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『荒野のコトブキ飛行隊 大空のテイクオフガールズ!』サービス開始。オープニングのワクワク感が異常

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バンダイナムコの新作『 荒野のコトブキ飛行隊 大空のテイクオフガールズ!』のメンテナンスが明け、ついにiOS / Androidでサービス開始となった。
本作は少女パイロットが荒野を舞台に繰り広げる航空バトルRPG。
いわゆるオート+スキルのバトル、キャラの欠片を集めてレア度をで上限突破する中華系RPGの仕組みを採用している作品なのだが、3Dキャラ演出とオープニングはとても良かったので紹介しておく。

まず、タイトル画面。背後でアニメが動いており、始める前から気分が上がる。これぞ、アニメ原作物の特権か。
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そして、ゲームをスタートすると360度見渡せるコックピット画面から出撃。ここの作りこみ文句なしに素晴らしくて、開始時のワクワク感は異常。
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また、ストーリーパートでは単にキャラクターを映して人形劇をやるのではなく、キャラごとにカメラを切り替えて会話を演出。
この演出もキャラクターの3Dモデルもとても良い。
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さらにメニュー画面の風景、拠点の3Dもこの通り。もう少しキャラクターの反応が作りこまれていたらハマったかもしれない。
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もちろん、飛行機も3Dで再現されており、雰囲気はとてもよく出ている。
ゲームが進めば零戦などの実在の飛行機を自分の手で製造したり、塗装も可能になる。
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で、ゲームのメインは好みのパイロット6人を6機の戦闘機に乗せて出撃させ、戦うバトルとなっている。
基本的なルールは『プリンセルコネクト:ReDive』などと同じ(+キャラ属性がある)中華系RPGベースの戦闘。
攻撃がオートで行われ、プレイヤーはスキルのチャージがたまったときだけ、プレイヤーが指示を出してスキルを使用できる例の仕組みだ。
ただ、バトル画面は基本上空視点と少し特殊。
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全体的に地味に進むのが少し辛い。
飛行機が戦っている様子を拡大する視点もあるが、これも機銃中心のバトルなので派手さには欠ける。
また、バトルではなぜ勝っているのか、なぜ負けているのかがわかりづらく、そういった点でもいまいち面白みに欠ける気がする。
空戦をRPGとしてうまく落とし込み切れていない印象を受けた。
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少しプレイしてみた感想で言えば、演出や3D(とくにオープニング)のクオリティは高く、ゲーム開始までの流れやメニュー画面は一見の価値があると言える。
バトルの問題が顕在化するか、キャラや3D演出でそれを乗り越えてしまうのか、どう転ぶだろうか。

『荒野のコトブキ飛行隊 大空のテイクオフガールズ!』は、こんな方なら触ってみてもいいかもしれない。
・原作のファン
・中華系RPGシステムで空戦物をやりたい

アプリリンク:
荒野のコトブキ飛行隊 大空のテイクオフガールズ! (itunes 無料 iPhone/iPad対応 / GooglePlay)