、遊んでいてサクサク感が強く、インフレを特徴としていた原作のおかげで育成のインフレ感もあって気持ちよく遊べる。
3月にちゃんとサービスしていたら、人気作になっていたと思う。

光るものあり
ALPHA -2Dドットインディアクションゲーム (itunes 120円 iPhone/iPad対応)
ss1
任天堂Switchでも発売され、一部で好評を博した見おろしのスラッシュアクションゲーム。
バーチャルスティックで移動し、剣を振って敵を倒し、敵弾を切り落とし、ドローンに指示を出して自動攻撃(エネルギー制限あり)を利用して建物内の敵を倒し、ゴールを目指すゲームとなっている。
スマホのタッチ操作では少し移動がしづらいが、120円と考えると十分遊べそう。

Color Criss Cross (itunes 無料 iPhone/iPad対応)
ss2
タイルを塗りながら移動するブロックを上下左右に動かし、すべての黒タイルに色を塗るとステージクリアになるパズルゲーム。
ブロックをスワイプすると壁か同じ色のブロックにぶつかるまで直進を続けるため、適当に塗ると移動できる場所がなくなって手詰まりになる。
シンプルなルールだが、塗る気持ちよさと色替えギミック(途中で自分の色を変える床が登場する)でかなり楽しめる。

Fall Away (itunes 無料 iPhone/iPad対応)
ss2
落下するボールをドラッグ操作で左右に移動させ、黄色い床を体当たりで破壊しつつ、黒い障害物を避けてゴールを目指すカジュアルアクション。
大量に黄色い床を壊すと無敵モードになり、その瞬間の落下はかなり爽快。
シンプルだが、遊べる1本。

TrymenT ―今を変えたいと願うあなたへ― LitE (itunes 無料 iPhone/iPad対応)
ss4
閉鎖的な土地に、山を隔てた区分けがなされ、コンビニやファミレス、娯楽施設もほとんどない場所で600人が生活するという設定のなか、参加者の1人として生活するノベルゲームの体験版。
ネット上で背景アートワークが素晴らしいとあったが、実際に本当に素晴らしくて驚く。

雀魂 -じゃんたま- (App Store 無料 / GooglePlay)

『アズールレーン』のYostarが提供する麻雀アプリ。
PCブラウザですでに提供されている麻雀ゲームのスマホ版で、データは共用可能。
かわいいキャラクターとともに麻雀を打ち、対局で得たポイントで好感度を上げてCGや新しいボイスなどを獲得していく麻雀ゲーム。
PCとスマホのクロスプラットフォームで対局可能で、リーチ時の残り上がり牌数表示、捨て牌時の場に出ている同じ牌のハイライトなど、ややサポート機能が強め。
3人・4人マッチ、大会・段位戦・フレンド戦をサポートしており、堅実に麻雀アプリとしても楽しめる。

その他
Little White Rocket (itunes 250円 iPhone/iPad対応)

星の周りを周回し、タッチすると現在向いている方向に直進するスペースシャトルを操作し、星から星へと移動するポエティック・アクションゲーム。
ゲーム自体はとても簡単で、シャトルを移動させるタイミングを指示するため画面をタップするだけの操作。進路上に星がない時は自動で発射がキャンセルされるので、操作ミスによる失敗もない。
ただ、星々の間を移動し、移動音や音楽、星に込められた音を聴いて癒され、アイテムを取得すると読み上げられるポエムにひたる癒し作品となっている。
人によっては好きだと思うので、動画でプレイの様子を見て欲しい。

うたわれるもの ロストフラグ (itunes 無料 iPhone/iPad対応 / GooglePlay)

アドベンチャーパートとシミュレーションRPGパートを繰り返して進むゲームで、アイヌ文化をモチーフにしたという世界観、獣人のような姿と特殊能力を持つ登場人物とそれにまつわる物語が評判を呼んだ『うたわれるもの』シリーズ最新作。
今回のアプリは、過去作のキャラクターたちが登場する完全新規の物語で、システムはオートバトルのRPG(プリコネ系)。
2Dのイラストは素晴らしいが、バトルのモデルや演出が寂しくて気になるつくり。
ただ、このシリーズはもともと「物語がメインでバトルがおまけ」と言われているので、物語が避ければファンとしてはいいのかも。ストーリーに関しては序盤はとりあえず見られる感じ。

Ria Action Adventure (itunes 730円 iPhone/iPad対応 / GooglePlay 630円)
球体型のポータルで区切られたステージを移動し、無限に沸く敵を倒していくアクションRPG。
敵を倒して得られるソウルで新しい武器や魔法を買って装備し、最終的に死ぬまでに敵を倒した数を競うゲームとなっている(購入したものは死んでも残る)。
重厚な見た目だが、実際にプレイするとキャラクターの動きや攻撃のアクションは貧弱で、敵AIも良くない。CGが得意な会社が、とりあえずゲームを作ってみたという感じのゲーム。