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未完成ながら、すでに面白い。ポテンシャルを感じたパズル『ロケットパズル』レポート #TokyoSandbox

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ベルサール秋葉原で開催されたインディーゲーム展示会『Tokyo Sandbox』で展示されていた『ロケットパズル』。
本作には特筆すべきところはない。ただ、わかりやすくて面白そう。
未完成ながら堅実な面白さが光る本作からは、かなり化ける可能性を感じた。

『ロケットパズル』は『倉庫番』の系譜に連なるシンプルパズルの一種で、ロボットを操作してロケットを押し、母船まで届けてからロボット自身もロケットに帰るパズルゲームになっている。
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ロボットはロケットエンジンの炎を通過できないが、障害物でエンジン部を塞ぐとロケットが眠りにつき、道が開ける。
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また、ロケットはエンジンの力によって直進する性質を持っているが、眠っている間は進まない。
ただし、少しでもロボットが押せば再び目を覚ます。
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これだけの覚えやすいルールだが、いざ遊んでみるとロケットを動かす順番に頭をひねるものとなっていた。
ロケットが増えてくると手順も複雑になり、それなりの難しさにもなる。
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スマホには、こういったシンプルで安価で面白いパズルは大変多く、平均レベルも高い。
だが、この『ロケットパズル』に関してはそれらのライバルと戦えそうなポテンシャルを感じた。
Tokyo Sandbox版はまだ未完成な部分があるように感じられたが、磨き方次第では120円級、360円級、600円級と、段階を踏んで面白くなっていくに違いない。
本作に関しては、追加情報が公開され、面白くなりそうならまた紹介したいと思っている。
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ロケットパズル - 29Games