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『妖怪惑星クラリス』のメインシナリオを手掛けた星野一人さん新作発表。100編の短編を詰め込んだノベルゲーム

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何か嫌なことがあったのなら、話してごらん。
吐き出すことで楽になれるのなら、聞いてあげるよ。それとも、私がなにか話してあげようか―――
謎の少女が語る、100編を超えるショートストーリー。
生きるのに疲れたあなたへの、「読む」処方箋。

『妖怪惑星クラリス』メインシナリオライターを務めた星野一人さんが、新作ノベルゲームを発表した。
本作は疲れた人への「読む」処方箋……らしいのだが、送られてきたスクリーンショットからして奇想天外なワードが見られる。果たして本当に癒し系ゲームなのだろうか……。

本作は鬱病の「読む」処方箋のようなものを目指しており、自分は生きる価値がないとか、社会に対する不安とか、胸を締め付ける漠然としたものを、文章を読んだりゲームをすることで解消できれば、と思って作っているとのこと。
ただし、その内容はというと「後味が悪くて暗い」という。

もともと、星野一人さんは現実で嫌な出来事に遭遇して誰かに殺意を抱いたとき、代償行為として小説を書いていた。
小説のコンセプトは、一話三分、一話完結、一話一殺。そんな小説が100編も収録されている。

もはや、どんなノベルゲームなのか想像もつかない。
幸い、3月16日(土)~3月17日(日)に行われるBooth Festival デジタルゲーム回でPC向けに発売される(アプリ版も検討中)そうなので、そう時間をおかずにその疑問は解消されそうだ。

また、発売に先駆けて本日3月12日(火)21時45分より、ゲームキャストの管理するDiscordサーバー(チャット掲示板)にて、質疑応答とβテスターの募集が行われる。
『妖怪惑星』のメインライターと直接話せる機会なので、お時間がある方はぜひ参加を。