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ケムコ、新作5作発表。レイジングループ作者の新作伝奇ホラー『RD(仮)』、人類滅亡後に稼働するVRMMOゲームを舞台とした終末もの『終末戦記0.1(仮)』など、TGS2019ブースレポート

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東京ゲームショウ2019では、スマホRPGの雄であり、同時に近年アドベンチャーで存在感を増すKEMCOが久々にブースを構え、そこには『レイジングループ』のamphibianさん新作、過去の名作リメイクなどをはじめとして、期待の新作多数発表されていた。

KEMCOブースの発表は、アドベンチャー尽くし。
目玉は『レイジングループ』のamphibianさんが書き下ろす新作伝奇ホラーアドベンチャー『RD(仮)』の発表だろう。
プロット制作が完了したamphibianさんによれば、「レイジングループを楽しんでくれた人も、新しい人も楽しんでもらえるものになる手ごたえを感じている」とのこと。
また、「僕の考えているそのときどきの問題を物語に反映するようになっていて、今回もそうなるので今までのファンの方はそれにも期待して欲しい」と、自信たっぷり。
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▲対魔忍のカードを首から下げつつ、不気味にニヤリとするamphibianさん

さらに、ウォーターフェニックスと共同で製作する新作として、人類滅亡後も稼働し続けるVRMMOゲームを舞台とした『終末戦記0.1(仮)』、恋人ができると即爆発する『デスマッチラブコメ』をリメイクした『DMLC_R(仮)』も発表。
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▲『デスマッチラブコメ』は加筆しない予定だが、イラストが刷新されるとのこと。弱点がイラストだったので、これで完璧。2020年初頭予定。

さらに、意外なゲームも登場した。
『千里の棋譜 ~現代将棋ミステリー~』だ。
コンピュータと人間の将棋勝負を巡り、巻き起こる事件を描いたミステリーアドベンチャーだが、これはすでにスマホでリリースされ、知る人ぞ知る良作として知られている。
が、ゲーム機版はテキストが追加・修正されて2倍の分量になり、音楽は『逆転裁判』シリーズや『グランディア』の岩垂徳行さんが全曲書き下ろしたものになる。

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将棋をゲームで簡単に学べる将棋教室コーナーがあり、プロ棋士の高橋道雄九段、香川愛生女流三段が監修・出演する本格将棋アドベンチャーでもある。

2020年初頭、PS4でパッケージ/ダウンロード、Nintendo Switchダウンロード販売を予定。
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そして、今回初披露の新作としてシティコネクションとケムコがタッグを組んで送る、新作戦略シミュレーションRPG『リベンジ・オブ・ジャスティス』も展示されていた。
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こちらは、プレイヤーの選択によって物語が分岐し、グッドエンドや悲惨なエンドも待ち受けているとのこと。
ゲームの印象としてはライト風味な『タクティクスオウガ』感を感じられた。
体験できたシーンでも金目当ての傭兵団が登場し、金のために死んでいく描写などがあり、物語にも力が入っているようだ。
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そのほか『アスディバインカムラ』、『魔想のウィアートル』などスマホでリリース済のゲームもゲーム機版、パブリッシュする海外ゲーム『スーパー・ストリート: Racer』を展示。
KEMCOはゲーム機に力を入れていくようだ。
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でも、スマホ版もよろしくね(わりとゲーキャス魂の叫び)。

アプリリンク:
RPG アスディバインカムラ (itunes 960円 iPhone/iPad対応 / GooglePlay)
RPG 魔想のウィアートル (itunes 960円 iPhone/iPad対応 / GooglePlay)
千里の棋譜 【アドベンチャーゲーム/将棋ミステリー】 (itunes 無料 iPhone/iPad対応)
D.M.L.C. -デスマッチラブコメ- (itunes 500円 iPhone/iPad対応 / GooglePlay 540円)