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11月23日の新作スマホゲー16本感想。ダンジョンメーカー以来の時間が解けるRPG『MAGICUS -マジカス-』超おすすめ

やっとApple Arcadeが終わり、これまでの新作も含めちょびちょび書いていきます。
『Bad North』は面白いけど、スマホ版を出した直後にEpic Game Storeで無料が悲しかったぜ…!
MAGICUS -マジカス-』はわかりづらさがあるけど、序盤を抜けて転職できたあたりからハマって、『ダンジョンメーカー』バリに時間を浪費してしまった…おすすめ。

注目
MAGICUS -マジカス- (App Store 370円 / GooglePlay 360円 / DLsite 330円)
 
3マッチパズル+RPG。飽きるほど遊んだジャンルだが、有料ゲームならではのバランス調整で、引き延ばしなく次々と新要素・新アイテムが出てきて飽きない。
ゲームバランスとしても工夫するほどに強敵を倒せて、強敵を倒すとそのドロップで一気にパワーアップできるのでやりがいあり。
序盤が厳しいが、1時間も遊ぶとハマってやめられなくなる。

宣伝枠
爆走ドリフターズ (App Store 無料 / GooglePlay)
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左右キーとドリフトボタン、ブーストボタンで遊ぶカートレースゲーム。
ローカライズ完璧で、BGMがすべてパリピのパーティーでかかってそうな謎の日本の歌(浜崎あゆみなどを採用しているらしい)に切り替わっていて謎の雰囲気がある。
ゲームとしてはドリフトするほどにブーストゲージが貯まることを利用し、ドリフトでコーナリングしてコーナーを抜けた瞬間にブーストダッシュする堅実なつくり。
かなり面白い。ただ、BGMに脱力する。

おすすめ
Bad North (App Store 610円 / GooglePlay 570円 / Steam 1,520円)
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兵団を率いてバイキングから島の建物を守るミニ・リアルタイムシミュレーション。
ランダムで島や敵の軍勢、全体マップが生成され、仲間を増やして島を守った報酬で兵団をアップグレードしつつバイキングの本拠地まで戦い抜くゲームとなっている。
シンプルだがわらわらと兵士が動く様子は面白いし、忙しくも楽しいゲームになっている。
なお、11月30日までEpic Game Storeで無料配布中(定価で買った直後だったので悲しかった)。

A Long Time (App Store 120円 / Google Play 110円)
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カードを動かして、パネル状にリボンの通り道を作るパズル。
パズルを解いてカードを裏返すと、カードに秘められた人形と人間の男の子の恋の物語が語られる。
落ち着いた音楽をバックに、人形と人間の切ない物語が明かされていく様子に心が締め付けられる。

光るものあり
ロマンシング サガ3 (App Store 2,820円 iPhone/iPad対応 / GooglePlay)
スーパーファミコンで発売された『ロマンシング サガ3』のリマスター版。
8人の個性あふれる主人公たちから1人を選び、世界を自由に冒険して、好きな順番でイベントをこなし、そのイベント結果が世界と物語に影響を及ぼす”フリーシナリオ”を特徴としたRPG。
攻略の自由度があることが奥深さにつながっており、ゲームを深く知ると効率よくイベントをこなしてシナリオを進めることもでき、周回プレイも楽しい。
主人公サラに致命的なバグがあるが、それ以外はたいして問題なし。今遊んでも結構面白い。

FFBE幻影戦争 WAR OF THE VISIONS (App Store 無料 iPhone/iPad対応 / GooglePlay)
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『ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス(FFBE)』の世界“ラピス”を舞台としたタクティカルRPG。
高低差のあるマップで、最大6人のキャラクターを出撃させて戦い、行動順や行動にかかる速度を計算して戦う“タクティクス系”ゲーム。
スマホで言うなら『誰が為のアルケミスト』をFFっぽくした感じで、『ファイナルファンタジータクティクス』に影響を受けた基本無料ゲームと思えばよい。
課金要素は多いが、課金しないでもプレイできるつくり。

Spring Falls (App Store 490円 iPhone/iPad対応 / Steam)
土地をへこませて水をより低い位置に流し込み、苗や草のある土地まで水を導くパズル。
水が溜まっているパネルの周囲のパネルを低い位置まで下げることができ、低い位置に移動しようとする水野性質を利用して苗のあるパネルの横に水を移動させると花が咲き、ステージクリアとなる。
『Cuphead』のリードプログラマーを務めたEric Billingsleyさんが個人で開発したもので、雰囲気を重視し、シンプルなルールで深いプレイを提供する哲学に基づいて製作された作品となっている。
アンビエントな音楽、素朴なギターの音がプレイヤーをリラックスさせる癒しゲーム。

