アイエエエエ! ニンジャ!? ニンジャナンデ!?
2005年10月に『対魔忍アサギ』が発売され、以後14年も続くシリーズとなった美少女/アダルトゲーム『対魔忍』シリーズ。
近未来を舞台に、異形・人外の存在と戦う屈強な忍者“対魔忍”の活躍と、ハードなエロスを描いてきたシリーズが、GoogleやAppleが認める健全なアプリ『アクション対魔忍』としてリリースされるという。
2005年に支払った私のお金が、まわりまわってこんなところに……と思うと、冒頭のように驚きで叫ばずにいられない。
とはいえ、このシリーズはアドベンチャーかセクシー基本無料RPGのシリーズ。いきなりまともなアクションゲームが出てくるのだろうか……気になった私は、TGS2019に展示されていると聞いて、早速プレイに向かった。
とはいえ、アクションに関してはTGS2019に向かう電車の中でそれなりに不安が晴らされた。
ティザームービーが公開され、予想以上に普通にアクションしていたのだ。
▲攻撃演出が結構よい一方で、歩行モーションがすべっているのが気になる…!
しかし、遊ぶまでその感触はわからない。ということで、TGS2019に忍び込んだ対魔忍ブースで遊んできたら……完全に普通のアクションゲームであった。
ゲームの操作はバーチャルスティックと攻撃ボタン、ダッシュボタン、必殺技ボタン、サポーターボタンの4ボタン。
攻撃ボタンを連打すると、通常コンボが発生する。コンボや攻撃はキャラクターによって異なる。
ダッシュボタンを押すと、残像を残して超高速で短距離を移動する。
使用制限はないようで、TGS版では自由に動き回れて気持ちよかった。
攻撃ボタン長押しで打ち上げ攻撃を行って空中コンボに移行したり、ダッシュボタン長押しでダッシュ攻撃も可能。
サポーターボタンを押すと『対魔忍』の登場キャラクターがカットインで登場し、特殊攻撃を行う。
ただし、正直に言えばカットインと少しの演出で終わるサポーターには、少し物足りなさはあった。
一方、必殺技は良かった。
「あのエロゲーが、いきなりアクションになって大丈夫!?」
なんて気持ちでプレイに行ったが、出てきたのは思ったよりもちゃんと作られたアクション。
試遊版は敵があまり攻撃してこなかったので簡単だったが、その気になれば超スピーディーに動いて、ゲーム機ばりの手ごたえが出せそうななものだった。
TGSではコントローラーで、大画面・大音量でプレイしているので通常のスマホ環境と異なるが、攻撃に関してはスピーディーでかなり爽快に感じた。
セクシーなアクションゲームを探しているなら、事前登録してみるのもいいのではないだろうか。
なお、対魔忍的な文法として隠れ機能があるのではないかと、係員さんに「バトルに負けると何かありますか?」と聞いたところ、「健全なゲームなので負けても何もないはずです(※)」とのこと。
※実際に負けても何もなかった
だが、そうなると気になる。
対魔忍を健全ゲームにする理由とは、いったい何なのだろうか。
それに関して、いくつか質問させていただけることになったので、今後記事になる(返事をいただければ)のを楽しみにしておいて欲しい。
関連リンク:
アクション対魔忍