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シナリオ『FF7』の野島一成さん、サウンドに『オウガバトル』の崎元仁さんなRPG、『Project Babel』の新動画公開&事前登録開始

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コロプラの新作RPG『Project Babel』(仮称)の新動画と共に、事前登録が始まった。
本作は謎の塔がそびえ立つ世界を舞台に、少年ライと少女マイリージャの2人の物語が描かれる本格RPGとされ、シナリオに『FFVII』の野島一成さん、サウンドに『オウガバトル』シリーズの崎元仁さんを迎えている。

予告動画はこちら。

さて、ここからはコロプラフェスの舞台で話されたことをまとめていく。
まず、Project Babel(仮)は、多くのキャラを切り替えて戦うのではなく、メインキャラだけで物語のラストまで進行するゲームとのこと。
そうなると、キャラガチャ方式は難しそうだが……そのあたり、どう対処するのか気になる。
フィールド移動は『アナザーエデン』方式で、ゲームはランダムエンカウント。バトル部分はターン制のコマンドバトルになる。
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戦闘で使用するスキルは付け替え可能、パーティは最大4人で、陣形によって能力が変化する。
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ボス戦時、ブレイクゲージを減らす事でダメージ2倍になり、更にブレイク中にゲージを削るとダウン状態になるシステムも。弱点攻撃などがポイントになるのだろうか。
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トークセッションでは、まず野島さんが「画面の大小によるシナリオの構築方法が違うのが気になっていて、躊躇してたのと、タイミングが合わなかった事もあって、今回、モバイルでのシナリオは初」と明かす。
また『FF』全盛期には強大な敵に立ち向かうアクティブな物語が主流だったが、昨今は自分たちの世界を守るなど、ある種受け身の物語がウケているので、その融合を果たそうとしたとのこと。
さらに、「昨今はキャラクタは愛されてるけど、物語がないがしろになってる感がある。このゲームでは、じっくりと物語を味わってもらいたい」と、物語に対して自信を見せた。
(※厳密には『メビウスファイナルファンタジー』で監修をしている)

一方、音楽の崎元さんは、「日本のゲームシーンではSFは売れないと言われていて内心忸怩たる想いだった。今回はSF要素もあり、音楽にもそういった要素を組み込んだ」とトーク。
「ティザームービーで流れたメインテーマは、物語の導入の抑えた曲調から飛翔するような転調を行い、未だ始まっていない物語をイメージしてもらいたいと思った。
ティザーやPVを見て、ビビっとくる所がある人には、とりあえず触ってもらいたい。音楽は方向性の統一ができている自信がある」とのこと。

コロプラフェス(12月15日~12月16日)でゲーム内容の詳細は明かされていないが、見た感じではコロプラ版の『アナザーエデン』な立ち位置に見えなくもない。
最近、1人でも遊べるゲームが増えつつあるが……もしかしたら、このゲームもそういった者になるのだろうか?
リリースされる2019年が待ちきれない。

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