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ふり向けばセガがいる著者、我慢できずゲーム制作に踏み出す。80年代PCアドベンチャーを現代に問う『レトロゲームエイリアンズ』 #BitSummit

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その昔、アドベンチャーゲームはゲームの花形だった。
パソコンの、ゲーム機の全性能を使って美しい1枚絵を描画する各シーンは見栄えがしたし、謎解きという仕組みも性能が低い時期のゲーム機にはマッチしていた。
そんな、懐かしの80年代アドベンチャーを“現代で遊べる意味を持って”よみがえらせるゲームが、インディーゲーム展示イベントBitSummit 7thに展示されていた。
そのゲームの名は、『レトロゲームエイリアンズ』だ。

ゲームを開始すると、謎の少女からゲーム機を手渡され、ゲームを遊ぶように頼まれる。
ゲーム機の中を見れば、レトロなアドベンチャーゲームが詰まっている。BitSummit版では、その中の『王家の棺』をプレイできた。
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実際にゲームを起動してみると……完全にレトロ。
色数が少ない(昔のゲーム機は同時に多くの色を使えなかった。写真などもってのほか)中で必死に何かを表現していたあの頃の映像を思い出す。
これらのゲームは実際に80年代に人気を得た懐かしのゲームをオマージュしており、当時のプレイヤーなら「なるほど」と思えるものになるとのこと。
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そして、“みわたす”、“きたに いく”、“ひがしに いく”など、不便なコマンドの数々。
懐かしい。しかし、現代にこんな古いゲームを遊ぶ人がいるのだろうか……?
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そう思って作者さんに話を聞こうとしてみると、そこにいたのはファミ通などで筆を執るゲームライター戸塚伎一さん。
「ふり向けばセガがいる―遊んで描いて駆けぬけたコンシューマ・ゲーム史」を著書に持つ有名セガ系ライターである。

なんと、彼は取材でインディーゲームに関わるうち、実際にゲームを作りたくなって『レトロゲームエイリアンズ』の製作を始めてしまったのだとか。
そして、ゲーム内容としても古の名作をオマージュしたゲームを遊んでいることから、何かが見えてくるものになっているという。


単にレトロな作品が好きな方だけでなく、レトロの中に謎が秘められた現代的な作品になるのだろう。
ライターではなくゲーマーとして戸塚さんの人生を振り返りつつ、現代のプレイヤーに向けても意味のある作品として昇華させる作品になるのではないか……私はそんな印象を受けた。

『レトロゲームエイリアンズ』は現在はPC向けに開発されているが、製作に使用しているティラノエンジンというツールがスマホに対応しているため、スマホ版の可能性もあるとのこと。
アドベンチャーとスマホの相性は良いので、手元で遊べることにも期待して待ちたい。

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