ダイイング:リボーン (App Store 370円 / Steam 1,320円)
謎の手術室で目を覚まし、脱出を試みるホラーゲーム。3Dで作られた部屋を自由に動き回り、気になる場所を調べて、アイテムを得て謎を解く一般的な脱出ゲームのシステムでホラーゲームを楽しめる。
序盤に音楽が分からないと解けない謎があるが、それ以外は問題なく楽しめるはず。移植も問題ないし、日本語対応も良くできていてストーリーもきっちり楽しめる。
Steamやゲーム機でも配信されているが、価格が30%程度と考えるととてもお得。


Ubi's Dimensions (App Store 無料 iPhone/iPad対応 / GooglePlay)
不可思議な道のつながり方をした立体の上を歩き、ゴールを目指すパズルゲーム。
道がつながっている間は、どんな方向に歩いても立体から落ちることなく、重力も中心部に向かって働く。しかし、道がつながっていない方向に動くと即座に落下して画面外に出てしまう。
『Monument Valley』が出てから類似アプリはたくさん出たが、これは神秘的な雰囲気もあってなかなか遊べる。

Bright Memory Mobile (App Store 500円 / Steam 720円)
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超自然科学研究機構(SRO)に所属するシアが、人間を復活させる物質をめぐって浮遊大陸で戦う主観視点のアクションゲーム。
超能力で敵を吹き飛ばして剣で切り刻んだり、FPS同様に銃撃戦をしたり、ときにジャンプやダッシュで危険な地形を回避したりとアクションはかなり豊富。
価格以上には楽しめそうだが、タッチパネルだと操作は忙しい(無理ではない)のでコントローラーで遊んだ方が良いかも。Steam版は日本語に対応しているが、アプリ版は現在日本語未対応。

NABOKI (App Store 120円 iPhone/iPad対応 / GooglePlay 100円)

立方体が寄り集まった物体をタッチし、パズルを解くゲーム。
立方体のどこかに模様やスイッチがあり、その見た目や内容からその効果を推測し、正しい角度から見て解く(初期は立方体をすべて消すことが目的)ゲーム。
少しずつ立方体が消えていく様子が気持ち良くて、作業的ではあるが癖になる面白さがある。

その他
Rebel Racing (App Store 無料 / GooglePlay)

コース取りに重点を置いた基本無料の簡易レースゲーム。
『CSR』や『ドリフトスピリッツ』など、ギアチェンジやコーナリングのタイミングだけを計るタイプの簡易レーシングゲームより少し複雑になっており、左右キーを利用してコース取り、ドリフト(普通に曲がるだけでドリフトになる)のタイミングを計るものとなっている。
コースが円形まで見られて風景がきれいなので、簡易レースで開放感のあるコースを走りたいなら。

ソードアート・オンライン アリシゼーション・ブレイディング (App Store 無料 / GooglePlay)
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アニメ『ソードアートオンライン』のアリシゼーション編を原作として、物語を追体験できるRPG。
ゲームとしては『ダンまち メモリアルフレーゼ』のゲームエンジンを使いまわした感じのフィールド移動+ターン制バトルのガチャRPGとなっている。
見どころは、その映像。静止していると見栄えがするのに、動き始めるとモーションや首の位置が変。なおかつ顔の表情が張り付いているので、真面目な顔で変なモーションを取り続けるシュールな笑いが楽しめる。

Raid Manager (App Store 250円 / GooglePlay 230円)
ss1
MMORPGのヒーラーになり、自動で戦闘するキャラクターたちを効率的に回復していくゲーム。
回復操作だけできるバトルゲームと考えればOK。
ドロップアイテムを得てキャラクターの装備などを入れ替えたり、パーティーを調整したりと、戦闘外のパーティービルドは自由にできるのでハック&スラッシュRPG感もあってそこそこ楽しめる。
が、日本語未対応で説明などを読むのが面倒。

Zombie Cubes 2 (App Store 無料 iPhone/iPad対応 / GooglePlay)
ss1
キューブ型のゾンビが襲ってくる世界で生き延びるサバイバルシューター。
バーチャルスティック移動+360度射撃のツインスティックシューター操作で、ゾンビを撃破するとスコアが増えて新しい銃器や移動先を解放して有利に戦いを進められる。
ショボい見た目だが、遊んでみるとわりと楽しい。

Star Titan (App Store 250円 / GooglePlay 280円)
ss1
ロボットを操作して戦う横スクロールアクション。
バーチャルスティックでの移動、ジャンプボタンとショットボタンで戦うのだが……ショットボタンとジャンプの同時利用が極めて難しく、操作に無理を感じる。
ゲーム自体はグラフィックが洗練されていないが、ボスもちゃんと作ろうとしていてがんばっている感はある(でも単調で面白くない)。